0~3才の脳刺激が、地頭のいい子にするを決めるって本当?

 専門家監修
公開日:2016/12/26
更新日:2019/08/28
0~3才の脳刺激が、地頭のいい子にするを決めるって本当?
監修
久保田 競先生
監修
久保田カヨ子先生

高偏差値の学校に合格できる子が頭がいい子…と考えられていた時代がありました。けれど、生き方や働き方・仕事の種類も多種多様になった現代では、高学歴だけが頭脳のよさを示す基準ではなくなりつつあります。自分で生きていける力がある子、行動力のある子、人を惹きつける魅力のある子、バランス感覚に優れた子、バイタリティのある子…と、人々に「あの子は本当の意味で頭のいい子だよね」といわれる基準はバリエーション豊かになってきました。 わが子を「地頭のいい子」に育て、楽しく人生を歩んでいってもらうために、0~3才台のママ・パパは何ができるのでしょうか。脳科学者の久保田 競(きそう)先生に、赤ちゃん時代の脳の育み方についておうかがいしました。

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今日から始めたい本当に頭のいい子にするための脳づくり

脳の働きには「シナプス」がとても需要です。シナプスとは大脳の神経細胞から出ている枝状の突起で、脳内の情報をよりうまく伝えられるように回路をつなげる働きをしています。脳の成長・発達とは、大脳の神経細胞の数そのものではなく、このシナプスが分裂して増えていくことを指します。

つまり、大切な前頭前野を効率的に働かせてバランスのとれた「地頭のいい子」にするためには、シナプスの数を増やす脳刺激を赤ちゃん時代から与えることが重要なのです。

なぜなら、シナプスが作られるのは0~3才がピーク。この時期に脳へ与える刺激が少ないと、シナプスのでき方も少なくなってしまいます。シナプスの少ない神経細胞は次第に死滅してしまいます。シナプスでつながっている神経細胞はその後もたくさんの刺激を受けて、情報伝達の回路として高度な働きをしていきます。

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赤ちゃんの発達に応じて、いろいろなものを見せたり、音楽を聞かせたり、あらゆる刺激をたくさん与えてあげることが、赤ちゃんの能力を最大限に伸ばすことにつながります。ただし、ピークを過ぎても刺激を与えて神経細胞を働かせれば、脳は発達し続けるので「もう手遅れ!?」と諦めることはありません。

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赤ちゃんの脳はママとパパの働きかけにかかっている!

では、赤ちゃんの脳内のシナプスを増やし、脳を発達させるためには、どのようなことをしたらよいのでしょう? 本当の意味で頭のいい子に育てたいと思っているママたちに熱く支持されている「久保田メソッド」。毎日のくらしや遊びのなかで脳を育てることができるのです。 

久保田メソッドは、大脳生理学の権威でもある久保田 競先生とカヨ子夫人によって確立された幼児教育法。京都大学名誉教授の競先生は、脳の運動調節中枢・図形認知・記憶に関するメカニズムを解明した世界的な脳科学者です。カヨ子先生は、夫である競先生の脳科学理論に基づいた幼児教育法を実践し、息子さんを東京大学に入れたことでも有名。

そのウワサを聞いたご近所の方々から育児相談を受け、脳科学をベースにした幼児教育の具体的な遊びや体操のメソッドが完成していったそうです。

おむつ替えのときに声をかけたり、いないいないばあなどの遊びや体操をしたり…と、毎日の育児の中でママやパパが自然とやっていそうなことに脳科学の裏付けを取り入れたところがポイントです。

高額な月謝をかけたり、毎週教室通いするのは難しくても、普段の親子遊びやお世話のなかに簡単に取り入れることができます。赤ちゃんが本来持っているすぐれた能力を最大限に伸ばすことができるメソッドなのです。

くわしくはこちら! 久保田メソッド育脳WEB教室

 出典:0~1才頭のいい子を育てるふれあい育児

※情報は掲載時のものです。

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監修
久保田 競先生
東京大学医学部卒業後、同大学院を卒業し、オレゴン州立医科大学に留学。帰国後、東京大学大学院をへて、京都大学霊長類研究所所長に就任。同所長を歴任。現在、京都大学名誉教授。大脳生理学の世界的権威。
監修
久保田カヨ子先生
1955年、競氏と結婚。子育てから創意工夫した幼児教育を実践。その教育は、子どもの脳の発達に効果のあることが、競氏の脳科学・神経科学の研究により立証される。「脳科学おばあちゃん」としてママたちに絶大な人気を得る。

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