生後5ヶ月の「ベビーベッドに置くと気づかれてギャン泣き…」~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第4回子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

 専門家監修 公開日:2017/11/24
生後5ヶ月の「ベビーベッドに置くと気づかれてギャン泣き…」~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第4回子どもの睡眠コンサルタント愛波文】
監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント

アメリカのIMPI公認、日本人初の子どもの睡眠コンサルタントとして活動する愛波 文さんの連載の第4回め。科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドは、赤ちゃんの睡眠まわりの悩みをもつママが実行すると、今まで困っていた問題がすっきり改善すると評判。実際に寄せられた生後5ケ月の赤ちゃんの睡眠についての悩みに、愛波さんが具体的解決策を提案! 生後5ケ月、授乳のあとにベビーベッドにそっと置いた瞬間に大泣き…どうすればベビーベッドで長く寝てくれるようになるのでしょうか? 

今月の「赤ちゃんの睡眠についてのお悩み」

“背中スイッチ”が敏感で、授乳後にベビーベッドに寝かせられない!

生後5ヶ月の息子がいます。新生児の頃からベッドで添い寝、添い乳をしているのですが最近2時間おきに起きるようになってしまい正直しんどいです。ベビーベッドがあるので、授乳をして抱っこした後にベビーベッドに置いてみるのですが、置いた瞬間に“背中スイッチ”が入り、必ず起きてギャン泣きします。夜中に授乳をしないようにしても泣き叫んであばれてしまいます。どうすればよいのでしょうか?(Cママ・生後5ヶ月男児)

子どもの睡眠コンサルタント・愛波 文先生からのアドバイス

睡眠の土台づくりはできていますか?

ご質問ありがとうございます。毎晩お疲れさまです。
「授乳=寝る」という癖をとっていく必要がありますね。子どもは、寝たときにはおっぱいが口に入っている状態で抱っこされていたのに、起きたらおっぱいがない!と不安になっています。どのようにこの癖をとっていくのがよいのでしょうか?

まず睡眠改善をしていく中で一番大切なのが、「睡眠の土台」を整えることです。「睡眠の土台」に関しては第2回目のこちらで説明しているので参考にしていくださいね。5ヶ月でしたら、まだ決まった1日のスケジュールがないかもしれませんが、これから徐々に日中は朝寝、昼寝、夕寝と3回寝るようになってきます。5ヶ月の活動時間(起きていられる時間)は1時間半ぐらいです。子どもの眠い合図も観察してほしいのですが、1時間半以上起きている場合は疲れすぎで寝ぐずりをしたり、昼寝が短くなってしまったり、逆に興奮しすぎた状態になってしまう可能性が高くなります。疲れる前に寝かしつけをすることがポイントになってきます。

睡眠環境や親子の触れ合いの時間も大切になってきますので睡眠の土台をまず調整してみましょう。日中子どもが「あー」や「うー」と声を出していたら、会話をするように話しかけてあげましょう。毎日きちんと触れ合いの時間をとることが子どもの心の安定にもつながってきますので最低でも20分はテレビ、携帯なしで向き合ってみてください。

必要回数以外の夜間授乳をやめることからはじめましょう

「睡眠の土台」が整った後に、必要以外の夜中の授乳をなくしていきましょう。まず活動時間を超えないように毎日の寝かしつけルーティーンを行い、ベビーベッドに子どもを横にさせます。「授乳=寝る」の関連性をとっていく方法は第3回目のこちらに書いてありますのでぜひ試していただきたいと思います。もしいま寝かしつけのルーティーンがお風呂→お着換え→授乳→就寝、と就寝の前に授乳をしてたら、授乳のあとに絵本1冊を入れるといいかもしれません。そうすることで、「授乳=寝る」の関連性をうすくしていくことができます。新しいルーティーンが、お風呂→お着換え→授乳→絵本→就寝になります。絵本を入れることで活動時間が長くなりすぎないように、お風呂の時間を前倒しにして調整をしてくださいね。この時期、就寝前の絵本は毎回同じ絵本にすることで、「この絵本を読んだら寝るんだ」と理解してきますので、安心して寝てくれるようになります。赤ちゃんは一貫性をもったルーティーンを好みます。特に睡眠改善を行う時期は一貫性を持って続けてあげることを心がけてください。

赤ちゃんが乳房を探しづらい服装で最初の数日を乗り切って

夜中の対応ですが、夜間に授乳する時間を決め、決めた時間以外はとんとんや抱っこなど授乳以外の方法であやしましょう。授乳以外の時間はお父さんが担当してもいいでしょう。お父さんだと母乳は出ないので赤ちゃんの抵抗が少なくなることがあります。ぜひお父さんにも助けを求めてみましょう。もしお母さんが夜中の対応も行う場合は、乳房をすぐ出せない格好をしてみるのもいいですね。Tシャツを二枚重ね着したり、タートルネックを着て対応するとよいでしょう。特に最初の数日間は、お母さんは疲れると思います。ですので、昼寝を一緒にしたり、ベビーシッターや家族に日中少し見ててもらって自分は夜に備えて少し睡眠をとりましょう。この時期でしたら「睡眠の土台」が整っていて、一貫性をもって行えば3~4日で夜中の授乳の癖はとれるようになります。新生児から生後5ヶ月まで添い乳をしていたので、赤ちゃんも最初は抵抗して泣くかもしれません。「睡眠の土台」がきちんと整っていたら、“今までと違うから泣いている”だけで“寝方を教えてあげてるんだよ。大丈夫だよ”という心を持ち、一貫性をもって続けてみましょう。何事も一晩で改善はされませんので、続けてあげることが成功に繋がってきます。

1日頑張って、次の日は疲れてしまったからベッドに連れ込み、再び添い乳をしてしまうとお子さんはもっと混乱してしまいます。お母さんがやると決めたら、頑張って続けてみてください。応援しています!

監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社出版)著者。子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IMPI日本代表。Sleeping Smart®代表。慶應義塾大学卒業。 2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから子どもの睡眠科学の勉強をはじめ、アメリカで米国IMPI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談、日本人向けに子どもの睡眠教育プログラムを提供。IMPIと提携し、妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。
Instagram https://www.instagram.com/aya_aiba

 

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