今井りかさん 出産の最中に赤ちゃんの回旋異常が判明! 順調だったはずが分娩室に緊張が走り…… ~mama’s LIFE Vol.9 第3回~

今井りかさん 出産の最中に赤ちゃんの回旋異常が判明! 順調だったはずが分娩室に緊張が走り…… ~mama’s LIFE Vol.9 第3回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.9〜今井りかさん〜

2015年に出産しママになった今も、ファッション誌をはじめ、テレビやラジオなど華やかな世界で輝き続ける、モデルの今井りかさん。職業柄、ご自身の健康管理には人一倍気を使っている今井さんですが、妊娠中はどのような毎日を過ごしていたのでしょうか。安産に向けて妊娠中にしたことや、思い出づくり、実際のお産エピソードを聞いてみました!


つわり&体重管理で、食事面に一番気を使った妊娠中

妊娠中は大きなトラブルもなくいたって順調。ただ、妊娠が判明したころから安定期までは、「つわり」の症状に悩まされたといいます。

「つわりは妊娠初期から始まり、安定期まで続きました。胃がずっとモヤモヤして、そのころはソファが私の居場所。1日中寝ているような状態で、そんな私を見かねた主人が、『お茶でもしにいく?』と家の外へ連れ出そうとしていたほどでした。私の場合は食べづわりだったので、食べていると落ち着くのですが、ごはんを作るのは無理。においで気持ち悪くなっちゃうんです。しかも食べられるものも限られていて、食べたいと思ったものができると、ひたすらたべまくる毎日。一時期はマクドナルドのポテトが食べたくなり、家事もできないくらい気持ち悪いのに、マクドナルドにだけは向かっていましたね(笑)。」

つらいつわりの時期を乗り越えて安定期に入ると、体調が落ち着き気持ちも前向きに。ここから今井さん本来の「真面目さ」が発揮され、体重管理や食事管理など、安産に向けての理想的な妊娠生活を送ります。

「安定期に入ってからは、よく歩くようにしました。もともとマッサージが好きなのですが、妊娠中は妊婦さん専門の整体にも通っていて、担当の先生のアドバイスをよく参考にしていましたね。体を動かすことをはじめ、『甘いものと冷たいものと果物は、臨月に入る前くらいには摂取をやめる』『眼精疲労は体にも悪影響だから、スマホはあまり見ない』など、安産に向けて先生のおっしゃることを実践していました。スマホをあまりいじらなかったので、妊娠生活やお産についてネットでやみくもに調べることはなく、もしかして知識が足りなかったかもしれないけれど、余計な心配や不安を感じずにすんだので、それはよかったなと思いました」

運動をして食事管理もしっかり。わかっていてもなかなか実行できないことを続けた今井さん。それでも一時期は体重が予想以上に増えたことも。

「自分のなかで『これくらいのペースで体重が増えていけばいいな』と思う数値があったのですが、それをポンッと超えてしまったときが。『このままではいけない』と、初めて野菜だしから作るスープにチャレンジしました。有機野菜をふんだんに使い、コトコト煮込んでミネストローネにして。それを大量に作って冷凍し、よく食べていました。食生活を野菜中心に改善してからは体重やそのほかの数値も順調で、お産まで体重が増えすぎることもなく、最終的にはプラス9~10㎏くらいでおさまりました」

陣痛から始まったお産は順調! でも赤ちゃんの旋回でトラブルが……

陣痛が始まったのは、予定日より1週間ほど前。直近の健診では、すでに赤ちゃんの体重が3000gを超えていることが判明。ウォーキングなどで体を動かし、なるべく早めにお産が始まることを願っていたころにやってきました。

「陣痛が始まったのが夜の11時ごろ。ギリギリまで自宅で頑張ろうとしていたのですが、夫は『もう病院へ行こうよ! もういいじゃん』ってかなり焦っていて。そんな夫のとなりで私は陣痛アプリをチェックしながら、『陣痛の間隔が10分じゃないから、もう少し』とかなり冷静でした。お産って、本人が実は一番落ち着いていますよね(笑)。結局入院したのは夜中の12時半くらい。無痛分娩での出産を予定していましたが、陣痛が始まってすぐに麻酔をするわけではなかったので、脂汗を流しながら子宮口が5㎝以上になるまでは頑張りました。入院して3、4時間後くらいかな、そこでやっと麻酔をしてもらって。陣痛に耐えている間は、主人もとなりいてくれたのですが、どうしていいかわからない様子でソワソワ&ウロウロ。ありがたいんですけど、気が散るなぁなんて思っていました(笑)」

そしていよいよ出産へ。順調に進んでいると思っていましたが、急に分娩室がバタバタし、先生たちの動きが慌ただしくなります。赤ちゃんの旋回異常が判明したのです。

「赤ちゃんの心拍が下がってきてしまい、先生たちの間にも緊張した空気が流れていました。このままではいけないと、赤ちゃんの頭の向きを変えるために、先生が手動でグルっと回転させて……。ただこれだけでは終わらなくて、赤ちゃんの頭が大きかったせいもあって最後の最後で赤ちゃんがなかなか出てこられなかったんです。すると先生が赤ちゃんを出すために『おなか押しますよー!』と。私は麻酔をしているので、赤ちゃんの頭を回転させたときも、おなかを押されたときも感覚はないのですが、その押し方がすごくて……。男の先生が台に登って、上から思いっきりおなかを押すんですね。主人によると、『先生が全体重を乗せているんじゃないかくらいの力で、ドンッ、と押していた』ようで、かなりビックリしたと言っていました」

出産の「やりきった感」は最高! 母としての達成感は無痛分娩も同じ

入院してから約12時間後、3400gの赤ちゃんが無事に誕生! 分娩の途中では緊張が走るシーンもありましたが、結果的には母子ともに健康な安産でした。

「無痛分娩でしたが、私のなかではものすごく『産み落とした!』という達成感がありました。『やりとげた!』みたいな。もし自然分娩だったら、さらに強く感じたのかもしれませんが、無痛分娩でもここまでやりきった感があるんだなって思いました。お産を終えた安堵感と満足感で気持ちが高揚していて、友だちが娘に会いに産院へ来てくれたときは、『すごくいいよ、出産って!』と、アドレナリン全開で話をしていたみたいです(笑)」

妊娠中は食事管理や体重管理などをしっかい行い、とても優秀な妊婦さんだった今井さん。妊娠中にやっておきたかったことや、プレママたちに「これはやっておいたほうがいい」ということはありますか?

「仕事柄、写真はよく撮ってもらっているのですが、プライベートのマタニティフォトを撮っていなかったんです。雑誌のお仕事で、おなかが大きくなった姿を撮ってもらったりしていたので、どこか満足してしまったのかもしれません。でもマタニティフォトって、本当にそのときしか撮れないし、何よりすごくかわいい。子どもが大きくなったときに見せたら、きっと喜ぶと思うんです。妊娠中は思い出づくりをたくさんしてほしいし、マタニティフォトもぜひ撮っておくといいのかなと思います。

それと、うちは夫が分娩室での様子を携帯カメラで録画してくれていて、それを最近夫婦で見返すことがあるんです。思わず笑ってしまう場面もあるし、娘が生まれた瞬間は何度見ても感動! これは撮っておいて本当によかったもの。もし立会い出産を予定しているなら、ご主人にお願いしてみてください!」

撮影/白木 勉(PEACE MONKEY)スタイリング/田沼智美 ヘア&メイク/麻生陽子(ilumini)取材・文/長澤幸代

フリンジプルオーバー 9,800円+税/キヌア ブティック(バーンブリーズ) デニムパンツ6,900円+税、肩にかけたデニムジャケット 12,000+税/ともにエドウィン イー スタンダード(エドウィン トウキョウ ハラジュク) イヤリング 3,800円+税/キュベ バングル 22,000円+税、リング 13,000円+税/ともにバフ レザースリッポン 21,000円+税/ユードット

エドウィン トウキョウ ハラジュク03-6447-0330
キュベ048-256-7071
バーンブリーズ03-5454-5690
バフ0154-38-2600
ユードット03-5808-1868


PROFILE
今井りかさん
1984年2月29日生まれ。雑誌『Ray』専属モデルとして活躍、以降モデル業を中心に、ドラマ、映画。舞台、ラジオ、バラエティ番組などマルチに活躍している。2014年に入籍、2015年10月に第一子となる女の子を出産。産後2カ月でモデル復帰し、現在は『LEE』レギュラー出演のほか『mamagirl』などの雑誌にて活動中。
今井りか オフィシャルブログ公式ツイッター

この連載について

MAMA'S LIFE Vol.9〜今井りかさん〜

10代でモデルデビューし、その後はファッション誌「Ray」などで活躍。2016年に出産後も、「LEE」を中心に活動を続ける今井りかさん。透明感のあるやわらかな雰囲気に加え、母となった今は芯の強さも感じさせるステキな女性に。そんな今井さんが、これまでほとんど語ることのなかった、妊娠~出産~子育てストーリーをお届けします。

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