出産時の会陰切開がこわい! 知っておくと安心の会陰切開いろいろQ&A

 専門家監修 2017/10/17更新
出産時の会陰切開がこわい! 知っておくと安心の会陰切開いろいろQ&A

監修
成城木下病院 木下智恵先生/横浜市立大学医学部卒業。順天堂大学医学部産婦人科を経て現職。私生活では3人のお子さんをもつお母さん。妊娠・出産の豊富な知識と経験をもとに、心強いアドバイスをしています。

監修
助産師・マタニティアロマセラピスト 浅井貴子さん/大学病院、未熟児センター勤務ののち、現在は母親学級、育児相談、新生児訪問などを行う。「プレママ★アロマ教室」のほか、マタニティ専用サロン、ベビーマッサージ教室なども主宰。

妊婦さんが陣痛と並んでこわいと感じている「会陰切開」。どういうときに会陰切開になるの? トイレは大丈夫? 裂けるより切ったほうがいいの?などなど、気になる会陰切開についてドクターと助産師さんに聞きました!

Q.赤ちゃんが大きめです。会陰切開になりますか?

A.頭が大きいと可能性は上がります

会陰切開になるかどうかは、赤ちゃんの大きさよりも、頭の大きさによります。大きめの赤ちゃんでも頭が小さく、ママの会陰もよく伸びてスムーズに出てこられれば、切らなくてすむかもしれません。

Q.会陰切開後、トイレでいきんで傷が開くことはない?

A.いきんでも傷が開くことはありません


切った場所によって尿がしみたり、大便のときにいきみづらいことがありますが、傷が開くことはないので安心して。膀胱炎や便秘にならないためにも、がまんは禁物です。

Q.若いほうが会陰が伸びやすいって本当?

A.体質によるので年齢は関係ありません

高齢出産の人でも、コラーゲンや、皮下の膠原線維が豊富で皮膚が伸びにくく、切らなくてはならない人も。皮膚の伸びやすさは体質と考えて。

Q.会陰切開で大量出血することはありませんか?

A.傷口を縫い止血するので大丈夫です


会陰切開の傷はきちんと縫い、止血処理をするので、出血多量になることはありません。会陰切開で大きなトラブルになることは、まずないと考えて大丈夫。

Q.自然に裂けた場合は縫わないんですか?

A.傷が浅い&小さければ縫わない場合もあります

少しすれたような傷や、浅い傷の場合は縫わないこともありますが、出血していたり、複雑に裂けてしまっている場合は、状況に応じて縫う処置を行います。縫うときは麻酔をするので、痛みの心配はありません。

Q.裂けるぐらいなら切ったほうがいい?

A.少し裂ける程度なら切らないことも

傷の大きさや深さが同じなら、切っても裂けても、治り方に大きな差はないでしょう。ただ大きな裂傷になる可能性が高い場合は、切ったほうが傷あとがきれいなため、治りが早く、ママの負担も少ないです。

Q.会陰切開した場合、産後のSEX再開は遅らせたほうがいい?

A.体がつらくなければ遅らせなくても大丈夫


1カ月健診でOKが出たらセックスを再開できます。ただ、出産で膣や会陰にこまかい傷ができているので、最初はヒリヒリした痛みがあるかも。産後3カ月ぐらいたつと心と体に余裕が出てくるので、そのころまで待ってもいいかもしれません。

Q.どうしても会陰切開をしたくないときは産院に伝えてもいい?

A.希望があるなら事前に伝えておいても

会陰切開についての考え方は産院によってさまざまですが、どうしても切りたくないという場合は、事前に伝えておいてもよいでしょう。ただ、切開をしないで自然に裂けた場合、出血がより多くなる、縫合しにくい場合があることは頭に入れておきましょう。



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出典 :Pre-mo(プレモ) 2017年春号※情報は掲載時のものです

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