子連れで帰省のときの困った!を解決するあの手この手!

 専門家監修
公開日:2019/11/13
子連れで帰省のときの困った!を解決するあの手この手!
監修
植松紀子先生
臨床心理士・日本大学講師

「大声を出したらどうしよう」「じっと椅子に座っていられるか心配」などなど、帰省や旅行で子供と公共の乗り物に乗るときの心配事はたくさん。子連れでのお出かけをスムーズにするための対策を、専門家にうかがいました。

2~3歳児との帰省あるある蹴る! 走る! 大声で指差し! 席に座っていられない問題

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(O・Rさん/男の子3歳1ヶ月の場合)

予防策ふだんから家庭でもルールづくりを

家庭はいちばん小さな社会です。日ごろから「電話をしているときには静かにね」「あいさつしようね」などの会話があり、守ると「できたね。ありがとう」と言われている子は、公共マナーもよく守る傾向が。

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グッズ準備はぬかりなく。乗る前には約束も

【対処法その1】静かに遊べるおもちゃや絵本の用意を
グッズの準備は必須ですが、与えられるだけでなく、「日ごろ忙しいママやパパが、電車の中ではたっぷり遊んでくれる」と感じることで、ガマンしやすくなります。静かにできる遊びをいろいろ考えるのも、楽しいですよ。

【対処その2】乗る前に約束し、できたら「ありがとう」
「歌を歌わない」「声を小さくする」などの約束は、乗る直前にも忘れずに。社内でもこまめに「静かにしてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えていると、飽きてきても「もう少しがんばろう」と思えるものです。

先輩ママはこうした! 公共の場での乗り切りテクニック

絵本、おやつ、お昼寝。新幹線は昼時がおすすめ!
新幹線に乗るときは、絵本とおやつは必携。子どもが好きなキャラクターの小さな絵本が役立ちました。飽きてきたらおやつ。外の風景を見せるのも気が紛れるみたい。新幹線は13時か14時発にすると、ちょうどお昼寝に重なり、寝てくれるのでラクチンです。(子供8歳&3歳)

グズグズ予防には必殺の手遊び歌と手拍子で!
乗り物や病院の待合室でおとなしくさせるには、手遊び歌が便利。道具がなくてもすぐ気分転換できるので、上の子が幼稚園で覚えてきた手遊び歌を私も覚えて、下の子に使っています。何も思いつかなければ、歌いながら手拍子するだけでもなんとかなります!(子供7歳&4歳&2歳)

スマホやタブレットを見せて乗り切るのはダメ?

好きなコンテンツを見せられれば、子供は一時的におとなしくなるでしょう。でも何十分も見せられれば、目も心も疲弊し、余計に興奮するかもしれません。子供の気持ちが安定するのは、ママやパパにかまってもらっているときです。ときにはスマホに頼ることもあるでしょうが、できる限り短時間にとどめてください。

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帰省は大人の都合。まず子供にお願いを

子連れでの帰省は、本当に大変です。2~3歳の子の自制心は長続きしませんから、騒ぐことを前提にして準備を。指定券をとるときは、なるべく車両先頭の席を選びましょう。デッキに出やすく、前の席をける心配もありません。気分転換用のおもちゃや絵本は、豊富に用意します。

その一方で、こうした機会に社会のルールも教えたいものです。3歳前後になっていれば、少しずつでも理解できます。

電車に乗る前に、「おばあちゃんちに行くのに、電車に乗るよ。大きな声を出したり歌ったりしないでくれるかな?」とお願いしてください。電車に長時間乗るのは子供が望んだことではなく、大人の都合です。「ちゃんとしなさい」ではなく、「お願いする」スタンスで。一人の人間として、尊重してください。

ただこうした「お願い」は、それまで家庭内にルールがなく、好き放題にさせているとうまくいきません。家庭でも、誰かを思いやって自制する体験を、少しずつでも積ませましょう。

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子供を連れての長時間の移動は、ママやパパにとっても大変なこと。親子ともに少しでも気分よく過ごせるためのポイントは、移動の時間帯や、遊び方の工夫にあるよう。スマホやタブレットだけに頼らないプランを、ぜひ今のうちから考えてみてくださいね。

イラスト/あらいぴろよ 取材・文/神 素子

※この記事は『イヤイヤ期Baby-mo』より加筆・再編集したものです。

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監修
植松紀子先生
臨床心理士・日本大学講師
武蔵野赤十字病院、こどもの城小児保育部などを経て、「植松メンタルヘルス・ルーム」を主宰。2人の子を育てながら、約45年にわたって子育て相談をしてきた経験がベースのアドバイスに定評がある。

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