起こす、しかるはNG! トイトレ最終関門、夜のおしっこはどうやって卒業する?

コラム
公開日:2016/06/15
更新日:2018/10/26
起こす、しかるはNG! トイトレ最終関門、夜のおしっこはどうやって卒業する?

トイレトレーニングもいよいよ大詰め。昼間のトイレはじょうずにできていても、なかなかおねしょが卒業できないのはよくあることです。おねしょは成長に従ってなくなっていくもの。トイレのために起こしたり、しかったりせず、自然と卒業できるのを待ちましょう。

夜のおしっこはトレーニングできない

昼間のおむつがとれると、さあ今度は夜のおむつを、と思うママは多いはず。ただ、夜のおしっこに関しては、昼間のようにトレーニングはできないし、またトレーニングしたからといってとれるものではありません。おねしょは、子どもの能力や親のしつけとは関係なく、純粋に生理的な問題です。3才の段階では、毎晩おねしょをする子どもは約2割くらい、ときどきする子は半分もいます。それが、5~6才までに約97%の子が朝までおしっこをしないですむように。つまり、夜のおしっこはトレーニングとは無関係に、年齢が進むに従って自立していくものなのです。

【おねしょのなぜ1】夜のおしっこの量が多い

子どもは夜眠っている間に、大人よりもたくさんのおしっこがつくられます。膀胱の容量には限界があるので、それを超えればおしっこはあふれ出ます。これがおねしょです。大人は、尿量を調整する抗利尿ホルモンが夜中に多量に分泌されますが、幼児期はそのホルモンが少なく、そのため夜のおしっこの量が多くなってしまうのです。成長によって、このホルモンが出てくれば、自然におしっこの量は少なくなり、おねしょも減るというわけです。

※抗利尿ホルモンって?

夜間につくられるおしっこの量を左右するのが、抗利尿ホルモン。1才ぐらいまでは、寝ている間に抗利尿ホルモンがほとんど分泌されないため、夜間にも大量のおしっこがつくられてしまうのです。抗利尿ホルモンの分泌は、睡眠と密接な関係があります。ぐっすり眠るほど、抗利尿ホルモンがたくさん出るという特徴があるのです。一日中、寝たり起きたりする新生児は、昼夜の区別なく同じようなおしっこの量がつくられています。ところが睡眠パターンが変わってきて、夜にまとまって眠るようになると、しだいに夜のおしっこが減ってきます。それは夜中の抗利尿ホルモンの分泌量が増えてくるからです。お昼寝を必要としなくなる5〜6才のころになると、このホルモンが順調に分泌されるようになり、ほとんどの子がおねしょから解放されます。

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