お産のイメージはクラゲ!?  安産に必要なのは「ゆるむ力」~鮫島先生アドバイス【妊娠36週】

お産のイメージはクラゲ!? 安産に必要なのは「ゆるむ力」~鮫島先生アドバイス【妊娠36週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

できることなら、痛みをなるべくやり過ごし、スムーズに安産したいですよね。お産は「体力勝負」と言われますが、実は他にも大切なポイントがあります。それは……


必要なのは、体力より「ゆるむ」こと

「先生! 私、切迫早産で入院しててほとんど運動していないんです。出産する体力がなくて心配です」

そんな相談を受けることがあります。確かに体力はあったほうがいいのでしょうけれど、お産のときに本当に大事なのは、むしろ「ゆるむ」ということです。

力を入れるのは最後の最後だけ

出産が近づくと赤ちゃんは、少しずつお母さんの体の中で下におりてきます。陣痛が始まると、誰に教わったわけでもないのに、頭や体の向きを少しずつ変えつつ、下へ下へと回りながら産道を通ってくるのです。

このとき邪魔になるのが、ママの骨と筋肉です。陣痛がきてお母さんがグーッと体に力を入れてしまうと、骨や筋肉がこわばって、赤ちゃんの通り道を硬くします。力を入れるのは最後の最後、「いきんで」と言われてからです。

クラゲの気分で!

そのときまでは、全身の力を抜いてゆっくり呼吸するのです。クラゲが潮の流れに漂うように、陣痛という大きな波の中でふわふわ漂ってください。

出産について「心配です」と話していた妊婦さんは出産後、「先生、クラゲをイメージしながら出産したら、大丈夫でした!」と報告してくれました。つらいときのキーワードは「わたしはクラゲ」かもしれません。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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