無理に食べさせるのはNG? いつもごはんを残す……。幼児食の心配&ギモンを解決!

離乳食を卒業して幼児食へステップアップしても、子どもの食事に関する悩みはつきないもの。好き嫌いや食べる量など、ママたちから寄せられた不安やギモンにお答えします!
Q 色の濃い野菜をイヤがります! どうすれば食べてくれる?
A かたさや大きさ、味つけなど、調理法を工夫してみましょう
かたい、かみにくい、味が苦手など、野菜を嫌う理由はさまざま。まずは「嫌いな理由」を見つけるところからスタート。かたいのがイヤなら、小さめに切ったり、やわらかくゆでてみて。味が苦手なときは、ゆでこぼしてクセをやわらげるなど、調理の工夫で食べるようになることも。やだ、工夫してもダメなら、無理じいはしないこと。「青菜は嫌いでも、ブロッコリーならOK」など、同じ栄養価のほかの食材を食べているならよし、としましょう。
Q いわゆる「食の細い子」です。栄養失調になったりしない?
A 2~3日単位で栄養のバランスがとれていれば大丈夫です
少量しか食べない子は「栄養が足りないのでは?」と不安になりますね。でも、成長曲線のカーブに沿って体重が増え、元気に過ごしていればまず心配ありません。1回の食事の量で神経質にならず、2~3日単位でバランスがとれればOKと考えて。しっかり食べさせる基本は、「食事の前におなかを空腹にする」こと。そのために、食事と食事の間は5~6時間、食事とおやつの間は2~3時間あけましょう。外遊びで体を動かすこと、規則正しい生活を送ることも大切です。
Q 夕食の時間が遅くなりがちです
A 子どもの夕食は、できるだけ夜7時までにすませましょう
食べたものが消化されるまでには、2~3時間かかります。遅くに食事をしてすぐに寝ると、食べたものがきちんと消化されず、眠りが妨げられるだけでなく、寝ている間に脂肪をためこみやすくなります。幼児は9時に寝かせたいと考えると、夕食は7時までには終えたいもの。パパの帰りを待ったり、ママが働いていたりすると、夕食の時間はどうしても遅くなりがちです。子どもの分だけ先に作って食べさせたり、作りおきおかずで調理時間を短縮するなど工夫してみて。
Q 山盛りのごはんを、あっという間に食べてしまいます
A 脳の満腹中枢が未熟な幼児期。食べる量は大人が決めましょう
1~2才代は、脳の満腹中枢が未熟で、「おなかがいっぱい」という満腹感がわかりにくいのです。そのため、たくさんの量を食べる子もいます。大人が見て食べすぎているようなら、ある程度食べたところで「そろそろごちそうさまにしようね」と声をかけて。よく食べる子は、かまずに丸飲みしていることも。「カミカミしようね」と気をつけて見てあげましょう。また、大皿に盛りつけたおかずを各自が取り分けて食べる家庭では、食べる量が多くなりがち。子どもの分は小皿に盛るなど、大人が量をコントロールして。
Q 盛りつけを工夫しても、いつも残してしまいます
A 盛る量を少なめにして、子どもの達成感を大切に
少食でごはんを残しがちな子には、「全部食べられた!」という喜びを感じられるようにひと工夫。1回の食事量としてはもの足りなくても、まずは器に少なめに盛りつけてみましょう。いつもの半分の量でも、完食できた達成感はかけがえのないもの。器がきれいになってもまだ食べられそうなら、あらためて少量をおかわり。ママにほめられると自信がつくし、「また食べてみよう」という気持ちもわいてきます。
Q 食べたくないものを無理に食べさせるのは、かえってよくない?
A 「ひと口だけ食べてみる?」などの励ましで、いろいろな味の体験を
味覚は、いろいろな味や食感にふれることで育ちます。無理じいはよくありませんが、「この子はこれが嫌いだから」と決めつけて好きなものだけ与えていたのでは、味覚の幅がせばまってしまいます。嫌いなものは「ひと口だけ食べてみよう」作戦でトライしてみましょう。少しでも食べられたら、たくさんほめてあげて。苦手なものでもあきらめず、くり返し食卓に登場させることが大切です。何回か食べるうちに少しずつ慣れ、そのうちに好きになることもあるかもしれません。
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