安定期に入っても旅行は避けて~鮫島先生アドバイス【妊娠19週】

安定期に入っても旅行は避けて~鮫島先生アドバイス【妊娠19週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

妊娠中の思い出を残したい!産後はできなくなることをなるべくやっておきたい!そう思う気持ちはわかりますが、やはり無理は肝心。旅行とお出かけについて、産婦人科医、鮫島先生からのアドバイスです。


安定期に入っても旅行はできるだけ避けましょう

「先生、安定期になったから海外旅行に行ってもいいですか?」

そんなふうに聞かれることが増えました。先日は「海外でヨットに乗りたいんです。医者の承諾書があれば乗っていいと言われました」と言われて、仰天しました。もちろん私は承諾していません。

結婚より妊娠が先で、「どうしても新婚旅行に行きたい」という人もいるかもしれません。子どもが生まれたらしばらく海外旅行も難しいでしょう。気持ちはわかります。

でも、海外でおなかの赤ちゃんに何かあったら、日本の病院のようにはいきません。以前、ハワイで切迫早産になって入院した知り合いがいました。アメリカでは保健がきかないこともあり、退院するまでに数百万円かかったそうです。どんでもない額ですが、お金ですんだことは不幸中の幸いです。もしも赤ちゃんに何かあったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。

無理のない範囲で観光スポットを探す楽しみも

旅行は近場にしませんか? 日帰りできる範囲でも、調べてみるいくつもの観光地や遊び場があるものです。近所の名所ほど「行ったことがない」「知らなかった」という人が多いものです。そのなかには、子どもが喜びそうな遊び場や、ベビーカーを押して行けそうな観光スポットも少なくないでしょう。下見のつもりで出かけてみるのです。

「ゆっくり」「のんびり」「無理のない範囲で」は、妊娠中だけでなく、子どもを育てるときにも大事なキーワード。生活をここで切り替えておきましょう。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

最新の記事

お産直前でもまだ間に合う!安産するには「お産イメトレ」が大事 ~鮫島先生アドバイス【妊娠39週】

お産の日は赤ちゃんが決める!? ~鮫島先生アドバイス【妊娠37週】

お産のイメージはクラゲ!? 安産に必要なのは「ゆるむ力」~鮫島先生アドバイス【妊娠36週】

クリップ

あなたにおすすめ