橋本麗香さん 母親が元気なら家族も幸せ。お母さんたちはもっと自分をいたわって! ~mama’s LIFE Vol.10 第3回~

橋本麗香さん 母親が元気なら家族も幸せ。お母さんたちはもっと自分をいたわって! ~mama’s LIFE Vol.10 第3回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.10〜橋本麗香さん〜

テレビや雑誌などで輝き続けるママをクローズアップする、「mama’s LIFE」。今回ご登場いただいているのは、モデルの橋本麗香さん。2歳の女の子を育てるママとして、これまでたくさんのご自身の「感情」に向き合ってきた橋本さんが、子育てとは切っても切り離せない「ストレス」の解消法についてお話してくれました。すぐに実践できるメソッドは必読です!


日々のストレスをためないコツは、自分の心を無視しないこと

今から2年前の2015年に出産した橋本さん。初めての育児に戸惑い、壁にぶつかり、ときには涙を流して毎日を積み重ねてきました。幸せなこと、悲しかったこと、悔しかったこと、多くの気持ちを子育てを通じて感じるなかで気づいたのは「自分の心がヘルシーであることが、何よりも子どもにとってもいい環境なのだ」ということでした。

「産後はとくに、心のバランスをととのえることが大切だと実感。自分ひとりなら『今日はいいや』ということも子育てではそうはいかないし、子どもにとってよりよい環境をつくるためには、自分の心が健康であることが一番。日々ストレスをためない心がけをしています」

橋本さんにとって、心のバランスをととのえるために必要なのが、友だちの存在です。

「友だちとはよく話をしますが、ストレスがたまっていたり疲れていたりするときは、気持ちが上がるような友だちに話をします。悩みや不安を話したとき、友だちと一緒に沈んでしまっても傷口は治らないままですけど、その傷口を乾かしてくれるような、前向き思考の友だちなら、また頑張ろうって思えるので。話をして気持ちが浄化されることもあると思いますし、そういう時間は子育てのためにも大切にしています」

快活で芯があってたくましい。お話を聞いているとそんな印象を受ける橋本さんですが、以前は同じことを何度も考えて落ち込んでしまう、「思考の悪循環」に陥っていたこともあるようです。

「考え方ってクセがあると思うので、ほうっておくと自分のサイクルに戻ってしまうし、悪いことばかりを考えてしまう。その無限ループをこれまでさんざん経験してきて、自分自身に疲れていたのもあって、『自分の心の平和を見つける』って決めたんです。何かイヤなことがあったら『なぜイヤな気持ちになったのだろう』『どうしてあの人に、ああいう風に感じてしまったのだろう』と、ひとつひとつ自分の気持ちと向き合うようにしています。そこで誰かのせいにして終わりにするのではなく、自分が癒やされたい部分を見つけるのが大事。体が疲れているのか、心が寂しいのかとか。それがわかると、『だからあんな風に思ったんだ』と、自分の気持ちが紐解かれていくんです。これを繰り返すうちに、だんだんとものの見方も変わってきました」

幸せな想像をめぐらすことも、ストレスリリースには大切

自分自身の暗い面や嫌な面に向き合うことは、とてもしんどい作業。しかしそれをコツコツ積み重ねることで、悪循環から抜け出せるといいます。また同時に実践しているのが、楽しい、気持ちいいなどプラスのエネルギーを増やしていくこと。

「マイナス思考のループに戻らないために、イヤなことを文字にして書き出したりしますが、逆に好きなものをリストアップしたり、『こういう自分になりたい』と、幸せな想像をめぐらすこともあります。そのときは、子育て中だからとか時間がないからという壁は全部取っ払って、何にも縛られない自分だったら何がしたいかを考えるんです。大人になると、自分が作りあげた常識や現実に翻弄されてしまって、いつの間にか夢を見なくなりますが、それってメンタルが落ちる原因の1つだと思うんです。自分のなかでいいイマジネーションをふくらませることも、ストレスリリースに繋がると実感していますし、夢のシナリオを思い描いてノートなどに記しておくと、それが後々実現できていたりする。ストレスを放つことが上手になっていくと、心が軽くなっていいサイクルができあがっていくんです」

自己否定は心の毒。「今日も頑張ったね」と自分へのいたわりを言葉に

そうしてプラスのエネルギーを増やすと、マイナスのエネルギーに対して「違和感」を抱けるようになるという橋本さん。また、いつの間にか蓄積されるマイナスのエネルギーを消化するためには、「言葉」が大事なのだとか。

「自分自身に栄養を与えるように、言葉でねぎらってあげます。誰かに評価されることも必要だけれど、それよりもまずは、自分で自分を認めてあげることが大事。お母さんとして、働く女性として、今日一日してきたことを思って『いつも頑張っているね』と言葉をかけてあげられるのって、自分しかいないじゃないですか。夜寝る前でも朝起きてからでもいいからそんな時間を持って励ます言葉を毎日かけてあげると、心のコンディションが変わってきます」

しかし、ママのなかには自分をほめる言葉をかけてあげるどころか、「なんで私はこんなことができないんだろう」「まだまだ母親として足りない」などと、自分を厳しく評価してしまう人もいると思うのですが……。

「スキルを上げたいときや、自分自身をもっと高みに行かせようとするとき、否定的な気持ちをバネにすることがありますが、長い目で見ると私は逆効果だと思っているんです。自分を自分でバッシングすると、やっぱり心は少なからず傷ついている。自己否定は心の毒なのです。それよりも『どんな自分でもオッケーだよ』と許してあげるほうが前向きになりますよね。今できなくても次頑張ればいい、今日できなくても明日、10日後、1ヶ月後にはできるようになるかもしれないんだから。自分に否定的になると、子どもにも否定的になってしまう様に思えるので、子どもに対して『次は頑張ろうね』と声をかけてあげられるためには、まず自分に余裕を持てるようになる事が大切だと思います。

また、ストレスがなくなってくると、表情も変わってくると思います。私の場合、産後すぐはすごく我慢している顔、ストレスのたまっている顔をしていました。今も何かを考えすぎてストレスがたまってくると同じような表情になってくるので、自分の顔を鏡でちゃんと見るようにしています。毎日の表情や体のこわばりを意識的に感じとってあげることも、とても大切です。世の中のお母さんたちは頑張りすぎてしまうから、自分自身をちゃんと見てあげてほしいと思います」

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撮影/白木 勉(PEACE MONKEY)ヘア&メイク/斉藤 誠(Lila) 取材・文/長澤幸代

橋本さん着用分/すべて私服


PROFILE
橋本麗香さん
1980年12月25日生まれ。東京都出身。10歳よりモデル活動を開始し、ファッション誌「Ray」など多くの雑誌に登場。1999年、映画「白痴」にて浅野忠信さんの相手役として女優デビュー。以降、ファッション誌、映画、テレビドラマ、CMなどで活躍。2013年に入籍、2015年2月に女の子を出産。産後もモデル業を中心に、活動の場を広げている。
オフィシャルブログインスタグラム

この連載について

MAMA'S LIFE Vol.10〜橋本麗香さん〜

10 歳でモデルデビュー。ファッション誌「Ray」などで絶大な人気を誇り、数多くの雑誌のほか、女優として映画やテレビドラマなどでも活躍する橋本麗香さん。プライベートでは2015年2月に出産し、現在2歳の女の子のママでもあります。母として、ひとりの女性として輝き続ける橋本さんのmama’s LIFEをお届けします。初めての育児、たくさん迷い、悩んだ先に見えたもの。ありのままの気持ちをMilly読者にお話ししてくれました。

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