神山まりあさん 母親のほかに「仕事」という軸があるからハッピーでいられる。幸せなら自然と余裕も生まれる ~mama’s LIFE Vol.7 第4回~

神山まりあさん 母親のほかに「仕事」という軸があるからハッピーでいられる。幸せなら自然と余裕も生まれる ~mama’s LIFE Vol.7 第4回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.7〜神山まりあさん〜

産後も母として女性として輝き続ける、あこがれのママたち。2016年に第一子を出産し、モデルとしても新たなステージを迎えた神山まりあさんは、まさに「ワーキングママ1年生」。育児と仕事の両立、母としての責任、仕事をもつひとりの女性としての希望や夢。さまざまな感情の間で揺れる「働く母」の心を、お話してくださいました。


仕事をするのが嬉しい、でもこれは母としては失格なの?

「仕事がとにかく楽しいんです!」。今まさに母として、ひとりの女性として充実した時を送り始めた神山さんの表情は、自信に満ちあふれています。

「仕事が大好きだし楽しいから、疲れは全然気になりません。産前はラジオのお仕事など、『話す』ことを主にしていたのですが、母になってモデルのお仕事をさせていただけるのがすごく嬉しいです。産後1カ月くらいでお声をかけていただき、育児に慣れないうちからのお仕事再開となりましたが、撮影の現場はとっても好き。息子を連れていける現場もあったり、スタッフさんもとってもフレンドリーで、ありがたいなと思っています」

ここ数ヶ月で環境がガラッと変わり、戸惑いや不安を感じつつも、それを力に変えてきた神山さん。再開したばかりのころは、モデルの仕事が増えるにつれ、息子のディーン君を育てる母ならではの悩みも抱えていました。

「『仕事が決まるのは嬉しい。でも仕事をしている間は息子のそばにいられない。仕事が増えるほど、離れている時間も増えていく。それなのに仕事が決まって嬉しく感じているのは、母親として失格なんじゃないか』って思っていたんです。撮影が続くと、数日間、日中はベビーシッターさんや主人、母に息子をお願いすることになってしまうのですが、見えない罪悪感に襲われるんです」

仕事で外出しているときに、ご主人から「息子が何をしても泣きやまない、様子がおかしい」とヘルプの電話があったときは、「家に帰るべきか、まかされた仕事をきちんとするべきか」で葛藤したことも。「母なのに、これでいいのか」。仕事への熱意と母としての責任感に挟まれ、悩む時期もありました。

「主人に素直な気持ちを話すと、『母親失格なんてことはないよ。まりあが安心して仕事ができるように、僕はいろんなお世話ができるようにしているんだから』と。その日は主人といろんなことを話し合いました。それまでは私の中で常に『迷い』のようなものがあったんです。でも本心をさらけ出したことで、心の整理がつきました。仕事は仕事、家庭は家庭、子どもは子ども、私は私って。産後、仕事を再開しようか悩んでいるときに『好きなことをしなよ』と言ってくれたのも主人ですし、今毎日が楽しいと思えるのは、母親という軸以外にも、仕事という新たな軸ができたから。息子と一日中ずっと一緒の毎日を送っていたら、それはそれで幸せなのだけれど、どこかで『子どものせいで』と感じてしまう場面があったかもしれません。思うように行かないことを、責任転嫁していたかもしれない。今は仕事、育児、家庭という3つのベクトルがあるからバランスがとれているし、毎日ハッピーでいられるのだと思います」

余裕は与えられるものじゃなく、自分で作るもの

神山さんに「憧れの女性は?」とたずねると、即座に名前が出てきたのが、後藤久美子さんと中村江里子さん。ともに海外に生活の拠点を置く、しなやかで自立した女性をイメージさせます。

「おふたりとも、子育てしていても自分のメンテナンスを怠らないのが素敵です。お母さんになると、どうしても女らしさは薄くなるじゃないですか。それでも『女性』でいられる人って素晴らしいと思うんです。セクシーさとかキュートさとかを兼ね備えているママは、子育てを楽しんで、それから夫との生活も楽しんでこそなれると思うから、気持ちに余裕がないといけない。余裕を生むためには、自分の時間を持つようにしています。『ネイルに行きたい』と思ったら時間を作るように努力することも、大切なのかなって」

ZARAなどママたちに身近なブランドをよく着ていて、リアルに参考になる神山さんのファッション。神山さんのインスタグラムを見ると、ママが避けがちな「白」のアイテムをよく着ていることに気づきます。ママになると汚れてもいいように、どうしても濃い色を選んでしまいがちですが……。

「白は洗えるものを着ているので全然平気です! まだミルクの吐き戻しもしょっちゅうなので、肩のあたりがつねに白いんですけど、黒を着ているよりは目立ちません(笑)。汚れたら洗えばいいし、ママになっても白着ようよ! って思います。子どもがいるからってあきらめたり言い訳をするのではなく、子どもがいるからこそ、母でいることをポジティブにとらえていける環境作りをしていきたいです。白い服を着たっていいし、赤ちゃんをおんぶしながらママがラーメン屋のカウンターで食べたっていいじゃないですか。お母さんがハッピーなら、家族はハッピーですから!」

撮影/白木 努(PEACE MONKEY)ヘア&メイク/遊佐こころ(PEACE MONKEY)取材・文/長澤幸代


PROFILE
神山まりあさん
1987年2月17日生まれ。東京都出身。2011年ミス・ユニバース・ジャパンでグランプリに輝き、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。2015年に結婚、2016年7月に第一子となる長男を出産。イメージコンサルタントや、マナー・プロトコール講師など、多数の資格を持つ一面も。インスタグラムのフォロワー数は7万人を超え、2017年1月号より雑誌「VERY」に出演中。
神山まりあ 公式ブログインスタグラム

この連載について

MAMA'S LIFE Vol.7〜神山まりあさん〜

2011年ミス・ユニバース・ジャパン グランプリに輝き、その後はイベントMCやラジオパーソナリティとして活躍、結婚・出産を経て昨年より雑誌「VERY」に登場! 翌月号からさっそく特集が組まれるなど、母になっても飛躍し続ける神山まりあさん。飾らない等身大のファッションやライフスタイルにも注目が集まる、彼女のmama’s LIFEをクローズアップ!

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