赤ちゃんの1ヶ月健診の内容は?平均体重や身長の目安と持ち物、服装【医師監修】

 専門家監修
公開日:2018/01/12
更新日:2018/08/29
赤ちゃんの1ヶ月健診の内容は?平均体重や身長の目安と持ち物、服装【医師監修】
監修
木下智恵先生
成城木下病院

赤ちゃんを育てていると、健康にすくすくと大きくなってほしい…何よりもそう願いますね。そんな赤ちゃんの成長をチェックするのか、『健診』と呼ばれるものです。どんな目的でどんなことをするのかを知って、きちんと受けておきましょう。

1ヶ月健診のとき、母親は何を診られるの?

母体の戻り具合をさまざまチェックします

赤ちゃんの1ヶ月健診時には、ママも以下のような項目をチェックし、母体の状態などを見ます。母体の戻り具合が順調で問題がなければ、湯船に入る入浴や産後のセックス再開などがOKとなります。

・血圧測定、体重測定

・血液検査

・子宮のエコー(子宮が元の状態に戻っているか)

・悪露が出ているかどうか

・会陰切開をした場合は傷の治り具合はどうか

・帝王切開の場合は、傷の治り具合はどうか

さらに、産後の1ヶ月健診は、ママの育児不安にこたえることも重要なポイントです。育児に対する気がかりがあるときは、些細なことでもいいので医師または看護師さんに、遠慮なく相談しましょう。

1ヶ月健診の持ち物は?保険証は必要?

1ヶ月健診は、初めての長時間の外出という赤ちゃんが多く、場所にも慣れないために、赤ちゃんがグズってしまうことがよくあります。できるだけスムーズに健診が受けられるように、持ち物は事前の準備をしっかりしておくことが大切です。

1ヶ月健診に持って行くもの

おくるみ

会場では、赤ちゃんをおむつ1枚にして移動することがあります。赤ちゃんをサッとくるんで抱っこできるよう、おくるみやバスタオルは必需品。

ガーゼやタオル

赤ちゃんが吐いたり、汗をかいたりしたときのため、ガーゼやタオルは多めに持って行くと安心です。

紙おむつ

健診の順番待ちのため、時間がかかることもあります。最低でも2~3枚は持って行きましょう。いつもは布おむつの場合も、健診時は紙おむつが便利です。

着替え

ミルクを吐いたり汗をかいたり、おむつからうんちやおしっこがもれることもあります。少なくても、肌着とベビー服の1セットは持って行きましょう。

母子健康手帳、健康保険証、問診表

1ヶ月健診には、母子健康手帳と健康保険証、問診票が必要です。問診票は事前に記入して、専用ポーチなどにひとまとめにして、持参しましょう。

メモ帳・筆記道具

健診時に聞きたいことは、前もってメモしていくと聞き忘れがありません。医師や看護師さんからのアドバイスも、書きとめましょう。

1ヶ月健診は、どんな服装が適切?

前あきで、脱ぎ着がしやすい服装が〇

健診では、赤ちゃんの衣服を脱がせます。前あきの短肌着や長肌着、コンビ肌着などのうえに、ツーウェイオールなど前あきのベビー服を着せれば、脱いだり着せたりがしやすいのでいいですね。

健診の会場内は、赤ちゃんが裸になったときのため、室温が高い場合が多いですし、行き帰りの移動で汗をかくこともあります。手軽に調節ができるよう、おくるみやバスタオルなどを持って行くと便利です。

ママの服装も、脱ぎ着がしやすいものにしましょう。内診もあるので、パンツスタイルよりワンピースやスカートのほうが診察を受けやすくておすすめです。また、靴も脱ぎ履きがしやすいよう、ブーツやヒモ靴などは避けましょう。

乳腺炎など、乳房にトラブルがあって診てもらう場合は、ママも前あきのブラウスやシャツなどを着ていくといいですね。

1ヶ月健診への交通手段でおすすめは?電車でも行ける?

赤ちゃん連れで動きやすい交通手段を選びましょう

1ヶ月健診は、おそらくママと赤ちゃんの初めてのお出かけになることも多いはずです。特にママと赤ちゃんの2人で行く場合、首がすわる前の赤ちゃんを連れたうえに、荷物を持ってどうやって行こうか迷うかもしれませんね。また、車や電車、バスなど、乗り物の振動が赤ちゃんの体に与える影響を心配するママもいるようです。

健診を受ける場所までの距離にもよりますが、30分~1時間くらいで行けるなら、どんな交通手段でも、赤ちゃんの体への負担はそれほど気にしなくて大丈夫。ママが一番行きやすい交通手段を選ぶといいでしょう。

車なら、人ごみを通ることもなく、荷物があっても楽ですね。ただし、自家用車で行く場合は、必ず新生児からOKなチャイルドシートを使いましょう。渋滞に巻き込まれて、移動時間が長くなることも考えられる場合は、おむつや着替えなどを余分に持って行くと安心です。

また、ママが運転して行く場合、赤ちゃんが泣くなどで気をとられると事故の心配もあるので、運転にはくれぐれも注意しましょう。

電車やバスの場合、人ごみは避けられないことも多いですね。でも、この時期の赤ちゃんはママからもらった免疫があるので、病気に感染しないかと神経質になりすぎることはありません。とはいえ、できれるだけラッシュにぶつからないよう、移動する時間は調整をしましょう。

赤ちゃんはどうやって連れて行く?エルゴで抱っこしていってもいい?

抱っこでもベビーカーでも、ママが移動しやすいほうでOK

健診の会場への距離にもよりますが、抱っこは気軽に移動できますし、赤ちゃんもママに密着しているので、移動中も安心しておとなしく過ごしてくれるでしょう。抱っこの場合は、いざという時に手があくように新生児から対応している抱っこひもを使うといいですね。

抱っこの場合は、できるだけ荷物をコンパクトにまとめることがポイントです。また、財布や携帯、交通系ICカードやハンカチなどすぐ取り出す必要のあるものは、まとめて小さいバッグなどに入れておくといいでしょう。

ベビーカーは赤ちゃんを乗せて荷物も積めるので、ママが楽ですね。ベビーカーの振動が赤ちゃんに負担になるのでは、と気にするママもいるようですが、新生児から使用できるベビーカーで国の基準を満たしているものなら、赤ちゃんの体への影響を心配しなくても大丈夫です。

ベビーカーで行くとしても、途中で赤ちゃんが泣きだすことも考えて、念のため抱っこひもも持って行くと安心です。また、ベビーカーで電車移動をする場合は、駅のエレベーターの場所などの設備を事前に調べておくといいですね。

取材・文/村田弥生 撮影/目黒-MEGURO.8(TOP画像)
※ 記事内の健診風景の画像は、生後1カ月赤ちゃんではありません。

監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。
成城木下病院

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