妊娠中の鉄分が多い食材の食べすぎは大丈夫? 人工甘味料が赤ちゃんに与える影響は?

コラム
公開日:2016/05/23
妊娠中の鉄分が多い食材の食べすぎは大丈夫? 人工甘味料が赤ちゃんに与える影響は?

妊娠中は体にいいものを食べたいし、口から入ったものの赤ちゃんへの影響も気になるところ。今回は、そんな食べ物にまつわる2つのお悩みをドクターが解決します!

Q.鉄分補給のためにレバーやプルーンを食べています。食べすぎはよくない?

mak2016052301

鉄分をとろうと思い、レバーやプルーンをせっせと食べていましたが、レバーやプルーンにはビタミンAもたくさん含まれていて、ビタミンAのとりすぎはよくないと聞きました。鉄分は何で補うのがいいのでしょうか?(25歳・妊娠4カ月)

A.貧血チェックがあるかどうかをチェックしてから、鉄分補給を考えましょう
妊娠中は生理的に体内血液量がふえるので、その分血液が薄くなり、誰でも貧血ぎみになるものです。初期で行う検査のなかに貧血検査も入っているので、まずその検査で貧血があるかどうかを確認してください。貧血がなければ、とくにレバーやプルーンなどの鉄分を多く含む食材を意識的にたくさんとる必要はありませんが、いろいろな食材から、バランスよく栄養をとるようにしましょう。
ただ、検査で貧血があるとわかった場合は、いくら食べても食べすぎ……ということはないので、レバーやプルーンをある程度食べてもかまいません。貧血がひどい場合は鉄剤が処方されるので、それをきちんと飲むなど、かかりつけ医の指示に従いましょう。

Q.体重をふやしたくないので、砂糖ではなく人工甘味料を使いたいのですが……

食品の安全が気になります。添加物や着色料は、おなかの赤ちゃんにどのくらい影響するでしょうか? 体重をふやしたくないので、砂糖ではなく人工甘味料を使いたいのですが、大丈夫でしょうか。(33才・妊娠3カ月)

A.甘味料は発がん性の心配が。安全を第一に考えて、砂糖を少量使いましょう
mak2016052302

輸入した食材や食品の安全性については断言できませんが、基本的に国産の食品や飲料は安全だと思ってよいでしょう。保存料や着色料などの食品添加物をいっさいとらないという食生活はなかなかむずかしいでしょうし、同じ食品を食べ続けたりしなければ、おなかの赤ちゃんへの影響もまずありません。
ご質問の人工甘味料ですが、胎児への影響はないと思います。でも発がん性の心配があり、絶対に安全とは言い切れません。「体重をふやしたくないから人工甘味料」という考え方をやめて、砂糖を使ってください。そして体重が気になるのであれば、使う砂糖の量を控えめにしましょう。

発売中のFirstPre-moには、妊娠初期の気がかりを解決する情報が満載!
hyoushi_first

buy-button-amazon

お話/みえこ女性クリニック院長 佐藤美枝子先生
1976年明治薬科大学卒業(薬剤師免許取得)。83年東京女子医科大学卒業。同大学産婦人科入局。東峯婦人クリニック勤務をへて、2004年婦人科・産科・内科診療を行う、みえこ女性クリニック開設。同クリニックではケミカルピーリング・アロママッサージ・リフレクソロジーなども行っている。
出典:FirstPre-mo2016春夏号
※情報は掲載時のものです。

あなたにおすすめ

注目コラム