もしかして、この体の変化は妊娠初期?

コラム 公開日:2016/09/26
もしかして、この体の変化は妊娠初期?

「生理が遅れている」「熱っぽくてだるい」「なんだかいつもと違う感じがする」など、妊娠したかもと思ったきっかけは人それぞれ。妊娠初期にはどのような体の変化があらわれるのでしょうか。

妊娠超初期こそ、赤ちゃんを意識した生活を

まだ妊娠が確定できないような“超初期”でも、おなかのなかで小さな赤ちゃんは確実に育っています。とくに妊娠の“超初期”は赤ちゃんの体の各器官が形成される、とてもデリケートで大切な時期。妊娠する前の日常生活を思い出してみましょう。楽しいお酒の席や、体調不良だからと軽い気持ちで服用する薬など、大人にはまず害がなかったものが、度を越せばおなかの赤ちゃんにとっては大きな影響を与えてしまうこともあるのです。おなかに小さな命が宿った瞬間、妊娠する前は当たり前だったことが、当たり前ではなくなっていくという心構えが必要です。
もしかして妊娠しているかも、と思ったその日から、おなかの赤ちゃんのことを第一に考えた生活に切り替えていきましょう。

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まずはこれだけは注意したい3つのこと

アルコールは控える

アルコールは胎盤を通して赤ちゃんに届くため、大量に飲酒すると、赤ちゃんの発達や発育に影響を及ぼします。妊娠の可能性があるなら、あらかじめアルコールはやめましょう。仕事でのおつき合いや友だちとの飲み会もアルコール抜きで! 妊娠したら禁酒が基本です。

X線検査に注意

妊娠の可能性がある時期に健康診断や人間ドックなどでX線検査をする場合は要注意。1枚撮影する程度ならまず問題ありませんが、時間をかけて腹部撮影する場合などは、あらかじめ妊娠の可能性を伝え、X線を防護するベストなどを着用すると安心です。

タバコはやめる

喫煙は血管を収縮させるはたらきがあるので、赤ちゃんに酸素や栄養を届きにくくしてしまいます。その結果、流産、早産、胎児発育遅延など赤ちゃんに大きな影響を及ぼします。パパの喫煙による副流煙の影響も大きいので、妊娠したら夫婦ともに禁煙しましょう。

体の兆候ってどんなもの?

生理が遅れ「もしかして妊娠!?」と気づくころ、体にはさまざまな兆候が。まずはチェック!

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生理が遅れる

生理が来ないのは、妊娠の最大の兆候。なかには、生理予定日のころに少量の出血がある人も。これは着床出血と呼ばれ、受精卵が着床するときに起きるもの。慎重に様子を見て。

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生理が2、3日遅れて確信!

2人目が欲しくて排卵検査薬を使っていたので、生理が遅れたことはすぐにわかりました。生理が2、3日遅れた時点で妊娠を確信。妊娠検査薬で調べ、1回で陽性反応がありました。(0カ月男の子ママ)

熱っぽい

基礎体温をつけている人は高温期が続くことで妊娠に気づきます。これは黄体ホルモンが多量に分泌されるため。熱っぽいなど、風邪に似たような症状から気づく人もいます。

味覚が変わった

好きだったものが食べれらなくなる、逆に今まで食べなかったものを食べたくなるなど食べものの好みが変わります。また、同じものでもいつもと違う味に感じることも。

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普段食べないスイーツ好きに

1人目のときは急に食欲が出てきて、お菓子を無性に食べたくなりました。スイーツは好きだったけど、そこまでたくさん食べないし、食べるのは普段食べないものばかりでした。(5才女の子ママ)

集中力の低下

ホルモンの影響で熱っぽい、だるい、眠いなどの症状があることから、集中力も低下しがちに。注意力も落ちるので、妊娠がわかったら車の運転は避けたほうがいいでしょう。

胸が張る・痛い

乳房は妊娠初期から大きくなり、チクチクした痛みや張りを感じたり、乳頭や乳輪が大きくなる、黒ずむなどの変化も。また乳頭が敏感になり、ふれると痛むこともあります。

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生理前と似たような胸の張り

生理前になると胸が張るので、「そろそろ生理かな」と思っていました。でも胸が痛いまま、生理が遅れ、妊娠が判明。生理前の症状に似ているので、区別がつきにくかったです。(2才男の子ママ)

胃がもたれる・気持ち悪い

胃もたれや胸やけがする、げっぷが出るなど、早い時期からつわりのような症状が出る人も。またおなかにガスがたまりやすくなる、便秘ぎみになるということもあります。

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生理が遅れたころから気持ち悪くなった

生理が遅れているなと気づくころ、おなかにいつもと違う違和感が。それと同時に胃がムカつき、気持ち悪くなりました。それからつわりに突入。こんなに早く始まるんですね。(7ヶ月女のコママ)

下腹部が痛い

子宮が大きくなるにつれて、円靭帯(足のつけ根のあたり)がつれるように感じたり、下腹部痛がある人も。おなかの違和感や張りが長く続く、強くなるようなら念のため受診を。

トイレが近い

子宮が少しずつ大きくなる過程で膀胱が圧迫され、妊娠初期から頻尿になる人が多くいます。頻尿は初期に限らず、出産まで続く人が多いので、外出時はトイレの場所を確認して。

頭痛

ホルモンバランスが変わるため、妊娠初期の妊婦さんの多くが訴える症状。それ以外にも疲れや運動不足、貧血などから妊娠期間を通して頭痛に悩まされる妊婦さんも。

イライラする・涙もろくなる

妊娠という大きな変化によって不安や心配が募るもの。それに体調の変化も加わってイライラしたり、落ち込んだりすることも。なるべくリラックスして過ごすことが大切です。

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寝ても寝てもボーッとする感じ

夜はしっかり寝ているのに昼間でもまだ眠く、ボーッとするように。風邪っぽいようなだるいような普段と違う感じが続き、検査薬を試してみるきっかけになりました。(11ヶ月男の子ママ)

体がだるい・眠い

妊娠するとエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの影響で、生理前のようなだるさや、眠けが起きたり、疲れやすくなることも。体の変化に逆らわずゆっくり休んで。

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お話/
 白金高輪海老根ウィメンズクリニック
 院長 海老根真由美先生
 埼玉医科大学医学部卒業後、埼玉医科大学総合医療センター母体胎児部門病棟医長をへて現職。妊娠中や産後のママの体のケアにも力を注いでいます。2児のママ。




出典:ファーストプレモ2016年初夏
 ※情報は掲載時のものです。

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