現役保育士伝授!子ども用塗り絵の人気おすすめ10選!何歳から始めるといいの?

 専門家監修 公開日:2017/11/10
現役保育士伝授!子ども用塗り絵の人気おすすめ10選!何歳から始めるといいの?

室内遊びの定番のお絵かきや塗り絵。「お絵かき」「塗り絵」は似ているようで、実はまったくと言っていいほど違います。塗り絵は何歳から始めればいいの? どんな塗り絵をあたえればいいの?…と疑問もたくさん。
そこで、年齢に合った塗り絵と画材選びについて、アンミッコ保育園・春アンミッコ保育園の山賀路子先生(ミッコ先生)にお聞きしました。日々の遊びに取り入れて、ママも楽しんで、赤ちゃんと一緒に塗り絵をしてくださいね。

ママ100人に聞きました!

Q塗り絵遊びをするようになったのはいつくらいから?

約3割が1歳6ケ月から1歳11ケ月と一番多く、次に2歳から2歳5ケ月が役2割という結果に。思ったより早めから、塗り絵遊びをしているようです。

知っておきたい基本知識

監修
山賀路子先生
株式会社アンミッコ代表
東京都練馬区の「アンミッコ保育園」「春アンミッコ保育園」代表。保育の現場で培った経験と、元小児科看護師の経験を生かした的確なアドバイスは、Baby-moママからも大人気。

塗り絵は何歳からするといいの?

1歳くらいから、色を認識していきます。絵本の読み聞かせのときに、「りんごはどれ?」と聞くと、赤いものを指さすのもこの頃。リンゴの塗り絵を渡すと、はみ出しながら赤で塗り始めますよ。ママやお兄ちゃん・お姉ちゃんのマネをして、ペンを持って書きたがります。実際に、ペンのふたが外れていなくて線が描けてなくても、マネすることで満足して描いている子もいます。書いているような感覚や動きが楽しいのでしょう。
1歳から塗り絵をやらせてもまったく問題ありませんが、ママが教えながら2歳くらいで一緒に塗り絵遊びをし始めてはいいのではないでしょうか。
初めは塗り絵の線画から、はみ出ます。気を付けてほしいのは、そこでママがイライラしないこと。ママは「ペンを持つ手は、力を入れすぎなくていいんだよ」などと楽しみながら教えてあげて。
2歳になると、赤ちゃん自身で、「赤で塗ろう」という意思が出てきます。「リンゴなら赤」「メロンなら緑」などイメージできるようになります。塗り絵の線画が、何を表しているかを把握できるようになってきます。ママが「ここに塗ってね」と教えてあげれば、はみ出しながらもどうにか塗るようになりますよ。たとえ、間違った色でも気にする時期ではありません。

塗り絵の発達面のメリットは?

「お絵かき」と「塗り絵」は異なります。一から「お絵かき」することは苦手でも、「塗り絵」が得意な子もいます。
塗り絵のメリットは、何より色彩感覚が発達することです。
「ここは赤で塗ろう、ここは黄色」と考えながら塗っていくので、創造力を育み、色の違いを学びますし、集中力がつきます。そして、塗り絵が完成すると、達成感を得ることができて、自信にもつながります。
また、赤ちゃん用クレヨンよりも長さがあり直径も細いサインペンを使い始めると、鉛筆持ち・おはし持ちの練習になります。

塗り絵のデメリットってあるの?

塗り絵にデメリットがあると書いているサイトがあるそうですが、塗り絵にデメリットはありません。しいてあげるなら、ママがイライラしてしまうことでしょうか。
線や枠からはみ出てても、用紙以外を塗っても、洋服を汚されてもイライラしないことです。適切な色で、隙間なく上手に塗れるのがいいことではなく、赤ちゃんが笑顔だったり、興味関心を持って集中できていればうれしいですね。また、「塗れたらOK」と思うとイライラしませんよ。

おすすめの塗り絵画材の選び方

塗り絵の白い線画選びは、始めは1色で塗れるような大きい図柄のもの、だんだん細かい図柄のものを選んであげましょう。
年齢に合った、画材をあたえてあげることのほうが大切です。クレヨンや色鉛筆をしっかり持つことで、手先を動かすために必要な動きの発達に役立ちます。スプーンやおはしの練習にもなっていきます。
塗り絵自体は、赤ちゃんが好きな動物や乗り物、キャラクターなどを選んであげましょう。

年齢別おすすめ画材とその理由

年齢に合わせた画材を選んであげるのが、ママとパパの役目でもあります。

2歳児におすすめ 赤ちゃんクレヨン、クレパス

色の認識ができるようになるので、にぎりやすい赤ちゃんクレヨンで。まだ、ぐちゃぐちゃっと塗ります。
クレパスはやわらかいので、重ね塗りができます。
ママも楽しんで、塗り方を見せてあげながら一緒に塗り絵をしましょう。赤ちゃんもマネして塗るようになります。

3歳児におすすめ クレパス

3歳になると、少し色を楽しみだします。色をたくさん使って塗ってみたり、好みの色を使うようになったり。線画からははみ出しますが、赤ちゃんは意味を持って色を塗っています。余白に何か書く子もいます。
塗り方を見せてあげながら、色を変えたりしながら一緒に塗り絵をしましょう。

4歳児におすすめ 色鉛筆、クーピー、クレヨン+絵の具

塗り絵の線画からはみ出さないように、塗るようになります。全体を見るようになるので、線画の中だけでなく、用紙の余白も塗るようになります。
クレヨンを塗ったあとに絵の具を重ねたり、クレパスでひっかき絵(クレパスで塗りつぶしたところを棒状のものでひっかいて描くお絵描き法)をしても楽しいですよ。

5歳児におすすめ なんでもOK

好きな塗り絵用紙を選び始めます。
塗り絵の得意・不得意/好き・嫌いの差が出てきます。塗り絵が好きな子には、できれば色みの本数を増やしてあげてください。塗り絵が嫌いな子に無理強いすることはありません。

6歳 なんでもOK、サインペン

「はみ出さずに塗ろう」「いろんな色を使おう」「きれいに塗ろう」などという思いが出てきて、きれいに塗れるようになります。塗り絵が好きな女の子は、唇を赤く塗ったりしていますね。線画のラインを型取りしてから塗れる子もいます。ママが見本を見せてあげるのが大切です。
サインペンは、筆圧のない子におすすめです。

塗り絵の本の選び方

塗り絵の本に、選び方はとくにありません。本人の好きなものを選ばせてあげればいいですよ。ただ、塗り絵がまだ上手にできない2・3歳ごろは、シンプルな線画の、好きなキャラクターのものなどがいいでしょう。

5歳になると、塗り絵の得意な女の子は、複雑なドレスでも色を塗り分けます。塗り絵が得意な子には、本人が好きなキャラクターなどで複雑な線画のものでもいいでしょう。得意・不得意があるので、不得意な子には複雑すぎないデザインのものをあたえてあげて。

また、紙の素材はつるつるしたものより、ケント紙などの少しざらついた紙のほうが、小さい子でも色が塗りやすいです。

どんな動物の塗り絵が人気なの?

イメージがはっきりしている動物が人気ですね。やっぱりパンダやシマウマ、トラ、キリンなどですね。始めは、リアルな動物の図柄より、キャラクターものの動物のほうが人気です。

どんな車の塗り絵が人気なの?

男の子たちは働く車が大好きです。塗り絵でも、パトカーや消防車、救急車などが人気。ちなみに電車も飛行機も好きです。

塗り絵がうまく塗れていない、色使いが少なくて不安。どうすれば?

塗ることに集中して、色を変えることをめんどくさがる子もいます。黒い色ばかり使っていたら、「ほかの色を使ってみたら?」と、ママが声をかけることが大切です。ママが色を変えて塗るところを見せて、色を変えるとイメージが広がるという経験をさせてあげましょう。ほかの生活面で気になることがなければ、塗り絵やお絵かきの色数の少なさや上手下手については、就学前は心配しなくてよいでしょう。

塗り絵+アルファの遊びはありますか?

3歳になると、塗り絵の紙の中にその子なりの世界観が表れ始めます。
意味を持って、塗り絵の余白に「何か」を書いたりします。〇だったり、点だったりするのですが、「これ、なあに?」と聞いてみると、「ママ」などと教えてくれるので、その〇の近くに「ママ」と書いておくといいですよ。
字が書けるようになってきた子は、余白にお名前を書いたりするのはいいことです。もちろん、字だけでなく、塗り絵以外の「絵」を書き込んで、自分の世界を描いてもいいですよね。
同じ図柄を3歳、4歳、5歳と塗りをさせてみると、成長がわかるかもしれません。

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