「立ち会い出産」しない夫は愛情が薄い? ~鮫島先生アドバイス【妊娠27週】

「立ち会い出産」しない夫は愛情が薄い? ~鮫島先生アドバイス【妊娠27週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

今やごく「当たり前」のようになってきた夫の立会い出産。しない夫はダメなの?迷っているご夫婦へ、「立会い」のこと、お産への「こだわり」のこと。産婦人科医・鮫島先生からアドバイスです。


お産の「こだわり」の背景を産院に伝える

出産のときにどんな医療的な処置を望むか、あるいはどんな環境での出産を希望するかなどを、妊婦さんが紙に書いて提出するのが「バースプラン」です。

会陰切開や、剃毛、浣腸、陣痛促進剤の使用、立ち合い出産の希望などのほかに、陣痛の間の過ごし方などについても要望を受け入れている産院もあります。

女性にとって妊娠出産は、長い人生の中でそう何度も体験することのない貴重な出来事です。「私はこんなお産がしたい」という思いが強くなるのも当然です。でも、その希望が産院やそのスタッフの考え方と折り合わないこともあります。そのときどこまで歩み寄れるか、どこなら妥協できるのかを冷静に考えてみてください。

「こだわり」の背景には、必ずそう思うだけの理由があり、それはその人の人生にかかわることだと思うのです。それを産院に伝え、どこまで協力してもらえるか相談することが必要です。

嫌だと思うなら、立ち合い出産は避けたほうがいい

逆に、「これは絶対したほうがいい」と言われていることでも、本人がイヤだと思えばしなくていいと私は思っています。たとえば「夫の立ち合い出産」です。

最近はごく自然に立ち合い出産を希望する夫婦が増えていますし、それはとてもいいことだと思います。でも、なかには「立ち合う自信がない」という夫がいたり、「医療関係者以外にはいてほしくない」という妻がいたりします。

その理由はわかりませんが、立ち合い出産を希望しないから夫婦の愛情が薄いということはないと私は思います。周囲が「やったほうがいい」と言ったとしても、自分が嫌だと思うのであれば、それは避けたほうがいいのです。

どんなお産をしたいか。その答えを通して、自分という人間の姿が見えてくるのかもしれません。どうぞそれを大切にしながら、折り合いをつけていってください。


この連載について

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

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