子どもに伝えたい日本の「お正月」ウンチク話 【頭のいい子を育てる歳時記】

コラム
公開日:2016/12/31
子どもに伝えたい日本の「お正月」ウンチク話 【頭のいい子を育てる歳時記】

あけましておめでとうございます!と明日の朝、家族であいさつをして新年を迎えるわけですが、お正月飾りやお雑煮の由来って、知っているようで案外知られていないのではないでしょうか? 子どもと一緒に日本の伝統行事を楽しめるよう、ママは事前に「お正月」の基礎知識を再確認しておいてはいかがでしょうか。

新しい年を祝うお正月

「明けましておめでとう」と言うのは、「新年が明けておめでとう」という意味です。1年のはじまりを祝うために、飾りものをしたり、ごちそうを食べたりします。1月1日の朝の日の出が「初日の出」。のぼってくる太陽に手を合わせて、1年の健康や幸せをお祈りします。
また、1月1日は「元日(がんじつ)」、元日の朝のことを「元旦(がんたん)」といいます。

もともとは「年神様」を迎える 行事

新年には、その年の豊作と幸せをさずけてくれる「年神様(としがみさま」が高い山から降りてくる考えられていました。年神様は玄関の門松を目がけてやってくるといわれています。1月7日までを「松の内」と呼ぶのは「年神様が門松にいる間」だからなのです。

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鏡もち

年神様へのおそなえもの。昔の鏡は丸い形をしていたので「鏡もち」と いいます。橙(だいだい)や裏白(うらじろ)というシダなど、縁起のいいもので飾りつけをします。
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お雑煮(ぞうに)
年神様にそなえたおもちや野菜を食べたのが、お雑煮のはじまり。それぞれの地方でいろいろなお雑煮があります。

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門松と しめかざり

門松は長さの違う3本の竹を真ん中に立てて、まわりを松で囲み、梅の花などを飾ります。しめかざりは神様の場所を示す目印で、「しめなわ」を使ってつくります。飾る時期は、12月29日は「9=苦(くるしい)」ということから縁起が悪く、31日はお正月の直前で年神様に失礼なので飾るのを避けます。

dma-02205総監修/宮里暁美先生 国立大学法人お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授。文京区立お茶の水女子大学こども園園長。子どもの姿に「耳をすますこと、目をこらすこと」を心がけ、30年以上、保育の現場や保育者養成に従事。お茶の水女子大学附属幼稚園の副園長を7年間務める。十文字学園女子大学幼児教育学科教授を経て、2016年4月より現職。子どもたちや親たちとともに、季節を味わいながら過ごす日々を重ねている。著書に『子どもたちの四季』(主婦の友社)。3児の母。 イラスト/おのでらえいこ 出典:できるよ! せいかつ366 ※情報は掲載時のものです
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