出産時の会陰切開、切らない・縫わないために今日からやっておきたい会陰ケア

 専門家監修
公開日:2017/04/08
出産時の会陰切開、切らない・縫わないために今日からやっておきたい会陰ケア
監修
木下智恵先生
成城木下病院
監修
浅井貴子さん
助産師・マタニティアロマセラピスト

妊娠中のケアと出産時のがんばりで、会陰への負担を減らし、切ったり裂けたりするのを防げる場合もあります。たとえ切ったとしても少し気をつけるだけで傷を最小限にすることも可能。さっそく今日からできることをドクターと助産師さんに教えていただきました!

お産に時間がかかっても、会陰が切れなければ産後がラク


「妊婦さんの多くは、出産は『早く終わるほど安産』『長引くほど難産』と思っていますが、赤ちゃんとママが元気で落ち着いているなら、ゆっくりお産が進むほうが体の負担が少なく、産後の回復が早くていい場合もあります。まずは妊娠中にしっかり会陰ケアを行うことが大事ですね」と浅井さん。実際に浅井さんの見てきた妊婦さんの約半分は、会陰ケアをして切らずにお産を終えているそう!
「こわい話ですが、会陰切開の傷が原因でウツになったり、痛みや恐怖でセックスレスになる人もいます。そうならないためにも妊娠中から努力し、なるべく切らずに産むことをおすすめしたいですね。傷か小さければ小さいほど、産後の子育てもラクにスタートできますから!」

助産師さん直伝! 妊娠中にやっておくべき会陰ケア

今日から毎日! お風呂に入ってあたたまる


冷えは皮膚の伸びを悪くするだけでなく、難産にもなりやすいので要注意。毎日しっかりお風呂につかり、体全体をしっかりあたためて。オイルマッサージとあわせて行えば、全身ポカポカです。

今日から毎日! マタニティスイミング

マタニティスイミングやマタニティビクスなどを1時間行うと、水圧と水流で1時間会陰マッサージしているのと同じ効果が。水泳は末梢神経を広げて、血行をよくしてくれます。

妊娠28週から! 会陰マッサージ

会陰がスムーズに伸びて開くよう、オイルをしみ込ませたコットンでマッサージ。使用するオイルはアーモンドオイル、ホホバオイルなどがおすすめです。

1. コットンにオイルをたっぷり染み込ませ、人さし指と中指でコットンを持つ。
2. 会陰と周辺をUの字を描くようにマッサージする。

3. 続けて膣口と肛門の間をくるくると円を描くようにマッサージする。

4. オイルの残ったコットンは、小さいナプキン(おりものシートや尿ケアシートでも)にのせ、装着。そのままひと晩寝れば会陰がフワフワに♪

出典 :Pre-mo(プレモ) 2017年春号※情報は掲載時のものです

監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。
成城木下病院
監修
浅井貴子さん
助産師・マタニティアロマセラピスト
大学病院、未熟児センター勤務ののち、現在は母親学級、育児相談、新生児訪問などを行う。「プレママ★アロマ教室」のほか、マタニティ専用サロン、ベビーマッサージ教室なども主宰。

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