乳首が痛い! 乳腺炎! おっぱいトラブル、ドクター&先輩ママからの乗り切りアドバイス

 専門家監修
公開日:2017/02/02
更新日:2017/02/12
乳首が痛い! 乳腺炎! おっぱいトラブル、ドクター&先輩ママからの乗り切りアドバイス
監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授

マタニティ誌「プレモ」が行った先輩ママへのアンケートで、特に「困った!」の声が多かった母乳トラブルをクローズアップ。「乳首が痛い」「乳腺炎で熱が出た」の対処法と乗り切り方をドクターと先輩ママがレクチャーします。

乳首が痛い! 乳首が切れた!

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経験者にしかわからない、あの痛み。妊娠中は、まさか授乳で乳首が切れるなんて思いもしなかった……。そんなママたちの悲痛な叫びがいっぱいです。

ドクターからのアドバイス

乳首が切れて痛いのは、赤ちゃんの吸い方が浅いということ。含ませ方を直して、おっぱいをしっかりくわえさせましょう。また、ママのおっぱいの形や抱き方に問題がある場合もあるので、ママと赤ちゃんに無理のない授乳姿勢ができるよう、助産師に相談して改善を。正しく授乳していれば乳首が痛い、切れるといったことは起こりませんよ。

先輩ママはこうして乗り切った!

●乳首に血豆ができて、授乳のたびに痛む! 病院でもらった「ラノリン」を塗って治しました。(Mさん・男の子7カ月)
●すごい力で吸うので、慣れないうちは乳首が激痛。馬油で保護したほか、母乳でがんばりすぎずミルクに頼ることも。(Eさん・女の子8カ月)
●授乳を始めてすぐに乳首が切れた。入院中に病院で「ピュアレーン100」を購入してケア。(Hさん・ 男の子7カ月)
●乳頭が切れて出血。乳頭の亀裂に「ランシノー」を塗り、ラップで保護していました。(Tさん・女の子4カ月)
●乳首が切れたり水ぶくれができたりして、痛みで授乳がイヤになった時期も。搾乳器を使って、乳首を休ませることもありました。(Aさん・男の子3カ月)

おっぱいがカチコチに! 乳腺炎で熱も出た……

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新米ママは赤ちゃんのお世話で手いっぱい。熱が出てもお世話を休むことはできないと、ちょっと無理してがんばっちゃう人が多いようです。

ドクターからのアドバイス

おっぱいがカチコチになるのは内圧が高くなっているから。授乳前に少ししぼって乳頭をやわらかくすれば圧がスーッと抜けるので、それから飲ませるようにしましょう。乳腺炎でも授乳はできますが、熱が38 度以上あるような場合は炎症がどんどん広がってしまう場合も。無理せず早めに病院へ行くことをおすすめします。

先輩ママはこうして乗り切った!

●39 度の熱が出て、おっぱいに激痛。乳腺炎でした。おっぱいマッサージへ行ったほか、授乳間隔を開けすぎない、高カロリーなものを食べないなど心がけました。(Eさん・男の子6カ月)
●おっぱいの一部がかたくなり、熱を持つことも。保冷剤で冷やして乗り切りました。(Tさん・男の子8カ月)
●おっぱいが張り、しこりもできたので、ピジョンの全自動搾乳器を購入して搾乳しました。(Yさん・女の子7カ月)
●母乳が出すぎてカチカチに。アイスノンでおっぱいを冷やし、頻繁に授乳するようにしました。(Tさん・女の子9カ月)
●産後4日目に胸が張り、岩のようにゴツゴツに。私の場合、自動搾乳機を使ったら張り返しが起こって悪化してしまったので、やさしくしぼれる手動の搾乳器がよかった!(Hさん・男の子7カ月)

出典 :Pre-mo(プレモ) 2017年春号※情報は掲載時のものです

監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授
助産師として多くの出産に立ち会い、母乳育児の指導を行う。おっぱい・ミルク全般、母体の健康など幅広い知識があり、授乳、卒乳のエキスパートとして研究、講師などを積極的に行っている。

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