赤ちゃんのあせもの原因は?保湿や薬はどうする?予防や対策方法は?【症例写真付&医師監修】

 専門家監修 公開日:2017/10/11
赤ちゃんのあせもの原因は?保湿や薬はどうする?予防や対策方法は?【症例写真付&医師監修】
監修
加藤さき子先生
高野医科クリニック副院長

汗をかく季節にできる、赤ちゃんのあせも。暑くなると、赤ちゃんの体に急に赤いポツポツがたくさんでき、ビックリするママもいます。あせも=暑い時期の肌トラブル、と思いがちですが、赤ちゃんは真冬でもあせもができることがよくあります。赤ちゃんの肌トラブルの代表格・あせもの原因や予防法、そして保湿の仕方や薬の使い方を知っておきましょう。

赤ちゃんもあせもができるの?

赤ちゃんは、大人に比べて体はとても小さいですが、汗を分泌する汗腺(かんせん)の数はなんと大人と同じ。そのため、大人の約3倍もの汗をかくと言われています。新陳代謝も盛んなので、赤ちゃんはもともと、とても汗かきなのです。汗はデリケートな赤ちゃんの肌に刺激となるので、汗をかくと赤ちゃんは大人よりずっとあせもができやすいといえます。

赤ちゃんにあせもができる原因は?どんな症状?

あせもの原因

汗をかくと、皮膚がふやけて汗を分泌する汗腺がつまりやすい状態になります。さらにたくさん汗をかくと、汗の出口(汗孔・かんこう)がふさがれて、皮膚の表面近くに汗がたまってしまい、小さな発疹ができます。これがあせもです。
あせもは汗をたくさんかくことでできるので、夏だけでなく、暖房や着せ過ぎにより冬でもできることがあります。

あせもの症状

初めは炎症を起こさず、小さな透明の盛り上がりができます。かゆみはなく、この段階ですぐにケアすれば半日くらいで治るでしょう。
一般的に「あせも」といわれるのは、皮膚のやや深い場所に炎症を起こした状態の赤いあせも(紅色汗疹・こうしょくかんしん)のこと。首のまわり、わきの下、背中、頭など、汗をかきやすい場所に、赤くて細かいブツブツができます。赤ちゃんは特に、くびれて皮膚と皮膚が重なっている部分にあせもができやすいので、二の腕やおしりまわりなども日ごろからチェックしましょう。

背中一面にできたあせも

背中一面に出て、かゆみも強いあせも。範囲が広いあせもは、炎症を抑えるためにステロイド軟こうで治療します。

首のまわりにあせもがびっしり!

首の皮膚が重なって、こすれる部分にできたあせものブツブツ。皮膚の重なりを広げて汗をきれいにふくか洗い流します。その後、薬を塗って治療。

太もものくびれにできたあせも

おむつが当たる部分も汗がたまりやすいので、あせもができやすい場所です。

赤ちゃんにあせもができたときの対処方法

あせもができたときの対応

あせものケアは、「汗をかいたままにしないで、肌を清潔に保つこと」がポイントです。1日1回はおふろで石けんを使い、汗をきれいに洗い流してあげましょう。低刺激のものや赤ちゃん用の石けんなら、成分があせもに刺激になることはありません。暑い時期、日中に汗をかいたらふくか、シャワーなどで流します。
汗をふいたり水分を取るとき、タオルでゴシゴシこするのは×! 刺激になって肌を傷つけてしまうので、タオルで軽く押すようにしてふくのがコツです。
肌をふいたり洗ったりしたあとは、乾燥させてから洋服を着せましょう。

監修
加藤さき子先生
高野医科クリニック副院長
1984年日本医科大学卒業。同大学日本医科大学付属病院皮膚科助手、複数のクリニック勤務などを経て、2003年から現職。日本皮膚科学会認定専門医。葛飾区にあるクリニックは、アトピー性皮膚炎をはじめとした肌トラブルの診療やスキンケアの指導が評判で、幅広い年齢層の患者でにぎわっています。

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