切迫流産ってどんなトラブル? 先輩ママが診断前に感じていた自覚症状とは

コラム
公開日:2016/05/18
更新日:2016/08/24
切迫流産ってどんなトラブル? 先輩ママが診断前に感じていた自覚症状とは

切迫流産・早産というトラブルを知っている人は多いものの、「実際にどういうトラブルなのかわからない」という声も……。切迫流産と診断されても、そのまま流産してしまうとは限りません。「流産」と「切迫流産」とは違うものだということを、きちんと知っておきましょう。

切迫流産ってどんなトラブル?

【時期と兆候】妊娠22週未満に出血や下腹部痛が
生理2日目ぐらいの出血がある、出血が続く、強い下腹部痛がある場合などは受診しましょう。子宮筋腫や子宮腺筋症など、もともと子宮に病気のある人は、切迫流産になりやすいことも。

【症状】すぐ流産につながるわけではありません
妊娠している状態で、出血や下腹部痛などの症状が見られた場合、「切迫流産」と診断されます。ただし、医師の指示を守ることで、無事に妊娠が継続されることも多くあるので、心配しすぎないで。

【主な原因】まだわかっていませんが、初期流産は胎児の原因が多い
切迫流産の原因はわかっていませんが初期流産の半数以上は、胎児側の原因によるといわれます。後期流産は、母体側の原因が多く、治療により避けられることも。

【治療法】12週未満の場合は、経過を見守るだけのことも
張り止めなどの薬が処方されることもありますが、12週未満では経過を見守るしかないこともあり、処方しない病院も。感染症やママの病気が原因の場合は、抗生物質など必要な薬が処方されます。

流産の主な原因

●初期流産(妊娠12週未満)
・受精卵の染色体異常
・母体側の原因
・原因不明
半数以上は胎児側の要因によるため、予防はむずかしく、安静や薬服用などでも症状を抑えられないケースも。初期流産の場合、ママの行動とは関係なく起こるものがほとんどといえるでしょう。

●後期流産(妊娠12~22週未満)
・夫婦間もしくはママの免疫異常
・ママの持病
・感染症
・子宮の異常(筋腫、腫瘍など)
免疫異常や持病、感染症などは治療を行うことで流産を防げることも。子宮にトラブルがある場合も、超音波検査などでこまめに経過を観察していきます。

先輩ママに聞きました! 診断前、どんな自覚症状があった?

【切迫流産の人】
・強い筋肉痛のようなズキズキするおなかの痛みで、前かがみにならないと歩けないほど。(Mさん)
・下着につく程度の少量の出血が1回だけあって、子宮がキューッとなるような違和感がありました。(Rさん)
・生理痛のような下腹部痛。(Nさん)
・おなかの下のほうがシクシクする痛みが少しずつ強くなったような……。(Mさん)
・生理の始まりみたいな出血があったのでビックリしました。(Mさん)

【切迫早産の人】
・歩くのがつらいぐらいのおなかの張りが頻繁にありました。(Nさん)
・おなかの張りと、チクチクするような痛みが少し。(Mさん)
・常におなかが苦しい感じがありました。(Mさん)
・急に、動けないほどのキュ~ッとしたおなかの痛みがきました。(Tさん)
・おなかがグ~ッとかたくなるような張りがしょっちゅうあって、気にしていたら出血も。量は生理の始まりぐらいでそんなに多くありませんでした。(Kさん)

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お話/賛育会病院 産婦人科部長 山田美恵先生
順天堂大学医学部卒業。同大学附属順天堂医院産婦人科をへて、2006年より現職。専門は周産期。妊婦さんたちの健やかなマタニティライフをサポートしている先生です。
出典:FirstPre-mo2016春夏号
※情報は掲載時のものです。

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