離乳食後期(9~11カ月・カミカミ期)の進め方・固さ・大きさ・量の目安と食材&おすすめレシピ

 専門家監修
公開日:2017/05/23
更新日:2019/07/05
離乳食後期(9~11カ月・カミカミ期)の進め方・固さ・大きさ・量の目安と食材&おすすめレシピ
監修
上田玲子先生
帝京科学大学教育人間学部教授 栄養学博士

1日3回食になり、大人と同じタイミングで食事をとれるようになる離乳食後期。食べることに対する興味が増し、手づかみ食べも盛んに。この時期の離乳食の進め方や注意点をご紹介します。赤ちゃんも大満足のレシピも参考にしてください!

離乳食の後期はいつから?進め方のポイント

離乳食の後期は生後9カ月から11カ月ごろにかけての時期で、これまでの2回食から3回食へステップアップ! 決まった時間帯に食べさせ、食生活のリズムをととのえていく時期でもあります。おっぱい・ミルクを飲む量は減り、栄養のメインは離乳食にスイッチ。ごはん、パン、うどんなどのエネルギー源、野菜、果物、海藻などのビタミン・ミネラル源、肉・魚・卵などのタンパク質源の3つの栄養素を意識して献立を立てましょう。

このころから鉄分が不足がちになるので、赤身の魚やレバー、緑黄色野菜、ひじき、大豆、卵など鉄分豊富な食品を意識してとり入れて。大人の料理を薄味&やわらかめにして取り分けるのもおすすめです。食材によって、あらみじん切り、コロコロの角切り、薄切りなどバリエーションをもたせると口の動きのトレーニングとなり、かむ力が育まれます。

離乳食後期に多い手づかみ食べも大事な成長の過程

このころの赤ちゃんは、手指が発達し、指先がセンサーとなって食べ物の温度やかたさを感じとるようになります。ぐちゃぐちゃにかき回したり、つかんで床に落としたり「遊び食べ」が盛んになるのでママは大変ですが、赤ちゃんは食べ物を「どうしたら自分で食べられるか」を研究しています。ある程度は赤ちゃんの自由にしてあげましょう。

手づかみ食べは、目で見て、手でつかんで口に運ぶという、目と手と口の協調運動。ゆで野菜やパンなど、小さな手でも持ちやすいひと口サイズのメニューで、赤ちゃんの「自分で食べたい気持ち」を応援してあげましょう。

離乳食後期の目安量はどれくらい?

離乳食後期(カミカミ期)の1回分の食事量の目安は、主食とおかずを合わせて、子ども茶わん1杯程度です。食べる量は個人差が大きいので、下記の量はあくまでも目安にしてください。前半・後半ととくに明記のないものは、離乳食後期全体を通しての量です。

★ごはん…カミカミ期前半・5倍がゆ90g/後半・軟飯80g

★食パン…カミカミ前半・25g/後半・35g

★ゆでうどん…カミカミ期前半・60g/後半・90g

★野菜…カミカミ期前半・20g/後半30g

★果物…10g

★豆腐…45g

★肉・魚…それぞれ15g

★全卵…1/2個

★乳製品…80g(牛乳なら90ml※牛乳は飲み物として与えるのは1才以降に)

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出典 :はじめてママ&パパの離乳食※情報は掲載時のものです

監修
上田玲子先生
帝京科学大学教育人間学部教授 栄養学博士
栄養学博士・管理栄養士。小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(主婦の友社)など監修書多数。

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