生後0・1・2・3・4ヶ月の赤ちゃんの便秘、これって大丈夫? 便秘解消にはやっぱり綿棒浣腸?

 専門家監修
公開日:2017/07/30
更新日:2018/03/01
生後0・1・2・3・4ヶ月の赤ちゃんの便秘、これって大丈夫? 便秘解消にはやっぱり綿棒浣腸?
監修
渡辺とよ子先生
わたなべ医院院長

いつもママのお悩み上位にランクインする、赤ちゃんの便秘にまつわるいろいろ。うんちの回数が減ったり、機嫌が悪かったりすると心配になりますよね。おなかのマッサージや綿棒浣腸、母乳やミルクの量など、便秘解消に有効な方法をアドバイス。今回は、離乳食開始前の低月齢赤ちゃんの便秘問題に、育児誌『Baby-mo(ベビモ)』で連載中の「成長ダイアリー」でおなじみ渡辺とよこ先生が答えます!

Q.【生後2ヶ月】うんちが10日に1回しか出ないことも。マッサージのほかにできることは?

里帰り出産から自宅に戻ってきて1ケ月。やっと生活リズムがつかめてきたところです。娘は胃が大きくなってきたのか、1回の授乳時間が増えてきて、夜は一度しか起きないので助かっています。ひどかった乳児湿疹が落ち着いてきて、ひと安心。気がかりなのは便秘です。10日出ないことはザラ。出る日は、おむつからはみ出るくらいに大量です。便秘解消のためにおなかをマッサージしていますが、ほかにできることはありますか?(Aさん・Aちゃん 2ヶ月/身長56.0cm/体重5210g)

A.あまりにうんちが出ないときは、綿棒浣腸で刺激してみて

毎日うんちが出る赤ちゃんもいれば、数日間出ない赤ちゃんもけっこういます。うんちが毎日出ていなくても、母乳やミルクをよく飲んでご機嫌で、うんちをするときに苦しそうでなければ、便秘を気にすることはありません。
ただ、うんちをおなかに10日間もためておくのは、ちょっと気になるかもしれませんね。肛門を綿棒で刺激する「綿棒浣腸」をして、うんちを出すきっかけをつくってあげてもいいでしょう。

Q.【生後4ヶ月】おっぱいからミルクをメインにしたら、便秘ぎみになってしまいました

お風呂上がりにミルクを飲むと眠たそうに。ベッドに置くとすぐにスヤスヤ寝息をたててくれるからとてもラクです。心配ごとは、おっぱいからミルクメインにしたら便秘ぎみになってしまったこと。大丈夫でしょうか?(Aさん・Kくん 4ヶ月/身長67.9cm/体重5030g)

A.うまく出ないようなら排便をサポートして

ミルクを飲んでいる子のうんちのほうがかためで、うんちをためがちな傾向があるようです。2~3日で自然に出て、機嫌がよく、食欲にも影響がないなら心配しなくても大丈夫。
うんうんといきんだり、肛門のすぐそばまでうんちがきているのに出にくいようなら、綿棒で少し刺激をして排便をサポートしてあげても。ベビーオイルをつけた綿棒で、くるくると肛門をマッサージしてあげると、するっとうんちが出せます。また、離乳食が始まると、うんちの回数が増える子が多いですね。

Q.【生後0ヶ月】うんちが4~5日に1回です。大丈夫?

まだ生後0カ月なのにうんちが4~5日に1回しか出ないことが気になっています。(Sさん・Kくん 0ヶ月/身長50.0cm/体重3106g)

A.綿棒浣腸でも出ないときには、おっぱいやミルクの量を確認してみて

0カ月の赤ちゃんのうんちは水のようにやわらかいもので、かたくて出ないということはありません。綿棒で肛門を刺激すると、うまく誘導されてうんちが出やすくなります。それでも出ないか、少ないときには、おっぱいやミルクが足りているかどうかを確認してみましょう。
たくさん飲んでいるのに出ず、おなかがぱんぱんに張り、綿棒刺激でも出にくいときには、小児科で相談してください。

Q.【生後3ヶ月】便秘が続いたり毎日出たり……。排便リズムを安定させるには?

便秘が続いたり、毎日出たりと排便リズムが不安定なことが気になっています。(Sさん・Sくん 3ヶ月/身長62.0cm/体重6500g)

A.苦しそうにしていなければ心配しすぎないで

3カ月ごろになると、自分でおっぱいを飲む量をコントロールするように。それまで反射的に飲んでいた量にくらべて、一時的に飲む量が減ることがあります。すると、うんちの間隔が長くなって、なかなか出ないことも。赤ちゃんの機嫌がよく、母乳やミルクをしっかり飲めていれば心配しなくても大丈夫。おなかがすく時間なのに機嫌が悪くて飲まないときは、綿棒で肛門を刺激したり、おなかをマッサージしたりして、排便のサポートを。

出典:Baby-mo ※情報は掲載時のものです

監修
渡辺とよ子先生
わたなべ医院院長
札幌医科大学医学部卒業後、国立小児病院新生児科(NICU)や東京都立墨東病院周産期センター新生児科部長、同病院副院長をへて2014年より現職に。多くの乳幼児をみてきた渡辺先生ならではの、的確で親切な助言が好評。これまで『母乳育児 ミルク育児の不安がなくなる本』(主婦の友社)など監修に携わった育児本多数。

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