【医師監修】生後6ヶ月赤ちゃんの成長や特徴から身長・体重・健診・離乳食までを紹介

 専門家監修
公開日:2018/03/01
更新日:2019/07/05
【医師監修】生後6ヶ月赤ちゃんの成長や特徴から身長・体重・健診・離乳食までを紹介
監修
渡辺とよ子先生
わたなべ医院院長

赤ちゃんが生まれてから半年がたちました。寝返りが完成し、そろそろおすわりができる子もいて、毎日新しい世界を体験しています。生後6ヶ月赤ちゃんの成長や特徴など、ドクター監修のもと、詳しく紹介していきます。

生後6ヶ月赤ちゃんの風邪

生後6ヶ月を過ぎると胎児の時にもらったママからの免疫が切れてくるので、病気にかかりやすくなります。様子がおかしい時は早めに病院に連れていきましょう。

熱が出ている時

普段から平熱を知っておきましょう。予防接種を受けるときには必ず体温を測りますから、体温が上がると赤ちゃんを抱いた感じでもわかるようになります。発熱している時は体の水分が失われます。ほうっておくと脱水症状を起こすこともありますので、水分補給をしっかりしましょう。熱が上がり切ったら体に熱がこもらないよう、涼しい服装で静かに過ごしましょう。発熱の仕方にも個人差があり、すぐに39℃40℃になる子もいれば、38℃どまりの場合もあります。発熱以外に何も症状がない場合、水分が取れていればあわてることはないのですが、初めてのお子さんで発熱にどう対処してよいかわからない場合は、医師に相談してください。

咳が出ている時

咳も気になる症状ではありますが、その程度によります。咳がひどくて授乳ができない、むせてしまう、食べ物を吐いてしまう、眠りが妨げられるほど、などの場合は受診して医師の指示に従ってください。その咳が急性の風邪に伴うものは、医師の指示に従い投薬を受けてください。風邪はおさまってきたが咳だけ残っている場合、寝入りばなや、明け方に数回咳をするだけで、昼間はほとんど咳をしない場合は様子を見てよいでしょう。赤ちゃんの背中に耳を当てて聞いてみると、「ヒューヒュー」音がしている場合は、喘息様気管支炎かもしれません。昼間のうちに小児科を受診して相談しましょう。咳予防の環境対策としては、部屋の掃除をすること、布団などのほこりも咳を誘発します。空気の乾燥も、気道の粘膜を弱めますので、湿度を保つよう工夫してください。

予防接種について

予防接種は生後2ヶ月から接種を始めましたね。最初は種類が多くて戸惑ったりされたお母さんも、6ヶ月になるとだいぶ慣れてきたでしょう。ここではこの時期にお母さんたちから寄せられる質問にドクターがお答えします。

予防接種のスケジュールが狂ってしまったら何を優先すればいい?

現在は乳幼児の予防接種はすべて個別接種ですから、スケジュールが分からなくなった時点で、母子手帳の予防接種のページを見て、済んだものを確認してください。引っ越しや、次の子を妊娠した場合など、予定通り予防接種に行けないこともありえることです。ゼロ歳児であれば、優先順位は、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、四種混合ワクチンなどです。1歳を過ぎていたら、MR(はしか・風疹)ワクチンが優先です。小児科に連絡して、確認してもらってください。

複数回受けるワクチンを途中でやめたらどうなる?

ワクチンは、規定回数を受けてはじめて、病気の予防に必要な抗体ができるように作られています。規定回数を受けなくても、1回でも受ければ多少は効果がある、と思いがちですが、確実な予防効果は期待できません。期間が空いてしまった場合は、ワクチンによりそれぞれ決まりがありますので、小児科医に相談して適切に接種をしましょう。

監修
渡辺とよ子先生
わたなべ医院院長
札幌医科大学医学部卒業後、国立小児病院新生児科(NICU)や東京都立墨東病院周産期センター新生児科部長、同病院副院長をへて2014年より現職に。多くの乳幼児をみてきた渡辺先生ならではの、的確で親切な助言が好評。これまで『母乳育児 ミルク育児の不安がなくなる本』(主婦の友社)など監修に携わった育児本多数。

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