整理収納アドバイザーが教える!「捨てる」から始めるすっきりキッチンの作り方

コラム 公開日:2018/01/13
整理収納アドバイザーが教える!「捨てる」から始めるすっきりキッチンの作り方

食器やフライパンや調味料など、ついつい出しっぱなしになっていたり、ごちゃっと棚に入れてしまって取りづらかったり、キッチンの収納に悩むママは多いもの。そこで、整理収納アドバイザーにキッチンの整理収納のコツを教えてもらいました。整理収納前のキッチンと、整理収納後のキッチンが比較できる写真つきだから、ポイントがよ~くわかりますよ!

ごちゃごちゃキッチンの整理収納Before→After

まずは、物を3分の1捨てることからスタート!

最終的にキッチンスペースだけでゴミ袋8袋以上の不用品が出ました。

整理収納を始める際に、そんなに構えなくても大丈夫。極端に頑張ろうとしなくても少しだけ、3分の1だけ捨てると考えれば気楽に始められるはずです。たとえば、似たようなボウルが3つあれば1つは捨てる、家族の人数以上のお皿があれば人数分に減らすなど。結果的に、少ないかな?と思うくらいの量をキープすることでシンプルな生活が送れます。
また、よりシンプルさを追求するなら、物を置きにくい状態をつくってみましょう。キッチンスペースや机の上でもどこでも、物を出しているとついついそこに置いてしまうのが人間心理。ワンランク上のきれいを求めるなら、必要最低限の物だけを出すように心がけてみましょう。

ケース1
調味料スペース&シンクまわりは見せる収納、隠す収納を考える

<調味料収納のBefore>

Before

よく使うおたまなどの調理道具が中に、見た目がにぎやかな調味料類が外に。何を出して何を出せないかが考えられていない。

<調味料収納のAfter>

After

よく使う調味料は箱から出してまとめておくと料理の時短になります。

<調味料収納のPOINT>
①オイル類や調味料は隠して収納
②おたまやヘラはよく使うので見せて収納
③細かい調味料は箱から出して使いやすく
物を減らしたわけではなく、調味料と調理器具の収納場所を入れ替えただけ。おたまやヘラなどはシンプルに見せて収納してみて。

<シンクまわり収納のBefore>

Before

配膳がスムーズにできるシンクまわりなのに、物が雑多に置かれてしまいもったいない。ここに置けば「片づけた」という意識になってしまいがち。

<シンクまわり収納のAfter>

After。(写真右)よく使うもの、アルコール消毒液などはラベルをはがして上手に見せる収納に。

<シンクまわり収納のPOINT>
①シンクまわりは極力物を置かない
②冷蔵庫付近は必要最低限の物を
③水切りカゴは使うときだけ出す
リビングから見て一番目につくシンクまわりがすっきりすると、生活感がない雰囲気に。水切りカゴは使わないときはしまって。

ケース2
食器棚&吊るし戸棚はスペース活用を考えて収納する

<食器棚収納のBefore>

Before

一見きれいに整頓されているように見えるが、食器類は種類別ではなく“使用目的”や“使用頻度”で分別するとより使いやすくなる。

<食器棚収納のAfter>

After

<食器棚収納のPOINT>
①上段は毎日使うお皿や家族のコップ
②中段はたまに使うお皿と来客用コップ
③下段はあまり使わない食器類やグラス
仕分け方は、「よく使う」「たまに使う」「来客用」「季節物」で区別してみて。詰め込み過ぎない収納ですべてのお皿を把握。

<吊るし戸棚収納のBefore>


Before

吊るし戸棚は天井に近い壁に設置されているので、高いところに手をのばさないといけないですよね。だから、あまり使わないと判断した物を、なんでもポイポイ入れてしまいがち。

<吊るし戸棚収納のAfter>

After

<吊るし戸棚収納のPOINT>
①スペースがあっても単体置きする
②カセットコンロなどは箱から出して収納
③ボックス収納でワンアクションで取り出す
吊るし戸棚は奥行きもあり、何を入れたのか把握しにくい。だからこそ、単体で物を置いたり、ボックスでまとめた収納を。

ケース3
コンロ下&デシャップは必要な物だけを厳選ピックアップする

デシャップとは、厨房などで料理の盛り付けを行うカウンタースペースのこと。一般の家庭だと、キッチンの壁に置くキャビネットタイプの食器棚の天板スペースがそれ。盛り付け作業や調理道具置き場に使っている人も多いでのはないでしょうか。

<コンロ下収納のBefore>

Before

せっかくファイルケースで仕切られているのに、似たような鍋やフライパンの数が多すぎて台無しに。重ねすぎで取り出しにくい。

<コンロ下収納のAfter>

After

<コンロ下収納のPOINT>
①そこが見えるくらいの7~8割の収納を
②よく使う物はワンアクションで収納
③使用頻度の高い器具だけを厳選する
家庭に何個もあるフライパンや鍋、実はよく使うのは2~3種類だけだったりします。よく使う物だけを厳選して。

<デシャップ収納のBefore>

Before

きれいに整理されているが、シンクまわり同様“なんでも置いていいスペース”になりつつある。カフェスペースとして機能していない。

<デシャップ収納のAfter>

After

<デシャップ収納のPOINT>
①キッチンと関係ない物を置かない
②電子レンジの鉄板は見えないところに収納
③おしゃれ小物で雰囲気づくり
せっかくカフェマシーンがあるので、カフェスペースとして機能させるために、まわりにほかの物を置かないように。

<キッチンの整理収納のPOINT1>

家族のお手伝いラインを含む動線作り

毎食の食事どき、子どもが料理の配膳を手伝ってくれたらどんなに楽でしょう。また、朝の忙しい時間に、旦那さんがコーヒーを淹れてくれたらうれしいですよね。実際の家では、料理をしているそばに子どもを呼ぶこともできず、コーヒー豆も自分しか知らない場所にあるから手伝ってとは言いにくい状況です。そこで、カトラリーはコンロから遠く、棚低めの位置に置きます。そうすると子どもとお母さんの動線がまったく違うので邪魔にもならず、危険も回避できます。モーニングコーヒーも、砂糖やミルクまでセットで収納しておけば旦那さんが自分で淹れやすくなるはず。家族がちょっと手伝ってくれたり、自分で行動してくれることで、お互いに感謝の気持ちが生まれますね。

<キッチン収納のPOINT2>

固定観念にとらわれず、使いやすさでまとめて収納

*ボックスに用途ごとにまとめる

ごちゃごちゃしやすいのでまとめておきたい物をボックス収納。「製菓器具」「お菓子作りに使う小物」「来客用の食器セット」でまとめることに。必要なときに探す手間もなく、まとめて出せるので便利。

*お弁当セットはきょうだい分を別々に

お弁当グッズは、きょうだい別にグルーピング。息子くんのお弁当は毎日作るけどお姉ちゃんのはたまにしか作らないので、グッズを収納する場所を別々に。毎日作る分はシンク近くの引き出しの中に。たまに作る分はボックス収納で棚に。

*使う物だけでまとめる「セット置き」

(写真左)寿司桶、巻きす、専用のしゃもじをセットにして収納。必要なグッズの紛失を防げます。(写真真ん中)同様に、炊飯器の横にはお茶碗としゃもじをセットにして収納。さらに、米びつも真下に収納することで無駄な動きがなくなります。(写真右)コンロ近くのよく使う調味料はまとめてセット置きに。トレーに入れることで掃除も楽ちん。

【2017年11月1日に同シリーズの新刊(写真右)も発売に!】


本記事の出典は、写真左の『すっきりくらすための収納のコツ』。人気シリーズから掃除と片づけについての1冊が仲間入りします。

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Profile
村上直子さん
整理収納アドバイザー
雑誌でインテリアや収納&片づけのアイデアを紹介するほか、現在は個人宅の収納コンサルティングの仕事もこなす。快適な収納術や収納グッズの取り入れ方などをアドバイス。

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