0才ベビーの言葉の発達は、こんな語りかけがコツ!

コラム
公開日:2015/03/07
更新日:2019/02/21
0才ベビーの言葉の発達は、こんな語りかけがコツ!

「オギャーオギャー」と泣いてばかりだった赤ちゃんが、大人顔負けのおしゃべりさんに成長するまでたった3年くらい。赤ちゃんはすごい勢いで言葉を学んでいきます。
「早く赤ちゃんとおしゃべりしたい!」と思うママ、あせらないあせらない。毎日赤ちゃんに語りかけるその言葉こそが大切なのです。

0〜11カ月は、ママの言葉のシャワーをたっぷりと

パパママの語りかけが言葉を育てる・イメージ

会話にならなくてもOK! パパママの語りかけが言葉を育てる

赤ちゃんに初めて意味のある言葉がでるのは、だいたい生後12〜16カ月ごろ。泣くだけだった新生児期から始まって、生後2カ月ごろから「ウックー」「アックー」などのクーイング(発声の練習)を始め、生後6カ月ごろからは「ばーばー」「ぱっぱっぱ」などの喃語と呼ばれる「音」だけの言葉を言う段階へ進みます。

毎日の言葉がけが言葉の芽になっています

この時期、まだ赤ちゃんは大人の言葉の意味を理解していません。でも、大人の言葉を聞きながら自分の発音を調整していると考えられています。そして生後9〜11カ月くらいになると、いくつかの「意味ある単語」を理解できるようになります。

0才の赤ちゃんは、言葉になる前の「言葉の芽」を育てています。その栄養になるのは、ママやパパが語りかける毎日の言葉。愛情たっぷりなおしゃべりのシャワーなのです。

■コツ1 赤ちゃんの気持ちと状況の実況中継

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おしゃべりのネタが見つからないときには、今やっていることの実況中継がおすすめ。「お茶を飲みます。ゴクゴク、おいしいですね」「お茶はパパも好きよね」など、さまざまな情報を織り交ぜて話すのがコツです。

■コツ2 クーイングおしゃべりにチャレンジ!

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生後2カ月ごろから出てくる「あー」「くー」などのクーイング。「なにかなー。ごきげんさんかなー?」と赤ちゃんの気持ちを言葉にしたり、ママもクーイングのまねをしてみたり。きっと楽しいおしゃべりタイムになりますよ。

■コツ3 “オノマトペ”をたくさん使おう

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“オノマトペ”とは、擬音語、擬態語のこと。「ボールが転がってる」というよりも「ボールコロコロ」と言ったほうが音の響きと意味がリンクしているので、赤ちゃんには伝わりやすいです。「パンパン」「ポンポン」などのくり返しのリズムも大好きです。

■コツ4 見えたものについて話してみる

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お散歩のときなどは、目にしたものをどんどん言葉にしてあげましょう。「電車が走っているね」「ワンワンいたね」など、赤ちゃんの目線をたどって、その先にあるものの名前を言ってあげるといいですね。

■コツ5 絵本をたくさん読んであげよう

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まだストーリーはわかりませんが、ママの声と絵本のカラフルな色を見るのは楽しいものです。0才用の絵本には、身近な言葉や「オノマトペ」を使ったものが多いので、語りかけのツールにしてみるといいでしょう。

Q&A

Q.テレビを見せて言葉の習得につながる?

A.テレビで流れる映像から言葉を正確に覚えるのは3才以降です。赤ちゃん期は、大人が指をさしたり手に持ったりして言葉が意味する物を強調してあげる必要があります。ママがいっしょにテレビを見て、「これは○○」と話しかければ、テレビもいい「教材」になるかもしれません。

Q.英語が得意な子にするには、今のうちに英語で話しかけるべき?

A.幼稚園や小学校の年齢で学び始めても、ネイティブに近い英語力が身につくと科学的にわかっています。ですので、赤ちゃん時代から無理に学ぶ必要はそれほどないと思います。バイリンガルの家庭でない限り、まずは日本語をしっかり学び、将来の英語学習の基礎作りをしては?

みんなのおしゃべりタイム公開

第4子の今は抵抗なく赤ちゃんと話してます

「うんち出たねー。キレイキレイしようね」「おなかすいたね」など必ず話しかけてます。上の子たちのときに違和感があったのがウソみたい。
【Yくん(4ヶ月)のママ】

見たものふれたものをそのまま言葉に

「小さい赤いお花、きれいね」「緑の葉っぱ、ちくちくするね」など具体的に話します。何かする前には「くつをはこうね」などと伝えます。
【Yちゃん(11ヶ月)のママ】

小林哲生博士・写真

監修/小林哲生博士
 NTTコミュニケーション科学基礎研究所研究員。専門は乳幼児心理学。NHK教育テレビ「いないいないばあっ!」の監修も担当。著書に『0〜3さい はじめての「ことば」』(小学館)。京都大学で講師もつとめる。3才の男の子のパパ。
 出典:Baby-mo(ベビモ)
 ※情報は掲載時のものです

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