優しい気持ちや思いやりが  いいホルモンを分泌させます ~鮫島先生アドバイス【妊娠26週】

優しい気持ちや思いやりが いいホルモンを分泌させます ~鮫島先生アドバイス【妊娠26週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

体調が安定しているこの時期、少しだけ自分以外の人のことに思いをはせてみませんか? たとえば、自分よりもっとつらい人のことを。


誰かを思いやる気持ちが、自分を幸せにする

私のクリニックには「ミラクルハンズ」というサークルがあるのですが、この名前には「私たちの手で奇跡を起こす」という思いが込められています。

その発端は、東日本大震災でした。震災で大変な被害にあった産院や妊産婦さんたちを応援するために、私のクリニックの妊婦さんやその卒業生のママたちが集まりました。紙おむつやミルク、着替えなどの物資を集め、仕分けし、被災地に送りました。

大きなおなかを抱えながら、休み休み物資の仕分けをする大勢の妊婦さんたち。家庭の事情などで不安を抱えている人もいましたが、みんな一様にいい表情をしていました。

親がお手本を見せれば、思いやりの心が育つ

おなかの赤ちゃんに「思いやりのある優しい子に育ってほしい」と思わない人はいないでしょう。でも、そういう子に育てるにはどうすればいいのかわかりますか?

子どもに「思いやりをもちなさい!」といくら話しても、思いやりのある子にはなりません。お母さんやお父さん、身近な人が誰かを思いやる姿を見て育つこと以外に教える方法はないのです。

妊娠中の女性たちは、まだ見ぬ「わが子」という他者に思いをはせています。その思いやりの力を、ほかの誰かにも注いでみましょう。

できることだけでかまいません。自分に何かできるか考えて、小さくても実行してみるのです。その思いやりが、いいホルモンを分泌させます。おなかの子にもきっといい影響を与えると思いますよ。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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