どうして寝てくれないの? みんなやっている赤ちゃん寝かしつけ19

 専門家監修 2017/03/19更新

監修
鈴木みゆき先生
和洋女子大学こども発達学類教授。お茶の水大学大学院家政学研究科修了。医学博士。専門分野は保育学・睡眠学。手遊び・リズム遊びの創作やTV・雑誌での育児相談などのほか、現在は文部科学省の「早寝早起き朝ごはん」運動の指導者用資料作成委員も務める。2人のお孫さんのおばあちゃまでもある。

「ベッドにおろすと泣く」「寝ぐずりがひどくて、きつい……」など、ベビーのねんねで悩んでいるママのために、育児誌「ベビモ」ママたちの知恵を結集しました。子どもの睡眠のエキスパート・鈴木みゆき先生のアドバイスも参考に。

コレをしたら寝ようね♪
みんなの入眠儀式を拝見~!

「ほかの家庭では、寝る前にどんなことをしているの?」。そんな疑問に答えて、育児誌「ベビモ」ママがしている"約束事"を大公開!

1.部屋を暗くする

 「暗くなった=ねんねだよ」の定番サインです。正しい生活リズムをつくっていくうえでも、「朝は明るくして日の光を浴び、夜は真っ暗にする」ことがお約束!

先輩ママ体験談
絵本を読み終えたら「おやすみ」と言って、寝室を真っ暗に。お昼寝のときにはグズグズだけど、夜はこれで「ねんね」と思うみたい。【Sくん(7カ月)のママ】

2.家中の電気をいっしょに消して回る

部屋を暗くするだけではなく、いっしょに電気を消すことで、赤ちゃんの気持ちも「ねんね」バージョンに切り替え。月齢が高くなってきたら、試してみましょう。

先輩ママ体験談
入浴後、歯みがきまですんだら、下の子を抱っこ。上の子もついてくるので、3人で家じゅうの電気を消して、家族全員で寝る雰囲気をつくっています。 【男の子(1才4カ月)のママ】

3.「ねんねだよ」声をかけて、寝室へ移動

「ねんねだよ」声をかけて、寝室へ移動。 言葉が理解できない月齢でも、声をかけつづけることで、赤ちゃんにも「ねんねのサイン」ということがだんだんとわかってきます。声をかけたらウロウロせず、すぐに寝室へ連れて行くのが◎。

先輩ママ体験談
7カ月ごろから、「ねんねだよ」と声をかけたあとに布団に入って、消灯。最近は、すぐに自分で枕に頭をつけるようになりました。【Mちゃん(1才)のママ】

4.ぬいぐるみなどに「おやすみなさい」のあいさつ

ぬいぐるみなどに「おやすみなさい」のあいさつ。ぬいぐるみにあいさつしたら、「○○ちゃんもねんねしようね」と声をかけて。パパやばあばなど、家族におやすみのあいさつをするのも、生活の区切りになります。

先輩ママ体験談
「おやすみなさいしようね」と言うと、ぬいぐるみをなでなでしたり、自分の頭をペコッと下げたりしてあいさつをしています。【女の子(1才3カ月)のママ】

5.お気に入りのモノを持たせる

赤ちゃんにとって「お気に入りのモノ=安心できるもの」。タオルでもぬいぐるみでも、おもちゃでもOK! 大好きなものといっしょなら、すんなり布団に入って眠れるかもしれません。

先輩ママ体験談
ふわふわの羊のぬいぐるみが大のお気に入り。「いっしょに寝に行こうか」と声をかけると、「ねんね」と言って寝室に行こうとします。【Tくん(1才4カ月)のママ】

6.いつも同じ時間に布団へ

規則正しい生活リズムをつくるうえでも、毎日同じ時間に眠って、同じ時間に起きることは、とてもたいせつ。続けているうちに、その時間になると自然と眠くなるようになります。

先輩ママ体験談
「毎晩8時に布団に入り、本を1冊読んでから、消灯。新生児のころからずーっとなので、これで目をつぶります。【Rくん(1才4カ月)のママ】

7.入浴後、寝室へ直行する

入浴後、寝室へ直行する。「お風呂に入ったあとは、ねんね」という生活習慣は、一度身につけるとずっと使えます。おもちゃのある場所に戻ると遊びたくなってしまうので、「直行」がポイント。

先輩ママ体験談
体があたたまったままのほうが寝るかもと思い、6~7カ月ごろから、入浴したらすぐに寝室へ連れて行っています。【Yちゃん(1才2カ月)のママ】

8.寝かせたい時間になったら、抱っこでゆらゆら

一定のリズムで揺れると眠りに誘われやすいので、スムーズに寝かしつけられそう。心地よいと感じるリズムは、赤ちゃんによって異なるので、そのポイントを探って!

先輩ママ体験談
車ではすぐに寝ていたので、5~6カ月ごろから、就寝時間に抱っこして、車の揺れをイメージしながらゆらしています。【Kちゃん(9カ月)のママ】

9.寝かせたい時間になったら、"おやすみ授乳"を開始

寝かせたい時間になったら、"おやすみ授乳"を開始。おなかがいっぱいになると眠くなるのは、大人も同じ。ママに抱っこされて、おっぱいやミルクを飲んだまま、満足してねんねしちゃう赤ちゃんも多いはず。

先輩ママ体験談
生後しばらくからずっと、「入浴した直後に、リビングで授乳」が、わが家の定番に。体があたたまっているのがいいのか、このまま寝てくれることも。【Kくん(7カ月)のママ】

10.布団に入り、暗唱したストーリーを聞かせる

言葉が理解できない赤ちゃんでも、大好きなママの声でお話ししてくれるのは、何にも増して安心感が得られます。暗唱したストーリーだけでなく、ママの創作ストーリーでも◎。

先輩ママ体験談
「部屋が明るいと、寝てくれないかな?」と思い、寝室を豆電球のみの暗さに。暗唱した絵本の内容をくり返し聞かせています。【Mちゃん(1才5カ月)のママ】

11.子守歌を歌う

ママの声は、赤ちゃんにとっていちばん身近でいちばん安心できる声。そのママの声で眠りに誘う歌をやさしく歌ってもらえたら、目を閉じるのも、きっとこわくなくなります!

先輩ママ体験談
うちの子守歌は、新生児のころに、ばあばが即興で作ったもの。ワンフレーズだけなので、ひたすらくり返して歌っています。【Tくん(1才)のママ】

12.いっしょに絵本を読む

絵本に興味を持つ月齢になったら、寝る前に読み聞かせをするとねんねが待ち遠しくなりそう。「ねんねのときにはコレ」と決めて読むのも、入眠儀式を習慣化しやすいコツ。

先輩ママ体験談
豆電球だけをつけた寝室で、上の子と3人で絵本を読んでいます。横にするとグズるので、前向きに座らせながら読むのが、わが家流。【Yちゃん(6カ月)のママ】

13.音楽を聴かせる

おなかの中にいたころ聴かせていた音楽など、赤ちゃんのお気に入りを流して。できるだけ落ち着く音楽が◎ですが、赤ちゃんによっては意外な音楽で眠たくなる場合も。

先輩ママ体験談
寝かせるときはCD、子守歌、絵本を使い分けています。今のところは、胎内音でメロディをかなでてくれるCDやオルゴールCDが定番。【女の子(3カ月)】

14.オルゴールをかける

オルゴール独特のやさしい音色とゆったりとしたリズムは、赤ちゃんの入眠儀式にぴったり。オルゴール音つきメリーやママの好きなオルゴールCDなどを使っても。

先輩ママ体験談
iPhoneで曲をダウンロードして利用。ねんねのテーマ曲として認識させたいので、なるべく寝るときだけ聴かせるようにしています。【Hちゃん(5カ月)のママ】

15.歯みがきをする

「歯みがきしたら、ねんね」も、赤ちゃんに「眠る時間」を意識させるために有効な生活習慣の一つ。赤ちゃんを卒業したあともずっと続けていくことなので、離乳食が始まったらすぐに始めるのがおすすめ。

先輩ママ体験談
歯みがきは、離乳食が始まってすぐ開始。歯みがきのあとに絵本を読むころには、もうウトウトしています。【Rくん(11カ月)のママ】

16.パジャマに着替える

「寝る前にパジャマに着替えて、朝起きたら洋服に着替える」のは、赤ちゃんにとってもわかりやすいサイン。生活にメリハリをつけるうえでも、役立つ約束事です。

先輩ママ体験談
6カ月ごろから、入浴後はパジャマに着替えて歯みがきです。今ではそのあと自分から「ねんね」と言ってきます。【Mちゃん(1才1カ月)のママ】

17.ベビーマッサージでスキンシップ

ママのやわらかい手でマッサージしてもらったら、赤ちゃんはリラックスすること間違いなし! お風呂のあとにしたら、そのまま気持ちよく眠ってしまいそう。

先輩ママ体験談
布団に寝かせ、頭からつま先に向かって素手でマッサージしています。特に足をなでてあげるのが気持ちいいみたい。【Tくん(10カ月)のママ】

まだまだあります! 入眠儀式

18.お風呂のあと、綿棒で耳をきれいに。気持ちがいいのか、それだけで寝ることもあります。【Aくん(1才2カ月)】
19.寝る5分前にかくれんぼをしてから「今日はもうおしまい」と言うと、納得して、お目々パッチリでも布団に入ってくれます。【Mちゃん(1才4カ月)】

生後3~4カ月をめやすに昼間は起きていて夜眠る習慣を!

本来、人間が持っている体のリズムは25時間で、朝に太陽の光を浴びることでそれが24時間のリズムへ修正されます。生後3~4カ月ごろまでに、この24時間のリズムがつくられる=昼夜の区別がつくようになるので、ここでリズムをつけていくと、あとがラク! また、昼間は起きていることでたくさんの刺激を受けて、赤ちゃんの脳や体も発達していきます。
朝は7時30分ごろまでに起こす
昼寝は午後3時ごろまでに切り上げる
夜は8~9時ごろまでに寝かしつける

出典:Baby-mo(ベビモ)
※情報は掲載時のものです。



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