生後3ヶ月の寝ないはどうすればいい?~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第2回子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

コラム 公開日:2017/09/25
生後3ヶ月の寝ないはどうすればいい?~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第2回子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

アメリカのIMPI公認、日本人初の子どもの睡眠コンサルタントとして活動する愛波 文さんの連載の第2回め。実際に寄せられた生後3ケ月の赤ちゃんの睡眠についての悩みに、愛波さんがすやすや眠れるようになるために試してもらいたい具体策を多数回答! 科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドを、悩めるママが実行したところ、今まで困っていた赤ちゃんの睡眠問題がすっきり改善したそうです。まだ生活リズムが不安定な生後3ケ月、どんな点に注意すれば寝ない赤ちゃんが寝るようになるのでしょうか?

今月の「赤ちゃんの睡眠についてのお悩み」

生後3ヶ月の赤ちゃんを布団で昼寝させたい!

布団で昼寝をさせようとしても、なかなか寝てくれなく困っています。寝るとき、手足がバタバタしてしまい起きてしまいます。毎日おくるみをして寝かせているのですが、そろそろおくるみから出して寝かせたいとも思っています。また、最近朝方5時台に起きてしまうのも悩みです。(Aママ・生後3ヶ月男児)

子どもの睡眠コンサルタント・愛波 文先生からのアドバイス

眠りやすい環境づくりを

ご質問ありがとうございます! 生後3ヶ月なんですね。まだまだ大変な時期ですよね、毎日お疲れさまです。おくるみは寝がえりをし始めたら乳幼児突然死症候群のリスクで危険になりますので出してあげ、寒い場合はスリーパー(着るブランケット)を着せるのをお勧めしています。暑い場合はおむつにパジャマだけでもよいかもしれません。おくるみから出す場合、いきなり出してしまうと不安になるかもしれませんので、まず片手、その後両手と段階を踏んであげてみてください。

昼寝も真っ暗にして眠りましょう

3ヶ月で大切なことは、睡眠環境をきちんと整えてあげることです。日中と夜の区別がすでについている場合、質の良い睡眠をとるには昼寝も暗い部屋でさせてあげることが大切です。このようにお伝えすると「昼間に暗い部屋ってどれくらいの暗さ?」と迷うママも多いのですが、私がいう暗い部屋とは、「真っ暗」です! 窓からの光が漏れないよう遮光カーテンを使用し、隙間をガムテープなどで止めてもよいかもしれません。私の家では、遮光カーテンをつるしている窓の上のレール部分から光が漏れないよう布を切って隙間部分を塞ぎ、横の隙間からも光が漏れないようマジックテープで壁にカーテンをくっつけています。なので昼寝でも「真っ暗」です!

早朝に目が覚めてしまう場合、活動時間が長すぎていないか再確認

朝5時に起きてしまうのも、光が原因かもしれませんのでもし遮光カーテンを使用していない場合は遮光カーテンを付けていただき、光の漏れをなるべく防いでみてください。もし光の漏れがないのに朝5時に起きてしまう場合は、夕寝から就寝時間までの活動時間を確認します。赤ちゃんが長い時間連続して起きているために、疲れていないかを再チェックしてみましょう。まだねんね期の赤ちゃんですが、手足をパタパタしたりしているだけでも十分な活動量があるのです。そして、夜は70分ぐらいで寝かしつけができるように心がけてみてください。朝早く起きてしまう原因には「光の漏れ」と「活動時間が長すぎ」以外にもいっぱいあるのですが、多くの場合、こちらの2点を改善していただくと悩みが解決することがあります。

赤ちゃんが寝つきやすい効果音を上手に利用して

この時期にもう一つ効果的なのがホワイトノイズです。ホワイトノイズとはテレビの砂嵐の音ですが、水の流れる音、波の音でも結構です。生後3ヶ月ですとザーザーという砂嵐の音のほうが赤ちゃんは安心するかもしれません。このザーザーという音がお母さんの胎内にいた時の血流の音に似ているため赤ちゃんは安心するのです。音の大きさですが、ご自身がシャワーを浴びているときのシャワーの流れる音ぐらいの大きさが最適です。うるさいと感じるかもしれませんが、赤ちゃんを眠りに誘うのは結構大きめの音なのです。また、ホワイトノイズは寝かしつけの時から起きる時まで連続して同じ音を付けていてください。そうすることで、寝かしつけた時と同じ環境を保つことができ、夜中に一瞬起きたとしても、自力で眠ってくれる確率が高くなります。

お散歩中にお昼寝時間をとってもOKですよ

なお、昼寝を毎回同じ環境で寝かせようと思わなくても大丈夫です。暗い室内の布団の上でなくても、外出先でベビーカーで昼寝をさせてもいいのです。その場合は、日よけカバーを下ろし、通気性のあるブランケットなどで外が見えないようにかぶせ、できるだけ暗くしてあげてください。また暑すぎ、寒すぎには注意が必要です。暑すぎの場合はアイスパックを背中の部分に入れてあげるとよいかもしれません。ちなみに私は日本製のこちらのをベビーカーにつけていました。これから寒くなってきますが、寒い場合はベビーカーにつけることが可能なフットマフやブランケットを使用しましょう。

布団での寝かしつけに関しては、室内の暗さや温度などの睡眠環境を整え、活動時間を確認しながら疲れすぎる前に布団におき、とんとんをしてみてください。とんとんも指先でとんとんするのではなく、手のひらまできちんとつけてとんとんをしてみてください。ギャンギャン泣き始めたら抱っこはしてもよいですが、激しい泣きが収まったらまた布団においてみてください。1日2日では効果がみられないかもしれませんので、最低でも3、4日は続けてみてください。生後3ヶ月でしたら3,4日でなんらかの効果はみられると思います。何事も一貫性をもって続けることが大切です。
今回いくつかあげた方法のなかから、一つずつ試してみてください。

睡眠アドバイスを実践してみたママの感想

愛波先生、ご回答ありがとうございます! 早速、カーテンから漏れる光を遮断したところ、朝7時まで寝てくれました。感動です!! 息子は寝ない子ではなかったのだなと母親として反省……。環境作りの大切さを改めて感じました。
そして、昼間は布団で寝てくれなかった息子。授乳をしたまま授乳クッションの上で寝かしていました。先生の教えを基に、寝入る前に布団に置き、トントン、ホワイトノイズ、おしゃぶりをしたところ寝てくれました。不思議です。抱っこしないとダメだったのが嘘のようです。先生には感謝、感謝です。本当にありがとうございました!(Aママ・生後3ヶ月男児)

ミリー読者のママたちから、赤ちゃんの睡眠お悩みを大募集!

―――今後、読者ママたちのリアルなお悩みにご回答いただきたいと思います。

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写真:愛波 文先生と息子さんたち

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Profile
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
長男の夜泣きや子育てに悩んだことから睡眠について学び、アメリカで働きながら米国IMPI(International Maternity and Parenting Institute)公認資格を日本人で初めて取得。現在、ニューヨークで5才と2才の男の子のママとして子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む育児者のコンサルティングを行う。IMPIと提携し、日本語での妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講座(オンライン)を開催し、講師も務めている。
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