産婦人科医・丸田佳奈さんが振り返る「私の初めての出産」&ドクター目線の安産ポイント

コラム 2017/05/17更新

現役産婦人科医で、タレントとしても活躍する丸田佳奈さん。今までに数多くの出産を見てきた丸田さんが、今年の1月に自ら初めての出産を経験。産婦人科医として、また一人の母として、ご自身の出産を振り返り「初めての出産」について語っていただきました。ドクター目線から見た「5つの安産ポイント」も必見です!

赤ちゃんに会えた喜びで陣痛のつらさも吹き飛びました

妊娠中はつわりがひどく、出産直前まで続きました。さらに陣痛を起こすホルモンが分泌されると吐きけも強まって、お産入院の前日は何度もトイレにかけこむことに……。今思い出してもつわりの苦しみは長く大変でした。

それに比べると、陣痛の痛みは必ず終わりがくるもの。おなかの赤ちゃんに会えると思えば、どんな痛みにも耐えられてしまうから、母って強いですよね。翌日にはすっかり痛みの感覚も忘れてしまって、あれだけ苦しかったのにもう思い出せないんです。そして、「2人目も早く産みたい」って思えちゃうんだから、不思議です。

ただ、産婦人科医としてたくさんの出産を見てきた私でも、経験してみないとわからないこともたくさん。子宮口が全開になってからの痛みは想像以上で、「もう無理ー!」って叫んでしまったほど。産婦人科医なのに恥ずかしいと思いますが、初産婦の心の声がもれ出てしまいました(笑)。

そんなときに頼りになるのは、やはり助産師さん。助産師さんのアドバイスどおりにがんばってみることが、赤ちゃんにとってもママにとってもラクな、安産への近道なのかなと思います。

初めてのお産は"するん"とはいきませんでしたが、出産後すぐに「2人目も欲しい!」と思えたのだから"安産"ですね。

ドクターの目から見た「安産ポイント」はこの5つ!

1:動けるようなら、廊下や階段を歩いてみるとお産が進むことも

歩くこと刺激となって赤ちゃんが下がってくることもあります。余裕があるようなら、病院内をゆっくり歩いてみるのもおすすめ。

2:食事はしっかり食べて、パワーをチャージしておきましょう

お産は長丁場になることも。分娩時にエネルギー切れにならないように、食事はしっかりとって体力をつけておきましょう。

3:移動は痛みの合間を狙って、すばやく!

病室からLDRまでの移動は、陣痛が強くなってから。大変ですが、痛みが引いたらこわがらずに、どんどん歩いて分娩台へ。

4:夫にラクになるポイントや押し方をリクエストして


陣痛のときのマッサージは、腰のあたり、肛門の近くなど、人によって痛みがやわらぐポイントが違います。少しでもラクになれるよう、場所や力の入れ具合を夫に伝えて、押したり、さすったりしてもらいましょう。

5:助産師さんのアドバイスを聞いて、なるべく冷静に

助産師さんの言葉を聞いて、呼吸やいきみ逃しのポイントを意識して。やみくもにいきむと、下半身がむくんで赤ちゃんが出にくくなってしまうので注意しましょう。

撮影協力/稲毛とらのこ産婦人科 撮影/鈴木江実子



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丸田佳奈(まるた かな)
ミス日本に輝いた現役産婦人科医。タレントとしても活躍し、医師の立場から美や健康に関する情報を発信している。1月に女の子を出産。

出典 :Pre-mo2017年夏号※情報は掲載時のものです