妊娠中に気をつけたい! 妊娠高血圧症候群ってどんな病気?

コラム
公開日:2015/12/30
妊娠中に気をつけたい! 妊娠高血圧症候群ってどんな病気?

妊娠高血圧症候群は、妊娠が原因で起こる高血圧。だれでもなる可能性があり、なってしまうとお産が終わるまで治りません。重症化すると母子の命にかかわることも。しっかり予防したいですね。

妊娠高血圧症候群になるとどうなる?

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■妊娠高血圧症候群ってどんなトラブル?

妊娠したことが原因でなる高血圧で、妊娠20週以降にはじめて高血圧の症状が出ることをこう呼びます。上の血圧が140以上、下の血圧が90以上が、診断の目安です。上が160以上、下が110以上は入院が基本です。

■妊娠高血圧症候群になるとどうなる?

軽症だと自覚症状がないことも。頭痛、めまいなどの症状が出たときはかなり重症になっている場合があります。酸素や栄養が十分に届かず、胎児の発育に影響が出る可能性も。

■妊娠高血圧症候群になったらどうすればいいの?

一度妊娠高血圧症候群を発症すると、出産するまで治りません。血圧が上がらないように日常生活を管理し、できるだけ長く赤ちゃんをおなかで育てるようにします。減塩&低カロリーの食事療法がポイントに。

妊娠高血圧症候群になりやすいのはどんな人?

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■初産

妊娠高血圧症候群になるのは経産婦2%に対して初産婦は3.2%。また、初産でなった人は2回目以降もリスクが高まります。

■双子を妊娠している

多胎妊娠は母体への負担が大きく、妊娠高血圧症候群のリスクも高まります。ママ自身が早産や低体重で生まれた場合はハイリスク。

【ママのリアルVOICE】

・ベビーは双子。血圧がぐんぐん高くなりました。8カ月のときに入院&絶対安静。なんとか臨月までもたせて、帝王切開しました。

■35才以上または20才未満

高齢や若年での妊娠は、妊娠高血圧症候群になりやすいというデータが。年齢は変えようがないので、食事や生活習慣に注意。

■持病がある

甲状腺のトラブル、慢性腎炎などの腎臓病、糖尿病などがある人は要注意。妊娠で体に負担がかかり、高血圧になりやすくなります。

■太っている

体重が多いほうがなりやすい傾向。もともと太り気味の人は、体重が増えすぎないように日常生活や食事に気を配りましょう。

■もともと血圧が高い

正常範囲でも、もともと高めの人(上の血圧が130~139ぐらい)は、妊娠高血圧症候群になるリスクが高まるとされています。

【ママのリアルVOICE】

・高血圧の傾向があり、先生からは「毎日計測して、上が150を超えたらすぐに連絡しなさい」と。ある日そのラインを超え、即入院に。

・仕事が忙しくて、いつも睡眠不足。無理を重ねていたら妊娠高血圧症候群と診断されてしまいました。赤ちゃんに悪かったと反省。

妊娠高血圧症候群の人がやっていいこと・悪いこと

■マッサージ…◯

自宅で足や肩を軽くもんでもらう程度なら、問題ありません。足元を冷やさないように注意。わざわざマッサージに出かけるのはやめましょう。

■旅行…×

軽症なら散歩程度はOKとされることもありますが、外出先で何が起こるか分からないので遠出はダメ。重症になると入院中の散歩も制限されます。

■入浴…△

入浴中は血圧が下がりますが、入浴後に体が冷えると上がるので注意して。温泉も1日2回ぐらいはOKですが、温泉に入るために遠出をするのは×。

■仕事…△

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軽症なら時間差通勤する、就業時間を短縮するなど、疲労が少なくなる工夫で乗り切りましょう。重症の場合は入院となることが多く、仕事をお休みすることになります。

■運動…△

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運動療法は効果がある、ともいわれますが、どの程度の運動ならいいのかは一概に言えません。主治医と相談を。重症の場合はNGです。

安産プレモ

出典/安産Pre-mo ※情報は掲載時のものです
撮影協力/AWABEES

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