夏の肌トラブル「あせも」。多くの赤ちゃんにできるのはなぜ?

コラム
公開日:2016/07/11
更新日:2016/08/25
夏の肌トラブル「あせも」。多くの赤ちゃんにできるのはなぜ?

背中をはじめ、おでこや首すじ、ひざの裏など、汗がたまりやすい場所できる「あせも」。夏は多くの赤ちゃんに見られる症状ですが、いったいなぜあせもができるのでしょうか。ドクターに聞いてみました。

赤ちゃんは皮膚が薄く刺激に弱いうえ、大人の数倍汗をかく

夏、大人があせもに悩まされることは多くありませんが、赤ちゃんにはたいへんよく見られます。赤ちゃんが肌トラブルを起こしやすいのは、なぜなのでしょうか。
理由の第1は、赤ちゃんの皮膚がとても薄く、大人の半分程度の厚さしかないことです。皮膚が薄いということは、外からの刺激が侵入しやすいということ。皮膚からの水分の蒸発も多くなり、乾燥が進みます。乾燥すると刺激が侵入しやすく、ますます肌荒れが進むという悪循環に陥ります。

第2の理由は、皮膚の表面をおおう皮脂が少ないことです。新生児期には皮脂の分泌が多いのですが、生後3カ月ごろから激減します。ワックスのように皮膚をおおって水分の蒸発を防いでいた皮脂が減ることで、刺激に弱い肌になるわけです。

トラブルに拍車をかける赤ちゃんの汗っかき体質

さらに、赤ちゃんの汗腺(汗の出る穴)の数が大人と同じであることも、肌トラブルを起こしやすい理由です。小さな体に大人と同じ数の汗腺があるので、「大人の2~3倍汗をかく」といわれています。首や手足にくびれが多く汗がたまりやすいことも、トラブル発生に拍車をかけます。

もともと汗っかきな赤ちゃんですが、汗の量が増える夏には、より肌トラブルを起こしやすくなるのです。正しいケアですべすべの状態を守ってあげたいですね。

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お話/宮下クリニック院長 宮下守先生
昭和大学医学部卒業。同大学大学院修了。東京労災病院小児科部長、昭和大学医学部小児科講師などを経て、1997年に宮下クリニックを開業。話をよく聞き、ていねいに説明してくれるドクターとして、ママたちの信頼を得ています。
出典:Baby-mo2016年夏秋号より
※情報は掲載時のものです

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