お産直前でもまだ間に合う!安産するには「お産イメトレ」が大事 ~鮫島先生アドバイス【妊娠39週】

お産直前でもまだ間に合う!安産するには「お産イメトレ」が大事 ~鮫島先生アドバイス【妊娠39週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

お産が近づいてくると、不安になることもあると思いますが、直前でもまだまだできることがあります!「お産イメトレ」、ぜひやっておきましょう!


60秒間隔で呼吸を整え、またいきむ練習

出産の日が近づいたら、分娩の予習をしましょう。とくにやってほしいのは、分娩第二期にあたる「娩出期」のいきみの練習です。

子宮口が全開大(10㎝)になって分娩室に移動したら、いよいよ出産です。この時期の陣痛は約1分間隔。陣痛が60秒続いたら、60秒間おさまる、という繰り返しです。

陣痛の60秒間は、助産師さんの誘導に合わせていきみます。陣痛の強さを利用していきみ、赤ちゃんを押しだすのです。陣痛がおさまったら力を抜き、赤ちゃんに酸素を送るよう気持ちで呼吸します。

ただし、休憩時間は60秒だけですから「あー、つらかった~、ハアハア」なんて休んでいては、次の陣痛に乗り遅れます。この時間は呼吸を整えて、陣痛を迎え撃つためにあるのです。

子どもを腕に抱くゴールをイメージで描いて

では、実践です。タイマーを用意して60秒測りながら、いきむ練習をしてみてください。60秒が意外に長いことに驚くと思います。そして次の60秒は呼吸を整えて次の陣痛に備えるのです。同時に、赤ちゃんがまわりながら降りてくるイメージを浮かべましょう。

スポーツでもイメージトレーニングを重視している競技はとても多く、試合の直前には実際の練習量を減らしてイメージトレーニングを増やすと聞きます。そして本番でそのイメージ通りにできたとき、大きな達成感を得られるそうです。

お産が初体験という人にとっては、イメージするのはなかなか難しいかもしれませんね。でも、あなたの体の中をまわりながらゆっくりおりてくる赤ちゃんと、最終的にその子を腕に抱くゴールを描いてイメージトレーニングを続けてください。

スポーツの世界では「絶対にやれる!」と思って試合に臨む人が勝利を手にします。みなさんも「絶対に赤ちゃんをこの手に抱く!」と決意して、分娩に臨んでください。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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