橋本麗香さん パーフェクトを目指すより、喜怒哀楽を子どもに見せられる母親でいたい ~mama’s LIFE Vol.10 第1回~

橋本麗香さん パーフェクトを目指すより、喜怒哀楽を子どもに見せられる母親でいたい ~mama’s LIFE Vol.10 第1回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.10〜橋本麗香さん〜

10 歳でモデルデビュー。ファッション誌「Ray」などで絶大な人気を誇り、数多くの雑誌のほか、女優として映画やテレビドラマなどでも活躍する橋本麗香さん。プライベートでは2015年2月に出産し、現在2歳の女の子のママでもあります。母として、ひとりの女性として輝き続ける橋本さんのmama’s LIFEをお届けします。初めての育児、たくさん迷い、悩んだ先に見えたもの。ありのままの気持ちをMilly読者にお話ししてくれました。


子どものため家族のため、何よりも私が自然体でいることが大事

   

「若いころは『○○しなきゃいけない』『◯◯しないと私らしくない』と自分を縛ってしまうことが多く、いろいろな葛藤もありました。でも出産を経た今は、心がリラックスしていることのほうが大切だと思うように。育児も『お母さんというのはこういうものだから、○○したほうがい』と考えるのではなく、『この子の母親としてどうしたいか』を大切にしています」

いわゆる「いい母親」ばかりを追い求めるより、おだやかに子育てをすることを優先している橋本さん。妊娠・出産を経験するなかで、自分との向き合い方にも変化が生じました。

「独身時代はストイックに『どうしたらもっと自分がより良くなるか』を考えていました。それが妊娠をして『つねに気持ちのいい状態でいるためにはどうしたらいいか』と思うようになり、子どもが生まれてからは、私の心の状態が子どもに大きく影響するのだとわかり、心身ともにコンディションをととのえることが大切だと感じるようになりました」

うまくいかない日もある。でもそれで自分を責める必要はナシ

子育てをしていると、どうしても気になってしまうのが周囲の目。「母親なのに」「母親でしょ?」そんな他人の言葉に敏感になるあまり、自分のキャパシティを超えて頑張りすぎて

しまうママは少なくありません。

「理想のお母さん像って、結局自分が作り上げたもの。でも、パーフェクトなお母さんじゃなくても、子どもにとってお母さんが幸せなことがとても大切だと思うんです。そもそも、出産までおなかの中で赤ちゃんを育ててきたこと自体がすごいですし、日々の育児も家事も、お母さんはつねに頑張っていますよね。とくに赤ちゃんや小さい子どもをもつお母さんは、自分を甘やかすのをいけないことだって考えがちですけど、私は全然悪くないと思います。『甘やかす=サボる』ではないし、自分の心身を大事にすることが、結局は家族のためになる。そう気づくと、育児への見方が変わってくると思うんです。お母さんは、いつでも子どもや家族のためにベストを尽くしていますから、たとえ『今日は子どもとちゃんと向き合えなかったな』という日があっても、その日はそれがベスト、それができる限りのことだった、と思ってもいいんじゃないかな」

言葉のひとつひとつに前向きなパワーを感じ、聞いていると心が軽くなるような気持ちになる橋本さんの子育てへの意識。母親もひとりの人間だから、「素」の自分でいることが子育てには大切だといいます。

「『今日はイライラして子どもを怒りすぎてしまったな』。そんなふうに反省する日もありますが、いいお母さんを取り繕うより、素の自分を見せることが、子どもにとっては一番じゃないかと思います。お母さんが頑張りすぎているほうが子どもはしんどいだろうし、家族として自然じゃない気がします。お母さんだって嬉しいときも悲しいときもあるし、怒るときもある。その喜怒哀楽をちゃんと子どもに見せることも、子どもの学びになるはずです。もしお母さんがいい部分、キレイな部分ばかりを子どもに見せていると、きっと子どもも、お母さんにいいところしか見せなくなってしまう気がします」

「完璧なママ、理想のママでいなければ……」。自分にプレッシャーをかけ続けるそんな気持ちから解放される方法のひとつは、他人と比べないことだそう。

「私も以前はそうでしたが、常に完璧でいようと気を張っていると、その結果たまりにたまったものが大爆発、なんてことも。私の周囲にも立派でステキなお母さんがたくさんいるけれど、うちの家庭にはうちなりのベストがあって、ママ友たちにもそれぞれ得意分野がある。だから比べる必要はないと思っています。きっと表に見えている部分って、その家庭のごく一部。それだけを見て『あの家族は◯◯』と判断するのって無理がありますよね。家族の数だけ形があるから、見えるものに左右されなくていいと思います」

「できない」と決めたら終わり。できると思えば方法が浮かんでくる

   

モデルの仕事をはじめ、独身時代からの習慣であるトレーニング、友だちとの時間など、産後も橋本さんは超アクティブ! ママになってもイキイキと輝ける秘訣を聞くと……。

「私は何かをしたいと思ったとき、『子育て中だから無理』じゃなくて、『子育て中でもできる』って考えるんです。『無理だろう』という壁を一回壊してしまう感じです。無理だと考えてしまうのって、自分を狭い箱の中に閉じ込めているのと一緒。そんなのすごくもったいないですよね。でも、できると思うと『じゃあどうすれば実現できるか、どう時間を使えばいいのか』と考え始めるし、ゴールまでの道順も設定しやすい。どうしても人って自分が作った『枠』にはめてしまうじゃないですか。その何かに縛られるのをやめる、自分で作ったルールを崩していくことが、充実した毎日を過ごすには必要だと思っています」

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撮影/白木 勉(PEACE MONKEY)ヘア&メイク/斉藤 誠(Lila) 取材・文/長澤幸代

橋本さん着用分/すべて私服


この連載について

10 歳でモデルデビュー。ファッション誌「Ray」などで絶大な人気を誇り、数多くの雑誌のほか、女優として映画やテレビドラマなどでも活躍する橋本麗香さん。プライベートでは2015年2月に出産し、現在2歳の女の子のママでもあります。母として、ひとりの女性として輝き続ける橋本さんのmama’s LIFEをお届けします。初めての育児、たくさん迷い、悩んだ先に見えたもの。ありのままの気持ちをMilly読者にお話ししてくれました。

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PROFILE
橋本麗香さん
1980年12月25日生まれ。東京都出身。10歳よりモデル活動を開始し、ファッション誌「Ray」など多くの雑誌に登場。1999年、映画「白痴」にて浅野忠信さんの相手役として女優デビュー。以降、ファッション誌、映画、テレビドラマ、CMなどで活躍。2013年に入籍、2015年2月に女の子を出産。産後もモデル業を中心に、活動の場を広げている。
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