指しゃぶり、おっぱいをさわる、叫ぶ…子どもの困ったクセ、ママはどうすればいい?

コラム
公開日:2016/03/06
更新日:2016/08/25
指しゃぶり、おっぱいをさわる、叫ぶ…子どもの困ったクセ、ママはどうすればいい?

3才までの子どもをもつママ100人に「子どもに困ったクセや行動はありますか?」と聞いたところ、約80%のママがあります!と答えました。「やめさせたい」と思っても、無理強いするのはいやだし、してもやめない、というのが悩みどころ。脳科学者の先生にお話を聞いてみました。

ほとんどは「安心」するための行動。ある程度はやらせておいて大丈夫!

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指をしゃぶったり、特定のものやママの体をさわったりする子どものクセは、眠りにつくときや不安になった時にすることが多いですね。ほとんどは、こども自身が自分を安心させるためにしているので、無理にやめさせなくても大丈夫です。「そうすると安心なのね」と言って、否定しないことが大切。もし、ママがいやだな、恥ずかしいなと思うことなら、「やめなさい!」とこわい顔をするよりも、子どもが安心する必殺技、スキンシップを多めにするように、ママが努力したほうが絶対に効果的です。安心する目的が達せられると、だんだんにクセや困った行動は減ります。そしていつか、自分でもっと安心できる方法を見つけたり、自信がつくことが増えたら、成長とともに自然とやめるでしょう。

命にかかわることだけは早めにやめさせる

とはいえ、危険なことだけは別です。「危ない」ということは繰り返し伝えましょう。なぜ危ないのか、これをするとどうなるのか、言葉と文章で伝えることが大事です。「ハサミをさわると指が切れてとても痛いからさわらないでね」と理由を必ず話します。まだおしゃれべりできない赤ちゃんに対しても同じです。ママの声のトーンや表情から伝わり、だんだんに言葉も理解していきます。「何度言ってもわからない…」という場合はある程度危ない思いをさせてみても。たとえば、一人でどこかに歩いて行きたがるなら、少し放置して、本人が不安でママを探すまで隠れてついていったり、ケガをするギリギリまでやらせてみたりといった方法です。ただ、1回言っただけでわかるようになる子どもはほとんどいません。くり返し言い聞かせながら、その子がすることを信じて、わかるようになるまで見守りましょう。

困ったことは「そうなんだ」と冷静な顔で受け止める

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子どもがする困ったことの中には、「自分を見て欲しい、認めてほしい」という思いからしていることが多くあります。鼻をほじっていると大人が大騒ぎしてやめさせようとする姿を見て喜んでいるかもしれません。おかしい行動をしているときには、その子のことをよく見てあげること、そして心のなかでは大声を上げてもいいので、表面的には冷静な態度で、「そうなんだね、それがいいんだね」と、受け止める姿勢を見せます。やがて、これでは気を引くことができないと気づいてやめるでしょう。「これではどうもうまくいかない」「こうすればいいんだ」とわかることが増えると、やがて困ったクセや行動からも卒業していきますよ。

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お話/小児科医・脳科学者 成田奈緒子先生  文教大学教育学部特別支援教育専修教授。子育て科学アクシス代表。子どもの生活リズム確立のための社会活動を多く行っている。著者に「早起きリズムで脳を育てる」(芽ばえ社)など。
出典:イヤイヤ期Baby-moより ※情報は掲載時のものになります。

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