鈴木サチさん「家族の中心はやっぱりママ。何よりもママが笑っているのが一番大切!」~mama' LIFE vol.1 第4回~

鈴木サチさん「家族の中心はやっぱりママ。何よりもママが笑っているのが一番大切!」~mama' LIFE vol.1 第4回~

連載 MAMA'S LIFE Vol.1〜鈴木サチさん〜

出産して母になってから6年がすぎ、家事・育児・仕事のバランスのとりかたが、だんだん上手になってきたという鈴木サチさん。全4回にわたるロングインタビューの最終回は、現在に至るまでのさまざまな努力や葛藤から導き出したこと、そしてサチさんが思う「家族」について、じっくりとお話ししてくださいました。

ちゃんと育児をしたいママこそ、育児以外の時間を持ってほしい 

 

2人のお子さんの子育てと多岐にわたる仕事との両立だけにとどまらないのが、鈴木サチさんのすごいところ。資格の取得や新ジャンルの仕事にチャレンジするなど、常に具体的な目標を持ち、それを達成するために日々まい進。「そんなパワーと時間、とても持てそうにない」と別世界のことのように感じてしまいますが……。

「『子育てが忙しくて自分のことはなにもできない』と耳にしますが、私はあまりそう思わないんです。本当に育児が大変で時間が作れないかたもいますが、少し生活スタイルを見直したり変えるだけでも、自分時間って作れると思います。私は子どもたちと夜9~10時に一緒に寝てしまうので、朝は4時くらいに目がさめてしまいます。でもこの早寝・早起き生活が実は合っていて、とにかく肌の調子はいいし、子どもたちが起きてくるまでにまとめて家事もできるし、そこを自分時間に費やすこともできる。朝型スタイルは私にとっていいことがたくさんあると気づきました」

もちろんサチさんも、出産後すぐから上手な時間の使い方ができていたわけではありません。育児や家事はさまざまなパターンを試し、思わぬケースに遭遇しながら、だんだん今のスタイルに定着してきたといいます。

「まだ授乳期の赤ちゃんがいたり、新米ママのうちは、なかなかうまくいかないと思うけれど、だんだん自分時間の作り方は上手になってきます。そうすればランチに出かけたり、ショッピングをする時間も生まれます。まずは1~2時間、週末だけでもいいので育児以外の好きなことに目を向ける時間を持ってほしいなと思います。育児だけではいつかはしんどくなるし、嫌いになっちゃう。育児を頑張っているのに、いつの間にか何でも子どもたちのせいにするようになっちゃいますから」

ラブラブから尊敬へ変わるステップは甘くない。でもそれが家族なのかも 

サチさんが結婚したのは2009年。やがて2人のお子さんが生まれ、4人家族に。多くのママたちがそうであるように、サチさんも育児・家事のほとんどを担ってきたため、ご主人に対してフラストレーションがたまることも少なくはありませんでした。

「子どもを産んだ女性は、それまでよりも精神的に強くなるし、強くならざるを得ない。産後は育児・家事をひとりで抱え、『なんで私ばっかり?』と腑に落ちない気持ちがずっとありました。『ママがパパを育てましょう』という話を聞けば、どうしてだんなさんを持ち上げてまで、育児をやってもらわなきゃいけないの、って思いますし(笑)。ただ、だんなさんの育児や家事の仕方にイライラするのはあたりまえ、仕方のないことだって最近は思います。とくに性別の違いは大きくて、男の人は同時に複数のことができないんですよね。朝ごはんを作りながら今日の段取りを頭の中で整理し、同時に子どもの様子に注意を払うことはできない。やらないのではなくできないのだから、無理に押し付けようとは思わないけれど、それができている人がいるってことは、わかってほしいですね(笑)」

ときには泣きながらご主人とケンカをし、いくつもの壁を乗り越えるうちに家族に対する気持ちにも変化が。

「以前は『母親の私がすべてしなきゃ』と頑張ってきたけれど、家族は固定概念にとらわれすぎなくてもいいのかな、と今は感じています。ママは家族の中心だし、ママが笑っていないと、子どもは楽しくないですしね。私は外で動いているのが好きで、だんなさんは家事をちゃんとやらせたら実はすごかった。料理も上手で、今では子どもたちの胃袋をがっちりつかんでいますし、育児にも協力的。向き・不向きは絶対にあるから、頭から決めてしまわず、状況によって分担を変えてもいいのかもしれませんね。夫婦って好き同士で結婚しても、いつかは『ラブラブ』な部分は消えていく。でもきっと、そのラブラブをいかに『尊敬』に変えていけるかが大事で、それが家族なのかなって思います」

撮影/佐山裕子(主婦の友社写真課) ヘア&メイク/菊池かずみ(P-cott) 取材・文/長澤幸代

PROFILE
鈴木サチさん
1979年生まれ。10代よりモデルの仕事を始め、『ViVi』や『Ane Can』などの専属モデルとして人気を集める。2010年に第1子、2012年に第2子を出産。産後もファッション誌を中心に、広告やイベントにも多数出演。ピラティス認定インストラクターとして、ママ向けにレッスンを開催するほか、ベビーマッサージやアロマセラピーライフスタイリストなどの資格を取得。また子ども服のオンラインショップを運営、自ら買い付けを行うなど、多方面において活躍の場を広げている。
鈴木サチさんオフィシャルブログ 公式インスタグラム子ども服オンラインショップ「Biluce(ビルーチェ)」

この連載について

MAMA'S LIFE Vol.1〜鈴木サチさん〜

テレビや雑誌で活躍するあのママたちの育児の本音に迫る連載企画「mama’s LIFE」がスタート! おひとりめは、10代でモデルとしての活動を始め、結婚、出産をへて2児の母となった今もなお、多くのファッション誌などで活躍を続ける鈴木サチさん。モデル以外にもピラティスインストラクターなどさまざまな顔を持ち、常に新しい才能を開花させるパワフルなサチさんが、これまであまり語らなかった「出産・育児・自分」のことをお話ししてくれました。

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