産後、とても頼りになる母にひとつだけ不満が!【新米ママぴろよの部屋vol.26】

産後、とても頼りになる母にひとつだけ不満が!【新米ママぴろよの部屋vol.26】

連載 新米ママぴろよの部屋2〜0カ月から5カ月までの話〜

こんにちはー あらいぴろよです。

今日は新米ママの私を誰よりも惑わした真の敵は…のお話の後編!
実母編です☆

実母は実父の通院介護があったため、あまりMやすには会えませんでした。

とはいえ、Mやすの他にも孫を四人抱えた貫禄豊かなばーちゃん!
赤子に対する心得を取得済みなため、たまにしか会えなくてもドントウォーリー!

そんな実母を、心から頼もしく思っていました。

ただ… 1つだけ…

昔あったTV番組でさ、納得したら「へぇー」ってボタンを連打する番組あったじゃん?(多分トリビアの泉)
何を話しても見ても「へぇー」ボタンを押すくらい気軽に「かわいそう」を連呼するのよ。

(普段混合で育ててたんだけど)ミルクをあげているところを見ると
実母「かわいそう」
おい。知ってんだぞ。私もミルク育ちだろが。(私の母子手帳調べと兄たちの証言)

肌着だけだと
実母「かわいそう」
…夏だからいいんだよ。多分。(ちょっと自信ない)

私が1ヶ月で復職したら
実母「かわいそう」
……うぎゃああぁぁあぁあ!!(図星な気がして発狂)

などなど、時々図星なことを言われても
「かわいそう」連呼は実母の仕様なのを知っていたので
なけなしの自信とか知識を糧に、どうにかやり過ごしてました。

……が、私にもやりすごせない「かわいそう」が1つだけあったの。

7カ月のMやすは指しゃぶりが大好きで、私もそんなMやすを赤子らしくてかわいー☆と思ってたんだけど…
それを見た実母は

そういえば… 私も小2まで指しゃぶりすごくしてた記憶がある… だから出っ歯なの!?
(確か同級生に「変だよ」って言われてやめた)

このままMやすが指しゃぶりを続けて、私と同じ出っ歯になったら…

私がそれこそ箸が転げても笑えるお年頃だったとき
大笑い→体が前後に振れる→かなりの勢いのまま柱に前歯が激突→歯が欠ける
という悲劇を経験したんだけど、Mやすも味わうことになる…!?

この連載の担当編集さんは「そこまで出っ歯には見えませんよ☆」とフォローしてくれたけど、
私はB'zの「裸足の女神」でいう「出っ歯の女神」かなってくらい
出っ歯によるかなり重い(精神と肉体の)ダメージも、腹に収め明日を見つめてるの。

まあね、私はもういいの。
写真で見た横向きの私の破壊力とかもういいのよ。

あの悲しみをMやすだけには……ってモヤモヤしてるところに
さらなる実母の攻撃が!!!
実母「昔はからしとかわざびを指に塗ってやめさせたものよ」

はんぱねえな…
そんな過酷なことをしてでも絶対に辞めさせないといけないんだ…

不安が頂点に達した私は
歯医者さんに駆け込み、ようやく生えてきた息子の小さな歯をみせながら、すがる思いで尋ねました。

そういえば実母も若干前歯出てる。
そうね… トンビは鷹を生むわけないもんね…。
こりゃ遺伝かなぁ…

それに私の小2までしてた指しゃぶりってのはね、
しゃぶるというか、親指で前歯を前にグググ…って押す出す遊びだったの。

もともと出っ歯の素質があるところに、禁じられた遊びをしてたから私の前歯はこんなことになっただけ…?

ていうかさー! 実母だって私が小2になるまで、私の禁じられた遊び(指しゃぶり)を止められなかったのに
まだ7カ月の息子の指しゃぶりについて、あれこれ言えないじゃん~!!
もう!!! ひどい!! 新米ママで右も左も分からない私を、こんなに不安にさせるなんて~!!!(怒)
……いや、違うかな。
私が育児に対して不安な部分だったから、実母の「かわいそう」をやり過ごせなかったのかも。
弁慶の泣き所みたいな。 私の場合それはスネじゃなくて、出っ歯だったけど。

実母の口癖について思うことはあるけれど
不安に振りまわされてみて、良いこともありました。
「自分が××だったから子どもには○○を…」という

あくまでも自分の経験をもとにした『自分目線』での育児法を私は探していたな、と。

「私」を育てるわけじゃなくて「Mやす」を育てること。
そんな当たり前のことに、ようやく気付けたことです。
Mやすは私とは違う人間で、個性で、体質で、
Mやすへの育児法や接し方は、Mやす自身から見つけるものなんだよね。

実母の口癖が「かわいそう…」じゃなくて「かわうそ…」だったら良かったのにってずっと思ってたけど
「かわうそ…」だったらこのことには気付けなかったかもしれない。

不安やイライラで、どうしても視野が狭くなってしまうけれど
無視できないほどの感情が動くということには、それなりの自分の想いがそこにあるわけで。

だからこそ、そういう負の気持ちから目を反らすのではなくて
きちんと向き合いつつ
自分だけじゃない、息子や他の誰かの目線にも合わせて何かを考えられるよう努力したいですね。

なんてな。

「私、ちょっと成長しましたよ…キラキラ」
みたいないい話風に終わろうとしてるけど
いまだに義母とはアンパンGメン(前話参照)ならぬ、チョコパンGメンしてるし
実母の「かわいそう」に振り回されてるYO!!!

やっぱ親とはいえ他人だからさ。
分かり合えないこともあんのよね。
それは、私と義母・実母だけにとどまらず、私とMやすも一緒で
Mやすの全てを分かりあうことはないのだから、適度な距離感を持つことの大事さに気付けました。
B'zの歌を歌いながら「そして~輝く~ウルトラソウッ♪!!(ハイ!!)」の
「ハイ!!」の部分に
いろんな気持ちを閉じ込めて、頑張りましょう~!
それでは今日はこの辺で!
次回は「離乳食はじめました~ゴックン期~」をお送りします。

ちゃお!


PROFILE
あらいぴろよ
イラストレーター
イラストレーターで一児の母。さまざまな雑誌や書籍、webなど幅広くイラストを手がけている。趣味は散歩とプロレス観戦。著書に育児マンガ『ワタシはぜったい虐待しませんからね!』(主婦の友社)など。

発売中 :ワタシはぜったい虐待しませんからね!※情報は掲載時のものです

この連載について

新米ママぴろよの部屋2〜0カ月から5カ月までの話〜

イラストレーターのあらいぴろよさんの爆笑育児マンガコラム。育児がこんなに大変だなんて聞いてなかった!という叫びから、仲良しだった義母との確執まで、おもしろおかしい話がたっぷり!

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