新生児をゲップさせる方法とコツ!出ない時の対処法を写真で解説【医師監修】

 専門家監修
公開日:2018/01/18
更新日:2018/05/29
新生児をゲップさせる方法とコツ!出ない時の対処法を写真で解説【医師監修】
監修
木下智恵先生
成城木下病院

赤ちゃんにおっぱいやミルクを飲ませたら、背中をトントンしてゲップ…ママなら誰でもすることですが、実際にはなかなかうまくゲップを出せないことがよくあります。ちゃんとゲップが出ないと、小さな赤ちゃんの体によくないのでは?と心配になってしまうかもしれませんね。今回は、赤ちゃんにとってゲップをさせる理由や、させ方のコツなどを紹介しましょう。

新生児にゲップをさせる理由はなに?

授乳させたらゲップ、という流れはママなら知っていることですが、ゲップが必要な理由が正しくわかっている人は案外少ないようです。まずは、赤ちゃんになぜゲップをさせるのかを知っておきましょう。

ゲップは、授乳で飲み込んだ空気を出すためにします

新生児赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲むのがうまくないうえ、飲む量を調節することができないので、ゴクゴクと勢いよく飲んでしまいます。そのため、授乳のときに空気も一緒に飲み込んでしまうのです。

そのままにしていると、赤ちゃんがちょっと体を動かしたときなどに、空気が外へ出るのと一緒におっぱいやミルクも出てしまうことがあります。これを「吐き戻し」といいますが、飲み込んだ空気を授乳後に出して、せっかく飲んだものを吐き戻ししないようにするのがゲップです。

また、飲み込んだ空気がおなかの中にたまって赤ちゃんが苦しい思いをするので、ゲップを出してスッキリさせてあげる効果もあります。

うまくゲップをさせる方法・コツは?縦抱きにすればいいの?

ゲップのさせるときの姿勢には、いくつか種類があります。どのやり方でも、ママが一番やりやすく、赤ちゃんにも無理のないスタイルならOKです。

縦抱きにして

縦抱きにしてゲップを出やすくするママ

赤ちゃんを縦抱きにして、胸からおなかのあたりがママの肩に当たるくらいかつぎあげるようにして、背中をさすります。

ママの肩でおなかが押されるため、ゲップが一番出やすい姿勢です。


ママのひざに座らせて

ママのひざに座らせてゲップを出やすくするママ

ママの片手で赤ちゃんの胸を支え、太ももの上に横向きに座らせます。赤ちゃんの上半身を前に傾け、背中を軽くトントンしてあげましょう。

ママと向かい合って

赤ちゃんがママと向かい合うように、上体を起こした姿勢でママの太ももに座らせます。
ママの片手で赤ちゃんの首から後頭部をしっかり支えて、もう一方の手で背中をやさしくさすります。

ゲップが出ないときは?どのくらいの時間待てばいいの?

5分くらいたっても出ないときは、切り上げてOK

ゲップが出ないときは、まず姿勢を変えてみるといいでしょう。姿勢を変えるために赤ちゃんの体を動かすと、反動でゲップが出ることあります。また、赤ちゃんによっては、ゲップが出にくいタイプの子もいます。あれこれトライしてもなかなかゲップが出ないときは、無理をせずに5分をめやすに切り上げてしまってかまいません。

ゲップがどうしても出ないときの対応方法は?

横向きに寝かせて様子を見ます

ゲップの姿勢をしても5分以上出ないときは、赤ちゃんを平らな布団の上などに横向きに寝かせて、しばらく様子を見ましょう。横向きにするのは、万一吐いたときに、吐いたものを気管に詰まらせないようにするためです。

ただし、横向きで寝かせていると、体を動かした拍子に赤ちゃんがうつぶせになってしまうこともあります。必ず誰かが近くにいて、赤ちゃんを見守りましょう。ママの休憩もかねて授乳後に親子で横になり、赤ちゃんの背中をやさしくトントンしてあげるといいですね。

横向きに寝かせます

横向きに寝かせてゲップを出しやすくする

顔だけ横を向けると上を向いてしまうことがあるので、体ごと横向きにするのがコツです。

監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。

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