新生児の赤ちゃんを抱っこする方法とコツ、注意点は?縦抱きしてもOK?【実例写真付きで医師解説】

 専門家監修 公開日:2018/01/15
新生児の赤ちゃんを抱っこする方法とコツ、注意点は?縦抱きしてもOK?【実例写真付きで医師解説】
監修
木下智恵先生
成城木下病院

生まれたばかりの赤ちゃんの抱っこは、「首がグラグラで、どこを支えたらいいのかわからない」「落としそうで、こわい!」といったとまどいの声が、初心者ママ&パパからよく聞かれます。特に、育児に不慣れな一人目の赤ちゃんの場合、抱き方がぎこちなくなるため、赤ちゃんもリラックスできなくてモソモソ動いたりグズッてしまったり…。親子で楽しくスキンシップできるよう、正しい抱っこの仕方やコツをご紹介しましょう。

新生児を抱っこする方法は?

抱っこは、赤ちゃんのお世話のあらゆる場面で必要になります。まずは抱っこの基本、横抱きをマスターしましょう。

基本の抱っこの仕方を覚えましょう

赤ちゃんは、ママやパパの抱っこが大好きです。まずは、正しく抱き上げて抱っこする手順を覚えて、たくさん抱っこしてあげたいですね。

横抱き

まずは、赤ちゃんに声をかけます


赤ちゃんを抱っこするときはまず声をかけ、安心させてから抱き上げます。



 1 赤ちゃんの首の下に手を入れます

赤ちゃんは頭が重いので、しっかり支えるためにまず、首の下に手をさし入れます。手のひら全体で赤ちゃんの首から後頭部を包むようにして、上半身を少し持ち上げます。

上から見たら…



   

2 股の間に手を入れます


もう一方の手は赤ちゃんの股の間から差し入れ、おしりを支えます。手を開いておしりを包みこむようにすると安定感がアップ。

3 後頭部をしっかり支えて抱き上げます


首がぐらつかないよう、首から後頭部にかけてママの手のひらを当てて、ゆっくり抱き上げます。このとき、赤ちゃんとママの体を密着させると、ママの腕や腰への負担が少なくてすみます。

  4 手をずらして、腕で頭と体を支えます
  

 
写真の体勢から後頭部を支えている手をゆっくりずらしていき、赤ちゃんの頭と首がママのひじの内側に乗るようにします。赤ちゃんの体は、おしりに当てているほうの手でしっかり支えましょう。

5 基本の横抱き完成!




新生児を抱っこするときのコツは?

生まれたばかりの赤ちゃんは、体が小さくてフニャフニャですね。そんな赤ちゃんを抱っこするときのポイントが2つあります。

「首を支える」「体を密着させる」が2大ポイント

新生児は首がグラグラしているので、まず首をしっかり支えてあげることが大切です。もう一つは、自分の体と赤ちゃんの体をしっかり密着させること。
赤ちゃんは、ママのおなかの中にいたときのような背中が丸くなるような姿勢で、すっぽりとママの腕の中に入るように抱っこすると、安心して落ち着くでしょう。こうしたポイントさえ押さえれば、あとは赤ちゃんにとっても、ママやパパにとっても安定してリラックスできる姿勢ならOKです。

赤ちゃんの頭はひじの内側に乗せて支え、体を密着


ママのひじの内側に赤ちゃんの頭を乗せると、手首に負担がかからず赤ちゃんの首も安定します。ママの体と赤ちゃんの体は、しっかり密着させましょう。

高さ調節に授乳クッションなどを活用

授乳のときや座って抱っこするときは、ママの太ももに授乳クッションなどを置いて高さを調節すれば、ママの腕に負担をかけず抱っこできます。

抱っこするときの注意点・してはいけない抱き方はある?

抱っこに慣れないうちは、不自然な姿勢や手の使い方になったり、変に力を入れてしまいがちです。NGな抱っこをしないように気をつけましょう。

抱っこのときに手首に負担がかかると“腱鞘炎”という事態に 

初めての赤ちゃんで育児に慣れないうちは、手や腕に妙に力が入ってしまい、腱鞘炎になるママが少なくありません。新生児期の赤ちゃんを抱っこするときは、怖くてつい首の後ろを押さえるため手に力が入ってしまったり、肩に力が入ってしまって抱き方が不自然になるなどで、腱鞘炎になりやすいのです。

腱鞘炎へまっしぐら!なNG抱っこ



手首だけで赤ちゃんの体を支えるように抱いたり、赤ちゃんを自分の体から放してこわごわ抱くと、手首に力が入ってしまいます。その結果。腱鞘炎になりやすいので要注意!

監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。

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