【 ナス・トマト・ピーマン&パプリカ】栄養満点の夏野菜でクイック離乳食レシピ

 専門家監修 2017/10/17更新
【 ナス・トマト・ピーマン&パプリカ】栄養満点の夏野菜でクイック離乳食レシピ

監修&調理 上田淳子先生
料理研究家。国内外のレストランで修業後、雑誌や書籍、テレビなどで活躍中。『晩ごはん症候群(シンドローム)』(フクチマミ著・主婦の友社)で料理監修を担当しています。http://juncook.com/

太陽の恵みをたっぷり浴びて育った夏野菜はみずみずしくて甘みがいっぱい! 育ちざかりのベビーに必要な栄養もたくさん含まれています。そこで、今まさに旬を迎えているナス、トマト、ピーマン・パプリカを使った離乳食レシピを大公開。野菜嫌いのベビーがモグモグ食べる、ひと工夫が満載です!

夏野菜レシピに使う食材はコレ!

とろけるような味わいが人気 「なす」

独特のアクがあるので、水につけてアク抜きをしてから調理を。加熱するとトロッとした口あたりになり、赤ちゃんが食べやすくなります。肉類などとの相性もよく、調理方法も多彩。焼いても煮てもいためてもおいしいので、ぜひとり入れて。

加熱調理で甘みがアップ! 「トマト」

甘ずっぱさがおいしい、みずみずしいトマトの旬は6~9月。加熱することで酸味がやわらぎ、甘みが引き出されます。甘みと酸味を生かし、淡泊な味の食材と合わせても◎。ビタミンやカロテン、リコピンなどの栄養素も豊富です。

ビタミンCが豊富 「ピーマン・パプリカ」

パプリカやピーマンに含まれるビタミンCは、加熱してもこわれにくいのが特徴。夏バテ防止効果も期待できます。独特の苦みも加熱することでまろやかになり、離乳食に活躍。カラフルな色みで赤ちゃんの食欲をそそります。

ゴックン期(5~6カ月ごろ) のレシピ

なすのきな粉あえ

きな粉の香ばしさで野菜がモリモリ食べられる!

<材料>
なす……10g(1/7本)
きな粉……小さじ1/4

<作り方>
1.なすは皮をむき、やわらかくゆでる。
2.あら熱がとれたら裏ごしし、きな粉を加えてまぜ合わせる。食べにくいようなら白湯でのばす。

★調理メモ…きな粉は粉っぽさが残っているとむせる原因になるので、食材としっかりまぜ合わせるのがポイント。

高野豆腐トマト

甘ずっぱ~いトマトにすりおろした高野豆腐をプラスして栄養価UP

<材料>
トマト……10g(中1/10個)
高野豆腐……小さじ1/2

<作り方>
1.トマトは皮をむいて種をとってあらく刻み、耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで約30秒加熱する。
2.あら熱がとれたら裏ごしする。
3.耐熱容器に2、すりおろした高野豆腐を入れてよくまぜ、ラップをかけて電子レンジで約20秒加熱する。食べにくいようなら白湯でのばす。

★調理メモ…高野豆腐はおろし金ですりおろせば、簡単に使えて、手軽にタンパク源をとることができます。

パプリカのだし煮

パプリカ独特の味もやさしいだしでまろやかに

<材料>
パプリカ……10g(4cm角1個)
だし……大さじ2

<作り方>
1.パプリカは皮をむき、細切りにする。
2.小鍋に1、だし、水(1/2カップ)を入れ、パプリカがやわらかくなるまで弱火で煮る。
3.あら熱がとれたら裏ごしし、2の煮汁でのばす。

★調理メモ…パプリカは皮をむいて使います。ピーラーを使えば簡単に薄くむくことができるから便利。

モグモグ期(7~8カ月ごろ)のレシピ

なすそうめん

野菜がそうめんにからんでチュルチュル食べられる

<材料>
なす……20g(中1/4個)
乾そうめん……15g
だし……大さじ2

<作り方>
1.なすは皮をむいてゆで、あら熱がとれたらこまかく刻む。
2.そうめんは2cm程度の長さに折り、やわらかくゆでる。ゆで上がったら水でもみ洗いをし、ザルに上げておく。水けがなくなり固まったらこまかく刻む。
3.小鍋に1、2、だしを入れ、ひと煮立ちさせる。

★調理メモ…そうめんはあらく折ってからゆで、かたまったものを刻めば調理しやすくなり手間も省けます

トマトパンがゆ

トロトロ食感にトマトの酸味がベストマッチ

<材料>
トマト……20g(中1/8個)
食パン(8枚切り)……15g(1/3枚)
牛乳……大さじ2

<作り方>
1.トマトは皮をむいて種をとり、あらく刻む。
2.食パンは耳を落として小さくちぎり、水にひたし、水けを軽くきる。
3.耐熱容器に1、2を入れ、ラップをかけて電子レンジで約30秒加熱する。
4.3をすりつぶして牛乳を加え、ラップをかけて電子レンジで約30秒加熱する。

★調理メモ…トマトは皮をむいて使います。少量使う場合は、くし形に切ってから包丁で皮をむくと簡単です。

ピーマンバナナヨーグルト

ピーマンの苦みもバナナの甘さで食べやすく

<材料>
ピーマン……15g(中1/8個)
バナナ……25g(中1/6強本)
プレーンヨーグルト……大さじ3

<作り方>
1.ピーマンはやわらかくなるまでゆでる。あら熱がとれたらこまかく刻む。
2.バナナはなめらかにすりつぶす。
3.器に1、2、ヨーグルトを入れてまぜ合わせる。

★調理メモ…甘くて食べやすいバナナは赤ちゃんに人気の食材。食事量の少ないころはエネルギー源として代用できます。

カミカミ期(9~11カ月ごろ)のレシピ

なすと豆腐の中華いため

ごま油をちょっぴり使うだけで簡単中華メニューの完成☆

<材料>
なす……30g(中1/3個強)
木綿豆腐……45g(1/8丁強)
ごま油……少々
水どきかたくり粉……少々
(※水どきかたくり粉は、かたくり粉を倍量の水でといたものです。)

<作り方>
1.なすは皮をむき、ラップに包んで電子レンジで約30秒加熱する。あら熱がとれたら7㎜程度の角切りにする。
2.フライパンを中火にかけてごま油を引き、1をさっといためる。
3.豆腐を加えくずしながら約1分いため、仕上げに水どきかたくり粉でとろみをつける。

※調理メモ…カミカミ期は少量ならごま油が使えます。ごま油で料理の風味がアップし、食欲も進むはず。

トマトとかじきのいため物

魚にトマトのうまみがぎゅっとしみこんでごはんが進む!

<材料>
トマト……30g(中1/5個)
かじきまぐろ……15g
植物油……少々

<作り方>
1.トマトは皮をむいて種をとり、あらく刻む。
2.かじきまぐろは7㎜程度の角切りにする。
3.フライパンを中火にかけて植物油を引き、2をいためる。
4.ほぼ火が通ったら1を加え、全体がなじむまでいためる。

★調理メモ…パサつきやすい食材はトマトといっしょに加熱すると、トマトの水分で食べやすくなります。

パプリカのミルクリゾット

パプリカのシャキシャキ感と牛乳のコクがやみつきに

<材料>
パプリカ……25g(1/6個)
牛乳……大さじ3強
軟飯……70g
(※軟飯は、米1:水3、または、ごはん1:水2〜3の割合で炊いたものです。)

<作り方>
1.パプリカは皮をむき、やわらかくゆでる。あら熱がとれたらあらくつぶす。
2.小鍋に1、軟飯、牛乳を入れ、ひと煮立ちさせる。

★調理メモ…ゆでたパプリカはフォークで簡単に食べやすい大きさにすることができます。

パクパク期(1才~1才6カ月ごろ)のレシピ

なすと納豆のお焼き

おやつ感覚で食べられて栄養価もしっかりキープ!

<材料>
なす……30g(中1/3強)
ひき割り納豆……大さじ1/4
小麦粉……大さじ3
水……大さじ1〜2
植物油……少々

<作り方>
1.なすは皮をむき、ラップに包んで電子レンジで約30秒加熱する。あら熱がとれたらあらく刻む。
2.ボウルに1、納豆、小麦粉、水を入れしっかりまぜ合わせる。
3.フライパンを中火にかけて植物油を引き、2をスプーンで一口大に落とし入れ、片面1分半を目安に両面をこんがりと焼く。

★調理メモ…ベタベタする納豆も、小麦粉とまぜ合わせておやきにすれば、手や口の汚れを気にすることなく手づかみ食べができます。

フレッシュトマトパスタ

トマト本来の甘みが際立つシンプルパスタメニュー

<材料>
トマト……40g
スパゲティ……30g
オリーブ油……小さじ1/2

<作り方>
1.トマトは皮と種をとり、あらく刻む。
2.スパゲティは2cm程度の長さに折り、やわらかくゆでる。
3.フライパンを弱火にかけ、オリーブ油を引き、あたたまったら1 を入れて約2分いため、2を加えてなじむまでいためる。

★調理メモ…トマトは加熱すると酸味がとんで甘くなるので、赤ちゃんでもおいしく食べられます。

ピーマンとひき肉の炊き込みピラフ

野菜と肉をいっしょに炊くだけ!時短レシピでママもうれしい

<材料(1合分)>
ピーマン……3個
牛豚合いびき肉……50g(大さじ3強)
米……1合
バター……5g

<作り方>
1.米は洗って炊飯器に入れ、1合の目盛りまで水を入れる。
2.ピーマンはあらく刻む。
3.1に2、合いびき肉、バターを入れて炊く。
4.ごはんが炊けたら全体をよくまぜて、80gを子ども用に取り分ける。

★調理メモ…炊飯器に米と具材を入れて炊くだけのらくちんレシピ!大人は味が薄ければ塩こしょうなどで調味して。

※「ゴックン期」は離乳食初期の5~6カ月、「モグモグ期」は離乳食中期の7~8カ月、「カミカミ期」は離乳食後期の9~11カ月、「パックン期」は離乳食完了期の1才~1才半のことを表しています。

※記事内で紹介した離乳食の調理テクニックは、お子さんの月齢・離乳食の進み・アレルギーの有無などに合わせて取り入れるようにしてください。

撮影/福村美奈(本誌写真課) スタイリング/坂上嘉代

出典 :Baby-mo(ベビモ)2017年夏秋号※情報は掲載時のものです

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