自分が子どもの時の母子手帳を見たことありますか?~鮫島先生アドバイス【妊娠28週】

自分が子どもの時の母子手帳を見たことありますか?~鮫島先生アドバイス【妊娠28週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

今、赤ちゃんのためにいつも持ち歩いている母子手帳。かつては、お母さんがあなたのために持ち歩いてくれていたんです。ときには、自分が、かつておなかの中にいた日々に思いをはせてみるのはいかがででしょう。


自分の母子手帳を見せてもらって

もしも機会があれば、あなた自身の母子手帳をご両親に見せてもらってください。

現在の母子手帳とはちがうかもしれませんが、妊娠がわかった日、何度も健診に通った記録、少しずつ成長する胎児期の私の記録がそこにあり、「お母さん」だった人が「仲間」のように感じられるかもしれません。

「妊娠して、初めて自分の親の気持ちがわかるようになった」という人は少なくありません。若い頃の両親が、あなたたち夫婦と同じようにおなかの中のあなたにささやきかけ、生まれる日を待ち望み、苦しい陣痛を乗り越えてあなたを産んでくれたのです。愛されて生まれてきたのだと、きっと実感できると思います。

自分の親との話し合いのきっかけにも

もしもご自身の親との関係の中に、割り切れないもの、不安の種などがあるのであれば、話し合う時間をもつのもいいかもしれません。「子どもの頃、こんなふうに言われて傷ついていたんだよ」「お母さんは大好きだけど、こういう関わり方はやめてほしいんだ」など、時間をかけてゆっくり話してみてはいかがでしょう。

おなかの中で成長している新しい命は、家族そのものを変えていく力になる存在です。ご自身が育った家族の関係と向き合うには、いまがいちばんのチャンスなのかもしれません。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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