切迫早産ってどんなトラブル? 先輩ママが治療中困ったこと、つらかったこととは?

コラム
公開日:2016/05/25
更新日:2017/09/13
切迫早産ってどんなトラブル? 先輩ママが治療中困ったこと、つらかったこととは?

切迫早産は、切迫流産より原因や予防法がわかりやすいといえます。医師の指示に従って安静にし、きちんとした治療を行えば、早産を防ぐことも可能です。先輩ママが治療中に困ったことやつらかったことも参考にしてみてくださいね。

切迫早産ってどんなトラブル?

【時期と兆候】妊娠22~36週の間に張りや痛み、出血が

周期的なおなかの張りや痛み、出血、おりものの増加などがサイン。出血や、1時間に5回以上の張りや痛みがあったときには病院に連絡しましょう。おりものの異常はわかりにくいので、気になる人は健診で相談を。

【症状】子宮が収縮し、子宮の出口が開きやすい状態に

おなかの張りを伴い、子宮頚管が短くなる(子宮口が開いてくる)状態が切迫早産。子宮頚管無力症のように、張りなどの自覚症状がないまま子宮口が突然開いてしまう病気もあるので、健診でのチェックが大切に。

【主な原因】感染症や多胎妊娠のほか、ママの動きすぎも原因に

最も多いのは子宮頚管(子宮の入り口)の感染症で、子宮に入り込んだ細菌が、子宮収縮や破水の原因に。ほかに、子宮頚管無力症、子宮の病気(筋腫や腺筋症)、多胎妊娠、ママの無理な生活なども。

【治療法】張り止めの薬と安静が主な治療です

大切なのは、安静に過ごすこと。安静の度合いは症状に応じて異なるため、きちんと確認しましょう。張りがあるときは子宮収縮抑制剤(張り止め)も投与します。感染症の場合、抗生物質の投与や膣内洗浄などの治療も。

なぜ、早産を防ぎたいの?

赤ちゃんにかかる負担が大きくなるから

36週未満で早産になった場合、赤ちゃんの体の機能が完成する前に生まれてくることに。27週未満で生まれた場合、脳障害や運動障害、未熟児網膜症などの合併症や後遺症が残らずに育っていく子は全体の3分の1といわれます。医療技術の進歩に伴い、34週以降ではほとんど問題なく成長していくようになりましたが、37週未満の赤ちゃんにとっては、ママのお腹のなかがいちばんよい環境。できるだけ胎内で育てることができるよう、安静を守りましょう。

先輩ママに聞きました! 治療中の困りごとやつらかったことは?

・安静にと言われても家事をしないわけにいかず、でもすぐおなかが張るし、半べそ状態でした。(Nさん)
・仕事をしていたので会社に迷惑をかけたこと。マイナス思考になってしまい、夜になると泣いていました。(Mさん)
・外出できないこともつらいし、動いてはいけないということが思った以上に大変。(Tさん)
・寝てばかりいたので腰痛が悪化。(Tさん)

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お話/賛育会病院 産婦人科部長 山田美恵先生
 順天堂大学医学部卒業。同大学附属順天堂医院産婦人科をへて、2006年より現職。専門は周産期。妊婦さんたちの健やかなマタニティライフをサポートしている先生です。
出典:FirstPre-mo2016春夏号
 ※情報は掲載時のものです。

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