赤ちゃんの目やにの原因と症状は?上手な取り方のコツ&病院受診の目安と対処法

 専門家監修
公開日:2017/10/09
更新日:2019/07/02
赤ちゃんの目やにの原因と症状は?上手な取り方のコツ&病院受診の目安と対処法
監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授

この記事では、赤ちゃんの目やにケアの方法や目の病気について解説します。ねんねから起きたばかりの赤ちゃんの目に、目やにがついている…。そんな時、ママはどうやってケアしてあげればいい?  目やにが出る原因や対策は? 新生児のエキスパート 米山万里枝先生に教えてもらいました。

原因が病気じゃなくても「目やに」は出るもの

毎日3〜4回ふいているのにまだ目やにが出るなら何か異常があるのかもしれません。
病気でなくても目やには出るものですが、毎日3〜4回頻繁にふいているのにまだ出る!という場合は、一度病院でみてもらいましょう。異常がなければ、目やにが出たときにお湯でしぼったガーゼでやさしくふき取ってあげればOKです。

赤ちゃんの「目やに」の取り方のコツ

小さくて見えにくい赤ちゃんのパーツケアにはコツがあります。あやまって傷をつけてしまわないかなど、お母さんの不安は尽きないかもしれませんね。どういうときに、どうやってケアすればいいのかをしっかり理解していれば、不安になりすぎることなく、どんなときもあわてずにすみます。

安全にケアするための3つのポイント

①赤ちゃんが動かないように“大判のタオル”でしっかり固定!

パーツケアでいちばん大切なのが、赤ちゃんが動けないように固定すること。大判のタオルで赤ちゃんの体全体をしっかりくるみましょう。

<大判タオルの巻き方>

写真は赤ちゃんを正面から見て、右側のパーツをケアする場合。左側をケアする場合はタオルの巻き方を逆にします

大判タオルの巻き方大判のタオルの上に赤ちゃんを寝かせて赤ちゃんの左手をまっすぐにしてからタオルで固定(写真左)。続けて右手もしっかりくるんで固定します(写真右)

②ケアするパーツを“よく観察”する

パーツケアには角度や明るさが重要。赤ちゃんのパーツは小さいですが、きちんとした角度で、明るさを確保して見れば、ちゃんと奥まで確認できます。この確認ができて初めて、どれくらい汚れているのか、どうやってケアするのかを考えるべき。汚れがきちんと見える場所を確保して。

③ケアをするのは“見えている部分”だけ

完璧に汚れを取ろうとしなくてOK。過剰なケアがかえって赤ちゃんを傷つけてしまう場合も。汚れが見えている部分を無理のない範囲でケアしてあげましょう。

目やにの取り方~ケアの基本~

親指を使って目を開き、指にガーゼを巻いてやさしくふいていきましょう。ふだんの目のケアもこの方法で行ってみてください。

指巻きガーゼの巻き方

指巻きガーゼの巻き方1お湯につけてよくしぼったガーゼを、写真のように親指に巻きます。より細かいところをふくときは人さし指でも○。 指巻きガーゼの巻き方2親指以外の4本の指で、ガーゼの余分なところをたぐりよせれば準備OK。人さし指の場合も同じです。

目やにの取り方

目やにの取り方1目をつついてしまわないようにタオルを押さえているほうの手で同時に頭も固定します。赤ちゃんをしっかり固定したら、固定した手の親指で目を開きます。 目やにの取り方2ふくときは目頭から外に向かってが基本。目のまわりの皮膚は敏感なので、やさしくていねいにふいてあげましょう。

顔のお手入れ用に専用ガーゼを作っておきましょう

目のお手入れをするときは、炎症がほかの目にうつらないよう、右目用と左目用の2枚のガーゼを準備しておくと安心。1枚のガーゼでふく場合は、必ずふく面を変えるのがポイントです。

顔のお手入れ用に専用ガーゼを作っておきましょう

出典 :Pre-mo2017年秋号※情報は掲載時のものです

監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授
助産師として多くの出産に立ち会い、母乳育児の指導を行う。おっぱい・ミルク全般、母体の健康など幅広い知識があり、授乳、卒乳のエキスパートとして研究、講師などを積極的に行っている。

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