大人とは違う赤ちゃんのおやつ。おすすめの適量とメニューは?

コラム
公開日:2017/01/24
更新日:2018/03/15
大人とは違う赤ちゃんのおやつ。おすすめの適量とメニューは?

1日3回の離乳食をしっかり食べられるようになり、大人の食事時間に近づいてきたら、おやつの始めどき。とはいえ、赤ちゃんにとっておやつは栄養を補う第4の食事。どんなものをどれくらい与えるのがいいのか、専門家にアドバイスをいただきました。

甘いものに偏らないよう、栄養バランスを意識

1日3回の離乳食をしっかりと食べられるようになり、食事の間隔が5~6時間あいてきたら、おやつの始めどきです。まだ胃の容量が小さく、3食では必要な量がとれないため、おやつで栄養や水分を補うのです。楽しみや息抜きのためではなく「第4の食事」と考えましょう。

そうはいっても、おやつはあくまでも捕食。おやつを食べすぎ、食事に影響するようでは本末転倒です。大人が食べるようなお菓子は甘みや塩けが強いものが多く、少量のつもりでも赤ちゃんにとっては食べすぎになりやすいもの。カルシウムや水分がとれる牛乳、不足しがちな野菜、ビタミンがとれる果物などがおすすめです。

少食な子には、消化のよいうどんやおにぎりもいいですね。栄養を考えた手作りのおやつ、安全なベビーフードのおやつを選び、適量を与えましょう。

1~2才のおやつ、どれくらいが適量?

おやつとして食べるエネルギーの目安は、1日の総摂取カロリーの10~15%。体格や運動量に合わせて調整しましょう。食事量が少ない1~2才代は、午前と午後の2回に分けて与えます。

◆男の子◆

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ビスケット5枚と牛乳100mlで、約105kcal。おやつのカロリーは飲み物も含めて考えます。

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バナナ1/2本と麦茶で約40kcal。午前中のおやつと合わせると、合計で約145kcalになります。

◆女の子◆

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ビスケット3枚と牛乳100mlで、約90kcal。女の子の目安量は、筋肉質な男の子より少なめです。

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午後のおやつは、バナナ1/2本とノンカロリーの麦茶で約40kcal。合計で約135kcalに。

おやつのルールを決め、ダラダラ与えない

おやつの時間は、食事から2時間以上の間隔をあけます。ただし、朝起きたのが遅い日や、家の中で静かに過ごしているときは、午前のおやつは水分補給の飲み物だけで十分。

泣きやませのためにちょこちょこ与えたり、赤ちゃんが欲しがるままにダラダラと食べさせたりするのは厳禁! 肝心の食事が食べられなくなるほか、虫歯にもなりやすくなってしまいます。おやつのルールとして時間と量をきちんと決め、3食+おやつのリズムをつくっていきましょう。市販のおやつを与える場合は、目安は1日50kcal。合わせる飲み物は、麦茶や白湯(湯冷まし)にしましょう。

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おすすめのおやつはこれ!

●体を動かすエネルギーになる炭水化物……体を動かすエネルギーになるおにぎり、パン、うどん、パスタ、ビスケットなど。少食な子は、主食がとりきれない場合が多いので、活動のエネルギーをおやつで補いましょう。

●カルシウムがたっぷりの牛乳・乳製品……骨をつくるカルシウムが豊富。1才~1才半の赤ちゃんが、1日にとりたい乳の目安は300~400ml。食事だけではとりきれないので、牛乳のほか、チーズやヨーグルトをおやつの定番に加えて。

●ビタミン・ミネラルを補給する野菜・果物……苦手な野菜も、おやつなら食べられることも。青菜入りのパンケーキ、にんじん入りの蒸しパンなど、工夫してみましょう。ふかしたいもやゆで野菜など、簡単なものでもOK!

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アドバイス/上田玲子先生 
帝京科学大学子ども学部教授。乳幼児栄養の第一人者。『はじめてママ&パパの離乳食』ほか著書多数。
出典:Baby-mo(ベビモ)より
※情報は掲載時のものです

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