佐藤純さん 泣いても壁にぶつかってもやっぱり愛おしい。これが家族なのだと実感~mama’s LIFE Vol.3 第3回~

佐藤純さん 泣いても壁にぶつかってもやっぱり愛おしい。これが家族なのだと実感~mama’s LIFE Vol.3 第3回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.3〜佐藤純さん〜

産後もテレビや雑誌で輝き続けるママたちの育児の本音に迫る「mama’s LIFE」。鈴木サチさん、EMIさんに続きご登場いただいているのは、モデルの佐藤純さん。これまで2回にわたり、妊娠&出産・初めての育児について振り返っていただきましたが、今回はご主人との育児分担についてお話いただきました。多くのママたちを悩ませるこのテーマ、佐藤さんの場合はどうでしょうか。

どうしてもママの負担が多い育児。パパへの「言い方」を変えたら状況が変化

8才の男の子と5才の女の子のママである佐藤さん。元気いっぱいの2人の子育てをしながら、モデルとしても忙しく過ごす日々を送っています。ご主人は職業柄、土日や早朝、夜遅くなどに仕事が入ることも多く、生活が不規則になりがち。育児や家事のほとんどを、佐藤さんが担っているそうです。

「子どもが小さいほど、ママはストレスがたまりやすいですよね。私の場合も、子どもたちが赤ちゃんのときは、毎日限界ギリギリでした。産後も仕事をしているとはいえ、子どもたちと家にいることが多く、休日は家族みんなで外に出かけたくなるのですが、主人は逆。仕事であちこち飛び回っているので、休日は家でゆっくりしていたいんです。そこで意見が合わず、ケンカっぽくなることはよくありました。出かけるといっても、旅行とか遊園地とかではなく近所の公園でいいんです。お弁当を持って散歩するだけでも、ママにとってはストレス発散になるのにその気持ちをうまく伝えられず、お互いさらにストレスをためてしまっていたかもしれませんね」

子どもたちが成長しても、やっぱり育児は大変なもの。今はどんな方法でストレスを発散しているのでしょうか。

「息子が3才を過ぎたころから、少しずつ自分の時間を持てるようになりましたが、それでも育児は大変なことがたくさん。今は、自分の心の状態を、正直に主人に話すようにしています。そのとき意識しているのは『言い方』です。これによって大きく状況が変わってしまうのは、これまでの8年で学んだこと(笑)。息子の育児が始まったばかりのころは全然余裕がなくて『大変なのは私ばっかり!』『あなたも何かやって!』と、トゲのある言い方をしてしまっていて、最終的にはだいたいケンカに。こちらの不満をぶつければ、主人も『俺だって仕事で大変なんだ』と不満で返ってくるのは当然なんですけどね。それがわかる余裕もなかったんです。

育児はママのほうが大変だけど、不満をストレートにパパにぶつけるよりも、大変なのもひっくるめて、上手にお願いできるようになったかもしれません。『2時間だけでもいいから、ちょっとだけ自由な時間がほしい』『2時間あれば気分がスッキリするから、悪いけど(子どもたちを見る)時間をつくってくれない?』とか、言葉を選んで伝えればだいたいは引き受けてくれるので、私も主人も以前のようなイライラはなくなったと思います」

厳しくも楽しいパパがいるときは、子どもたちのテンションもUP!

お子さんたちは、自分のことはある程度自分でできる年齢。お世話まわりの育児が減った今、パパと子どもたちのふれあいは、こんなふうに。

「休日は子どもたちと遊んでくれますし、子どもが悪いことをすればちゃんとしかってくれます。子どもたちからすると、パパは怒ると怖い半面、一緒に遊ぶのがすごく楽しいみたいです。とくに夜になるとテンションが上がっちゃうのか、いつもの生活パターンが見事に崩れます(笑)。私と子どもたちの間では、お風呂に入る前にはおもちゃを片づけてテレビを消してから、と決まっているのですが、そのときばかりはルールは完全にないものに。困ることもあるけれど、子どもたちにとっては特別感があって嬉しいのでしょうね」

「全力で守りたい」。こんな気持ちが自分にあるなんて

めまぐるしく過ぎていく毎日を積み重ね、気づけば子育てが始まって8年超。佐藤さんにとっての家族とはどんな存在ですか?

「自分の一部でもあるし、これだけかわいくて守りたい存在って、子どもを産むまではなかったと思うんです。『こんなに愛おしいと思えるものって、あるんだ』ってそんな自分の気持ちにもハッとさせられます。家を出て行っちゃおうかと思うくらい育児でイライラすることがあっても、その直後に子どもたちがすごくかわいく思えたり、さっきまでケンカしていたのに『ごめんね』と仲直りできたり。こういう存在が家族なのかなって最近思います。

子どもが大きくなった今でも育児がちゃんとできているか不安だし、『私って雑だな……』なんて反省することもしょっちゅうです。でもそれなりに子どもはちゃんと育つんですよね。きっと親子って、お互いにないものを補いながら成長していくのかもしれません。子育は苦労が99%で報われることは1%くらいの比率だけど、その1%がすごく大きい! だから続けられるのかなと思っています」

第4回へ続きます
撮影/羽田徹(biswa.) ヘア&メイク/加藤雄介(GRAST) 取材・文/長澤幸代


PROFILE
佐藤純さん
15才のときから雑誌『Lemon』の専属モデルとして活動し、その後『with』の専属モデルをつとめる。自然体の美しさで多くの女性から支持され、趣味は「カート」「ドライブ」などアクティブな一面も持つ。2008年に長男を出産、2011年に長女を出産。現在も『VERY』をはじめ、CMやトークショーなど活躍の幅を広げている。
佐藤純さんオフィシャルブログ公式インスタグラム

この連載について

MAMA'S LIFE Vol.3〜佐藤純さん〜

これまで数々のファッションページを飾り、産後もなお輝きを放ち続ける憧れのママ。華やかな育児ライフを送っているように見えても、その陰には多くの努力や涙が。「mama’s LIFE」3人目は、15才でモデルデビューし、2児の母となった今もなおファッション誌を中心としてCMなどで活躍を続ける、モデル佐藤純さんが登場! 8才と5才のお子さんのママとして、これまでの育児ライフを赤裸々にお話しくださいました。

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