新生児の沐浴のやり方・手順を写真で解説!準備・温度と期間はいつからいつまで?

 専門家監修
公開日:2018/03/06
更新日:2019/07/02
新生児の沐浴のやり方・手順を写真で解説!準備・温度と期間はいつからいつまで?
監修
五十嵐 隆
国立成育医療研究センター 理事長・総長

産院から退院した日から、すぐに赤ちゃんのお世話が始まります。その中でも、育児初心者のママ・パパにとって難易度が高いのが、沐浴でしょう。慣れないうちは、赤ちゃんが動くと落としそうになるなど、こわごわかもしれませんが、何回も行うことでだんだん上手になっていきます。入れ方の手順やコツを覚えて、あせらずに入れてあげましょう。

沐浴とは?

沐浴の目的

感染予防のため、ベビーバスなどで入浴させるのが沐浴です

生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いため、お風呂で細菌感染などしないよう、大人とは別にベビーバスなどで入浴させます。これが、「沐浴(もくよく)」です。赤ちゃんの体は新陳代謝や脂分の分泌が盛んなうえ、おむつをつけているため、新生児でも思った以上に汚れがちです。体を清潔に保つだけでなく、体のどこかに湿疹などがないかボディチェックをするためにも、1日1回は沐浴をしましょう。

赤ちゃんの沐浴・お風呂はいつから、いつまでやるの?

沐浴の開始時期の目安

沐浴は退院した日からスタート

生後1ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、まだ抵抗力が弱く、細菌などに接すると感染してしまう恐れがあります。産院から退院してきたら、その日からベビーバスなどで沐浴を始めましょう。

ベビーバスは、一般的な床置きタイプ、シンクにはめて使うタイプ、空気を入れてふくらませて使うエアータイプなど、素材もサイズもいろいろあります。また、赤ちゃんの体が入れられる大きさで清潔なものであれば、大きめの洗面器などを使ってもかまいません。家庭に合ったサイズの使いやすいものを選びましょう。

沐浴のやめどきの目安

生後1ヶ月ごろ

ベビーバスを使った沐浴は、生後1ケ月ごろまで続けます。1ケ月健診でおへそをチェックし、しっかり乾燥していれば、大人といっしょにお風呂に入れてもいいと言われるでしょう。ただ、ママと赤ちゃんの2人だけで入浴するなど、おふろに入れるのが大変な場合は、ベビーバスを使い続けてもかまいません。体重が4kgになるくらいまでは、ベビーバスでも無理なく入れられるでしょう。

大人と一緒にお風呂に入るようになると、赤ちゃんをお湯のきれいな一番風呂に入れたくなるかもしれませんが、こだわらなくても大丈夫。生後1ケ月過ぎると、赤ちゃんも抵抗力がかなりついてきているので、細菌感染などに神経質にならなくてもいいのです。ただ、浴槽は使用後に洗い、乾燥させて清潔にしてからお湯を張るようにすると安心です。

監修
五十嵐 隆
国立成育医療研究センター 理事長・総長
東京大学医学部卒業後、都立清瀬小児病院、東大附属病院小児科助手、ハーバード大学ボストン小児病院研究員、東大附属病院分院小児科講師などをへて、2000年に東京大学医学部小児医学講座教授に。2012年より現職。日本小児科学会会長などの要職も務める。私生活では3人の男子の父。

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