節分の豆はどうして炒った大豆か知ってる?【頭のいい子を育てる歳時記】

 専門家監修
公開日:2017/02/02
更新日:2017/02/12
節分の豆はどうして炒った大豆か知ってる?【頭のいい子を育てる歳時記】
監修
宮里暁美先生
国立大学法人お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授・文京区立お茶の水女子大学こども園園長

明日は節分! 節分は季節の変わり目のことを指し、2月3日は「立春(りっしゅん)」の前の日というわけです。昔はこのほかに、「立夏(りっか)」「立秋(りっしゅう)」「立冬(りっとう)」とそれぞれの前日に4回ありました。今は「立春」の前の日だけを節分というようになったそうです。

豆を投げて悪いものを追い払う節分

昔から、鬼は乱暴な悪者とされることが多く、節分で鬼を追い払うことで「悪いもの」を近づけないという意味があったようです。ただ地方によっては、鬼をご先祖様の代わりと考えて大事にする場合もあります。節分の夜に家に招く「鬼迎え」の神事をしたり、豆まきのときに「福は内、鬼も内」というところもあるそうです。節分といっても、地域によって異なりますね。以下は全国的に節分で行われていることがらです。子どもと一緒に季節の行事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

豆まきをしよう

「鬼は外、福は内」は、「悪いことは家から出ていって、福(幸せ)が入ってこい」という意味。鬼は、病気などのよくないことを表していて、豆を投げることで、それをやっつけているのです。

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年の数の豆を食べよう

豆まきでまく豆は「福豆(ふくまめ」といって、鍋に入れて熱を加えた大豆。生の豆だと、後から芽が出るので縁起が悪いと考えられていたからだそうです。自分の年の数の豆を食べると、1年間健康に暮らすことができると言われています。赤ちゃんは、炒った豆はまだ食べられませんが、大きくなったら一緒に体験させたいですね。

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恵方巻を食べる地域も

その年に、年神様(としがみさま)がいる縁起のいい方角が「恵方(えほう)」。節分の夜に恵方を向いて、「恵方巻」という太巻きを丸かじりすると幸せになれるという風習がここ30年くらいで全国に広まりました。しゃべると運が逃げるので、食べ終わるまで口をきいてはいけないそうです。

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出典 :できるよ! せいかつ366※情報は掲載時のものです

監修
宮里暁美先生
国立大学法人お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授・文京区立お茶の水女子大学こども園園長
お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授。30年以上、保育の現場に従事し、保育者養成にも携わる。著書に『子どもたちの四季』(主婦の友社)など。

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