妊娠検査薬で陽性反応でも生理に!妊娠は間違い?陰性に変わることも?

コラム
公開日:2017/04/24
更新日:2019/02/14
妊娠検査薬で陽性反応でも生理に!妊娠は間違い?陰性に変わることも?

いまやドラッグストアなどで手軽に購入でき、尿をかけるだけで簡単に妊娠の可能性がわかる妊娠検査薬。でも、「妊娠検査薬で陽性判定が出ていたのに生理がきた」という話もちらほら。これは妊娠検査薬の判定が間違っていたのでしょうか? 妊娠検査薬が妊娠を判定する仕組みや正確性、判定とは違った結果だった場合の原因についてご紹介します。

妊娠検査薬は陽性と陰性をどう判定しているの?どれくらい正確?

まず、妊娠検査薬は陽性と陰性を何でどのようにして判定しているのか、その仕組みからご紹介していきましょう。女性の妊娠すると、おなかの赤ちゃんを育てるために体にさまざまな変化が起こります。その変化のうちの一つがhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン/human Chorionic Gonadotropin)というホルモンの分泌。hCGは着床すると体の中で作られ始め、尿の中に排出されます。通常、妊娠しなければ尿の中に出てくることはないものなので、尿中のhCG濃度によって妊娠検査薬は陽性と陰性を判定するのです。 hCGが尿の中に出てくるのは妊娠4週目ごろ。市販の妊娠検査薬は、一般的に尿中のhCG濃度が50mIU/mL以上に達すると検出する仕組みで、妊娠4週目ごろはちょうど生理予定日ごろにあたります。説明書通りに正しく使用すれば、ほとんどの妊娠検査薬が99%以上と高い精度で判定が可能。どれも1分ほどですぐに結果がわかります。

妊娠検査薬の陽性反応はいつから?

【医師監修】妊娠検査薬はいつから反応する?正しい使い方と時期は?フライング検査はできる?
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生理が遅れる、なんとなく体がだるいなど、「もしかして妊娠?」と思ったら、まずは妊娠検査薬を試してみましょう。妊娠検査薬は説明書に従って使えば、それほど難しいものではありませんが、その正しい使い方や判定可能な時期、気になるフライング検査のことなどをご紹介します。先輩ママが使ってみたときのエピソードも参考にしてみて!
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妊娠検査薬が陽性でも間違っていることもある!?その原因とは

99%以上の正確さを持つ妊娠検査薬ですが、たとえ陽性の判定が出たとしてもそれが正常な妊娠かどうかまではわかりません。妊娠検査薬の判定だけで自己判断せず、できるだけ早く医師の診断を受けましょう。 また、妊娠していないのに陽性と判定される場合、その逆に妊娠しているのに陰性と判定される場合も。妊娠検査薬は尿中のhCG濃度によって判定をしているため、「間違っている」わけではありませんが、結果として間違っているかのような判定が出てしまうことがあります。それらの原因は以下のことが考えられます。

妊娠していないのに妊娠検査薬で陽性反応が出る原因

化学流産

妊娠検査薬で陽性反応が出たものの、超音波で胎嚢(たいのう)が確認できる前に流産してしまうことをいいます。妊娠検査薬が一般に使われるようになったためにわかることも増えましたが、知らなければ生理がきていつも通り過ごしてしまうことが多いものです。

子宮外妊娠

妊娠検査薬では正常な妊娠かどうかまではわかりません。

閉経期

閉経期にはhCG疑似物質が分泌されることがあります。

ホルモン剤

不妊治療などでhCGを含んだ性腺刺激ホルモン剤の投与を受けている場合、妊娠検査薬がホルモン剤に反応することもあります。

尿に糖・タンパク質・血などが含まれる

高度の糖尿、蛋白尿、血尿などの場合、妊娠検査薬が陽性を示すこともあります。

絨毛上皮腫などhCG産生腫瘍がある

hCGが分泌され、妊娠検査薬が陽性を示すこともあります。

中絶直後

尿中のhCG濃度が基準以上あれば、妊娠検査薬が陽性を示すこともあります。

 

妊娠しているのに妊娠検査薬で陰性反応が出る原因

妊娠初期で尿中のhCG濃度が十分でない

妊娠の経過により尿中のhCG濃度が濃すぎる

子宮外妊娠などの異常妊娠 

胎児死亡、稽留流産などの胎児異常


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