今宿麻美さん 子どもをしかってしまった日は、寝顔を見ながら反省。自分のイヤな面と向き合う育児は「育自」の連続 ~mama’s LIFE Vol.5 第3回~

今宿麻美さん 子どもをしかってしまった日は、寝顔を見ながら反省。自分のイヤな面と向き合う育児は「育自」の連続 ~mama’s LIFE Vol.5 第3回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.5〜今宿麻美さん〜

10代にモデルデビューしてから今もなお、ファッションリーダーとして多くの女性の憧れの存在であり続ける今宿麻美さん。産後はママ向けファッション誌にも登場、連載を持つなど忙しい日々を送っています。母になり、今まで以上に魅力が増した今宿さんの育児ライフや母としての思いを、Milly読者にお話してくれました。


息子を連れての海外旅行は「時差ボケ」が大きな壁!

妊娠中は国内外問わずさまざまな場所へ旅行し、産後は、息子の青馬くんが生後6カ月のときに家族で初海外・ニューヨークへ! 沖縄や大阪など、国内ツアーも家族で楽しんでいる今宿ファミリーですが、2才になる青馬くんを連れての旅は、大変なことも……。

「ニューヨークへは生後6か月のころと2才になってからと2回行きましたが、2才のときはかなり大変でしたね。『もう、しんどい』みたいな(笑)。長時間のフライトになるので、とにかく機内でぐずらないかがまず心配で、おもちゃは目新しいものを用意したり、機内対策は万全にしました。おかげで、寝ぐずりを少ししただけで過ごせましたが、現地で何よりも大変だったのは時差ボケ(ニューヨークとの時差は14時間)。起きていてほしい昼間に眠くなってしまい、逆に夜は寝てほしいのにめちゃくちゃ元気だったり。この年齢の子どもを連れての海外旅行は、想像以上に大変なんだなって勉強になりました。

でも、ニューヨークは主人も私も大好きな街ですし、小さな子を連れての楽しみかたも発見できました。ニューヨークって意外と子連れに優しいところなんです。日本食は充実しているし日本人向けのコンビニもあります。行ってしまえば何とかなるので、実はおすすめです」

もしかして料理好き? そんな発見をさせてくれた離乳食づくり

ほのぼのするファミリーフォトがたくさん投稿されている、今宿さんのインスタグラム。なかでもママたちからたくさんのコメントが寄せられているのが、愛情のつまった離乳食の記事。今は幼児食へステップアップしていますが、1才のお誕生日に手作りしたベビー用ケーキや、人気キャラクターをデコったごはんなど、食事することの楽しさを知ってほしいという母の思いがこめられているのが伝わります。

「料理は得意ではないのですが、離乳食を作り始めてから、『もしかして意外と好きなのかも』って気づきました。キッチンに立つのは全然イヤじゃないし、黙々とごはんを作るのも苦じゃないんですよね。でも青馬は、離乳食初期はあまり食べなくて、よく食べるようになったのは後期になってから。今もブロッコリーなどの野菜を単体で食べるのはダメみたいで、煮物にしたりお味噌汁に入れたり、卵焼きに入れたりしています。好きなものだけを食べさせてはいけないし、栄養バランスを考えるのって大変ですね。でも、いろいろチャレンジしたのはいい思い出。自己満足用で撮った写真も、今となってはすごく大切です」

イライラしたっていい。そういう気持ちも含めて育児なのだと思うから

青馬くんはそろそろ「イヤイヤ期」にさしかかるころ。育児の大きな壁のひとつでもあるこの時期、今宿さんも子どもとの接し方に悩むことも多いそうです。

「まだしつけをする段階ではないと思っているのですが、『こういう場合、どう対応するのがいいんだろう』って考えるシーンは増えました。『とにかくなにもかもがイヤ!』ってことはないけれど、いきなり機嫌が悪くなったりするときは、接しかたに悩みますね。子どもとの根くらべ、というときもあります」

お仕事があるとき以外は、青馬くんといつも一緒。ときには叱ってしまうこともあるけれど、それでも自分らしい育児ができていることが大事だと考えています。

「危ないことやいけないことをすれば怒るし、大きい声を出してしまうこともあります。全然優しいお母さんじゃありません。でも母親も人間だし、怒りでも悲しみでもなんでも、子どもへの感情があること自体は、ヘンじゃないと思っています。むしろ子どもに対して無感情になってしまうほうが私は怖い。だからイライラしてしまっても、『これでいいんじゃないの?』なんて思って自分を奮い立たせています」

そう考える一方、もっと子どもの目線に立てれば、気持ちに余裕が生まれるのではないかと感じているといいます。

「青馬をしかってしまった日は、寝顔を見ながら『ごめん』って思ったりします。どうしてイライラするのかを考えると、家事をふくめ、自分のやりたいことができないからなんですよね。親の都合やタイムスケジュールに合わせると、子どもに「待って」「もう少し」と言うことが多い。それが続くとお互いにイライラしてしまうのだけど、もし子どものペースを中心にしたら、そんな気持ちも減るのかなって。子どもと1日中一緒なのも今だけ。気持ちにもっと余裕をもって、きちんと向きあいたいなと感じることもあります。育児を通して今まで知らなかった自分を発見することもあるし、すごくイヤな自分と向き合うこともあります。毎日いろいろな感情や発見があって、子どもに教わることがたさくさん。まさに『育自』ですね」

とにかく健康であればOK! 親がレールを敷くのではなく、子どもの意欲を尊重したい

出産してから日々青馬くんの成長を感じ、親としてともに成長してきた今宿さん。最近は自己主張がハッキリし、個性も出てきたわが子に対して、親として願うことはあるのでしょうか。

「うちはそういうところは自由で、『こんなふうに育ってほしい』というのはまだないんです。『青馬は青馬らしくいてほしい』。それが一番で、親が『こんな子になってほしい』と思ったところで、だいたいそうならないと思うんですよね。親ががっちりとレールを敷いてしまうのはイヤだなと主人も私も思っているし、これから大きくなっても青馬の気持ちや意欲を優先したいです。母になったことで、自分の親に対しても見方が変わりました。きっと親は私に対していろいろな願いや思いがあったはずだけど、いつも好きなことをさせてくれて。それが今はすごくありがたいなって思うんです。だから青馬に対しては、とにかく健康であればいいと思っています」

(Vol.20へ続きます)

撮影/羽田徹(biswa.) ヘア&メイク/加藤恵 取材・文/長澤幸代


この連載について

ファッション誌「mini」「JILLE」「SPRING」など数々の雑誌のカバーを飾り、ストリートファッションのアイコン的存在として輝き続ける、モデルの今宿麻美さん。2014年に出産し、現在2才になる男の子を育てながらママ向けファッション誌などでも活躍の場を広げています。そんな今宿さんの妊娠&子育てストーリーをお届け!

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PROFILE
今宿麻美さん
1978年1月7日生まれ。宮崎県出身。1996年、雑誌「an・an」にてモデルデビュー。その後、国内外の多数のファッション誌にて活躍。女優、ラジオナビゲーターなど活動は多岐にわたる。2013年スタイリストのMASAH氏と結婚、2014年秋に男の子を出産。2017年1月に、著書「今宿麻美のママライフ 39 Thank you」(祥伝社)を発売。
今宿麻美さんオフィシャルウェブサイト公式インスタグラム

発売中 :今宿麻美のママライフ 39 Thank you※情報は掲載時のものです

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