自分で考えられる子に育つ! 子どもの自立に有効なママのリアクションはどっち?

 専門家監修 公開日:2017/08/28
自分で考えられる子に育つ! 子どもの自立に有効なママのリアクションはどっち?
監修
田宮由美さん
子ども能力開花くらぶ Tulip friends 代表

日々の育児でありがちなシーンの数々。ママの対応に絶対の正解はありませんが、より子どもの自立に有効なのは?という視点で、幼児教育の専門家である田宮先生に“子どもの自立心を育むための有効度”の目安つきでアドバイスしていただきました。★★★がもっとも効果的なママの対応になります。あなたが普段とりがちなリアクションはどっち?

転んで泣きだしたときには…

いきなり走りだしたと思ったら、石につまずいてハデに転倒。ひざを打って血がにじんでる! 子どもはびっくりしたのと痛いのとで、大きな声で泣きだしました。こんなときは、すぐにかけよって抱きしめてあげたほうが、自立の勇気を育むのでしょうか?

かけよって抱きしめる

有効度:★

抱きしめる対応ももちろんありですが、「自立」を考えるなら、一息おいて様子を見て。立ちあがらないなら無理はさせなくていいのですが、「ひとりで立ちあがってみよう」と思うきっかけをつみとらないように。

自分で起きるのを待つ

有効度:★★★

ひどい傷を負っていないなら、少し見守るのはとてもいいですね。「自分で立てるかな?」と声をかけてもいいでしょう。もし立ちあがったら、がんばったね、と抱きしめてあげて。

電車の中でぐずりだした…

社会のルールを守るのは、自立した大人の基本。多くのママは、迷惑をかけまいとがんばっています。ただ、赤ちゃんに過大な要求をすると、親子ともどもつらくなることに。周囲への申しわけないという態度は大切ですが、ぐずって泣くのは大目に見てあげて。

言い聞かせる

有効度:★

悪いことではないのですが、0~1才の赤ちゃんにはあまり効果がないかもしれません。言い聞かせて理解できるのは2~3才以降。このころから、事前に「静かにしようね」という約束もできるようになってきます。

あやす

有効度:★★

2才ぐらいまでの赤ちゃんが泣くのは仕方のないこと。ただ、ママが開き直ってはいけません。絵本などを使いながら、あやしてあげて。ママの一生懸命な気持ちは、周囲の人々にも赤ちゃんにも伝わるでしょう。

高いところのものをとろうとして落とした…

まずはけががないかどうかを確認する人が大多数。その後の対応は、ママによって「叱る」「危なくない環境にする」と分かれるようです。大人は、赤ちゃんがのびのびと好奇心の芽を伸ばせるように対処してあげたいものですね。

叱る

有効度:★

「だから言ったのに!」と叱ってしまう気持ちもわかりますが、好奇心は将来の意欲につながります。興味津々でさわったのを叱られると、「好奇心を持つのは悪いこと」とインプットされてしまうかも。

危なくない環境にする

有効度:★★★

子どもが自由に動ける環境をつくってあげたいものですね。赤ちゃん時代から安全な環境のなかで、興味をもったものを思う存分探求させてあげることは、将来「意欲を持って自分で判断する行動」がとれるようになるための土台です。3才ぐらいになれば、身近にある触ってほしくないものに対して「それはダメよ」と、言い聞かせることもできるようになってきます。

疲れているときに遊んでほしがる

夜泣きで寝不足のうえに、朝早くからパパのお弁当作り、掃除、洗濯。午前中は公園で遊ばせて、買い物してお昼を食べさせて……。「ちょっとでいいからお昼寝してよ」というママの心の悲鳴が聞こえるよう。遊びをパスさせてもらってもいいもの?

がんばって遊ぶ

有効度:★★

「つらい」「疲れた」「イライラする」という気持ちは赤ちゃんに伝わり、「嫌われているかも」と不安にさせます。親が笑顔で対応できる余裕があるなら、がんばって遊ぶのはいいことだと思います。

ごめんねしてパス

有効度:★

どうしても暗い表情やイライラ感が出るなら、「ごめんね、ママちょっと疲れているからあとで遊ぼうね」と伝えたほうがいいですよ。いっしょにお昼寝できればベストですが、無理ならテレビなどを見せても。

出典 :Baby-mo(ベビモ)2017年夏秋号※情報は掲載時のものです

監修
田宮由美さん
子ども能力開花くらぶ Tulip friends 代表
保育士、幼稚園・小学校教諭の資格を持つ。幼児教室指導者、電話相談員などの経験を通じ、延べ5000 人の親子とかかわってきた。2児の母としての体験もふまえたアドバイスで、多くのママの共感を得ている。

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